通信制高校の学費比較ランキング1位~8位

投稿日:2019年8月30日 更新日:

全国各地にキャンパスのある広域通信制高校の学費をまとめてみました。公式サイトに表記の無いところは、資料からチェックしてます。

年4~8日通学のコースで、トータル費用の安い順に紹介しています。

いずれも初年度、1年間で25単位履修する場合の学費です。次年度からは入学金分は安くなります。
※↓からこの記事で紹介している高校の資料を無料で請求できます。

鹿島学園高等学校

  • 自宅学習制:266,000円(入学金5万円含む。年間25単位履修の場合。年8日程度通学)
  • 週5通学コース:526,000円(入学金5万円含む)

3年間トータルの学費で計算すると最安の通信制高校です。(公立は除く)

通学日数は最短の年間4日ではありませんが、鹿島学園高等学校は他校と違い、通信制だけでなく全日制高校も運営しており、信頼感もあります。通信制の学習キャンパスは全国各地にあります。

週5通学のコースも安く、出来るだけ通学しながら、費用を安く抑えたい方向けです。

ID学園高等学校

  • 通信型:270,500円(入学金5万円含む。年間25単位履修の場合。年6日程度通学)
  • 週1通学コース:335,300円(入学金5万円含む)

こちらも通信型の学費は最安クラスです。

近年規模を広げている高校で、様々な生徒に対応しています。わからない教科は小学校の内容までさかのぼれるサポートもあれば、プログラミング教育にも力を入れています。

また、通信型から通学型へのコース変更も毎月可能と柔軟性が高いです。

資料請求(無料)はこちら

N高等学校

  • ネットコース:253,000円(入学金1万円含む。年間25単位履修の場合。年5日間のスクーリング)
  • 週1通学コース:505,000円(入学金11万円含む)
  • 週5通学コースの場合:955,000円(入学金11万円含む)

ネットコースは、在学中に1回以上沖縄本校での宿泊スクーリング(4泊5日)に参加する必要があります。その参加費、交通費、宿泊費は上記に加算していません。入学金が安めのため、3年間トータルの費用で計算すると最安にはなりません。

通学コースは高めですが、プログラミング等の専門コースが充実しています。

特徴として「創造力」を身に付ける事を重視しており、投資部やeスポーツ部等、ネット部活が活発です。

NHK学園高等学校

  • ベーシックコース:317,000円(入学金3万5千円含む。年間25単位履修の場合。学校月に1~2回登校)
  • ネット学習集中コース:367,000円(入学金3万5千円含む。年間4日間のスクーリング)
  • 登校コース:547,000円(入学金3万5千円含む。週3日登校)

ベーシックコースは通学日数の割に安いです。同コースのスクーリングは全国主要都市33会場で実施。不登校経験者も多く通っておられます。パンフレットに付属していた通学体験談は、読んでいて感動しました。

特徴は歴史と実績が強く、設立は1962年、日本で最初の広域通信制高校です。過去7万人の卒業生を出しています。

第一学院高等学院

  • 通信コース:334,820円(入学金1万円含む。年間25単位履修の場合。年1回4日間の集中スクーリング)
  • 週1通学コース:434,820円(入学金1万円含む)
  • 週5通学コース:661,020円(入学金136,000円含む)

学費は平均的です。主要都市を中心に全国48キャンパスを展開しています。「自分を好きになる」ことを重視している通信制高校で、大学進学者数が非常に多いのが特徴です。

飛鳥未来高等学校

  • ベーシックコース:458,000円(入学金1万円含む。年20日程度通学)
  • スタンダードコース:558,000円(入学金1万円含む。週1日通学)
  • 週5通学コース:854,000円(入学金1万円含む。)

いずれも東京池袋校の費用です。

通学を重視しているためか、年4日程度通学のコースはありません。

週5コースの場合、週2日は選択した専門科目(マンガ、ネイル等)の授業になります。専門コースの学費はHPに掲載していない高校が多いのですが、飛鳥未来高等学校は掲載しており、とても潔いと感じました。

KTCおおぞら高等学院

  • 週1通学コース:53万円(入学金5万円含む)
  • 週5通学コース:83万円(入学金5万円含む)

サポート校ですが、上記費用は提携の通信制高校の学費を含んでいます。そのため費用はやや高めです。

担任の先生は「コーチ」と呼ばれており、自分と相性の合いそうなコーチを選べるのが特徴です。サポート校ならではといえます。

ルネサンス高等学校

通信コース:445,000円(入学金5万円含む。年4日通学)

通信コースはスマホ、タブレットを主に使って学習するシステムのためか、通学日数の割に学費はやや高めです。

成人限定のスクーリング、親子で参加できるスクーリングがあるのが特徴です。

就学支援金で記載の金額よりも安くなります

ほとんどの世帯が就学支援金を受ける事ができるため、記載の費用よりも安くなります。年間25単位取得した場合の就学支援金は以下になります。

世帯年収 支援される(安くなる)金額
0~250万円 300,750円
250~350万円 240,600円
350~590万円 180,450円
590~900万円 120,300円

最安は文句なく公立の通信制高校

公立の通信制高校だと、年間の総費用は5万円程度で済みます。週1のスクーリングで非常に安く済ませられますが、サポートが弱く、都市部にしかないというデメリットもあります。

詳細:通信制高校の公立、私立の違いとそれぞれ向いている人

まとめ

学費の相場は

  • 年4~5日スクーリングの場合、約30万円/年
  • 週1通学の場合、約50万円/年

です。

学費も大事な要素ですが、特に不登校経験者の方はどんな先生がサポートしてくれるかも気になる点だと思います。まずは資料請求して各校の感触を確かめてみて下さい。

-お役立ち情報

S