ノーベル賞経済学者が評価。実は「失われていない」日本経済の30年

 

解説

よく一人当たりGDPの国際比較はされています。しかし労働生産人口一人当たりGDPをみるのは、新しい視点のように思います。

「生産年齢人口が減少する中で日本経済はよくやっている」というのがこのノーベル経済学賞受賞者の意見です。労働生産人口の一人当たりの生産性はしっかりと上昇しているというのです。

そして、これから労働生産人口世代が減少する中国は、とても日本のようにうまく対応できないだろうと言っています。

こういった視点の分析、もっとされてよいですね。

さらにポール・クルーグマンは言います。

私が話した多くの人々は、日本社会は多くの部外者が思っているよりもはるかにダイナミックで文化的に創造的だと言う。

 

この国をよく知る経済学者でブロガーのノア・スミスは、東京は新しいパリだと言う。

 

日本人は洗練された都市主義で大成功を収めているのは明らかだ。日本を疲弊し、停滞した社会だと思ったら大間違いだ。

解説

実際、私も海外から帰ってきて成田空港で「おかえりなさい」という看板を見ると、「生きて帰ってきた」とホッとします。日本の都市部の安全性と繁栄は、もっと世界に誇ってよい部分かと思います――(この記事はメルマガ『在米14年&起業家兼大学教授・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』8月13日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はこの機会に初月無料のお試し購読をご登録ください)

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・株式会社ピンポイント・マーケティング・ジャパン 代表取締役社長  ・情報経営イノーベーション専門職大学 客員教授 ・法政大学大学院イノーベーションマネジメント研究科 兼任講師 慶應義塾大学を卒業後、米国バンカーストラスト銀行にて日本企業の海外進出支援業務に従事。カーネギー・メロン大学でMBAを取得後、家業の建築資材会社の販売網を構築するべくアメリカに子会社を設立。2000年、ピンポイント・マーケティング・ジャパンを設立。海外のエージェントとディストリビューターを使った販路網構築・動機づけの専門家として活動を行っている。2015年「中小企業が『海外で製品を売りたい』と思ったら最初に読む本」を、2017年「海外出張/カタログ・ウェブサイト/展示会で 売れる英語」をダイヤモンド社から上梓。

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