子どもに恥じない日本へ、改革を
#改革は経験値
#この国は間違っている
#改革請負人
いま、日本は子どもに誇れる国でしょうか。若者の幸福度は、先進国38カ国中37位。将来への希望が感じられない若者が39.4%。総務官僚として22年間働き、国民の声なき声をくみ取って戦ってきた渡辺やすゆきは、子どもの幸せのための行政を実現するため、立ち上がります
渡辺 やすゆき
子に恥じない日本にする
#渡辺やすゆきの思い
vision
君がため捨つる命は惜しまねど、心にかかる国の行く末
この歌は、坂本龍馬が三岡八郎(後の由利公正)と酒を酌み交わしていた時に詠んだといわれています。三岡は、五箇条の御誓文の原案を書きました。五箇条...
僕も火だるまになるから、君も火だるまになれ
「現代の勝海舟になる」。そう決意しても、具体的にどうすれば良いか分からず悩んでいた頃、八木俊道先生の講義を受講しました。先生は、総務庁の事務次官...
日本人女性が外国に売られていく国にだけは絶対にしない
平成10年に総務庁(現総務省)に入省し、平成13年に、政府派遣で米国コロンビア大学国際公共経営大学院に留学しました。留学中には、同時多発テロが発生しまし...
みんなの幸いのためならば、僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまわない
平成23年3月11日、東日本大震災が発生。居ても立っても居られず、岩手県大槌町にボランティアに行きました。その時に思い出していたのが、宮沢賢治『銀...
難しい問題だから頼んでいるんです
平成24年、那須塩原市副市長として、東日本大震災を契機とする放射性物質の除染対策を検討していました。一番、効果があるのは地表の土を除く表土除去。しか...
この国にいる子ども達、そして日本人を親に持つ子ども達が、両方の親からきちんと愛情を感じて育つ事が出来る仕組み、皆が笑って暮らせる仕組みに
11年前、仕事から家に帰ったら妻(当時)と2歳の娘がいなくなっていました。妻が、娘を連れ去ったのです。その後、10年以上、娘と会えていません。私の娘...
#改革は経験値
innovation
01
公務員制度改革
平成26年に設置された内閣人事局は、平成20年に成立した国家公務員制度改革基本法に基づきます。この法律のドラフトを書いたのが私です。「本当の“民主主義国家”にしよう」というのが、私が公務員制度改革基本法に込めた願いです。自分や子どもたちの未来は、自分たちで決める。公務員制度改革。これにより、政策の作り方が変わりました。ここから「官僚主導」から「政治主導」に変わりました。自分たちが選んだ政治家がこの国の方向を決める。日本は、民主主義国家に変わったのです。(雑誌『時の法令』2008 年1823 号に掲載)
02
大阪府高槻市での目標値設定
高槻市副市長として、市の今後10年間をどうするかの方針・目標を決める「総合基本計画」の改定に携わりました。その際、他の自治体とは全く違う計画を策定しました。まず、「目標が実現した姿」を具体的にイメージできるようにし、健康寿命や救急搬送などについて「目標値」を明確に設定しました。一方で、その目標を達成する手段は敢えて書きませんでした。そうすれば普通なら思いもつかないアイデアが生まれます。10年先の目標を見せることで、市民も、市役所が取り組むビジョンを共有できます。
03
財政改革
那須塩原市では、副市長として財政改革を断行しました。私は、敬愛する二宮金次郎(尊徳)が実践した方法を市長に説明し、賛同頂きました。彼のやり方は「分度推譲」。これに基づき、那須塩原市でも徹底的に無駄な歳出を削減する「分度」と、分度を上回る収入を将来の投資に向ける「推譲」に取り組みました。市役所の光熱費などの諸経費の予算を5割カットなど様々な財政改革を断行しました。結果、財政状況は大幅に健全化しました。(雑誌『地方行政』2016年第10674号に掲載)
04
子育て応援券制度
総務省から大阪府高槻市に出向していた際、当時、二歳の娘を育てていました。子どものいる共働き夫婦やシングルマザーの方など、働きながらの子育ては本当に大変です。この状況を何とかしたい、との思いもあり、市の独自施策として「子育て応援券」を導入(当時西日本初)することを提案しました。子育てサービスに使えるクーポン、数万円分を子育て世代に配布することにしました。子育て応援券により、子育てサービスの需要が生まれます。この「子育て応援券」も日本全国に広がれば良いと思います。
05
東日本大震災での行政相談制度
平成23年3月11日、東日本大震災が起きた時、総務省が所管する行政相談制度の担当をしていた私は、内閣府「阪神・淡路大震災教訓情報資料集」を参考に、対応すべき事項を時期に応じて整理しました。そして、それぞれの段階で生じる行政課題に対応するため、必要な行政情報も整理しました。それを被災地の行政相談員の方々に配布しました。現場の相談員の方からは、非常に助かるとの感謝の言葉を頂きました。(雑誌『会計と監査』2011年5月号に掲載)。
06
通勤・通学者向け「駅前無人図書館」
また高槻市では「駅前無人図書館」を建設しました。ネットで予約した本を翌朝、駅前にある図書館で借ります。そしてそのまま通勤・通学中、電車で本を読むことができます。本を数多く買うお金がない、あるいは忙しくて図書館に行く時間がない人たちが、本を読むことができる。図書館は「無料」なので、経済的に困窮した家庭に生まれても、また失業しても、本を読む機会を奪われません。本を読み、勉強を頑張れば、困窮していても、コネがなくても、親が有力者でなくても、夢を実現することができます。
#プロフィール
profile
渡辺 やすゆき
(わたなべ・やすゆき)
【 略 歴 】
総務省元官僚 / 高槻市元副市長 / 那須塩原市元副市長
1972年11月13日生
1985年
埼玉県蕨市立西小学校卒業
1988年
埼玉県蕨市立第二中学校卒業
1991年
埼玉県立浦和高校卒業
1996年
慶應義塾大学法学部法律学科卒業
1998年
慶應義塾大学大学院法学研究科公法学専攻修了(修士(法学))
1998年
総務庁(現総務省)入省
2003年
米国コロンビア大学大学院修了(修士(国際公共政策学))
2007年
内閣官房行政改革推進室参事官補佐(国家公務員制度改革担当)
2010年
大阪府高槻市副市長・大阪府特別参与
2012年
栃木県那須塩原市副市長
2015年
政策研究大学院大学准教授
2018年
東京オリンピック・パラリンピック競技大会
組織委員会聖火リレー担当部長
【 趣 味 】
旅行、温泉巡り、スキー(1級)、ランニング
【好きな映画】
ブレードランナー
【好きな漫画】
キングダム
【好きな音楽】
銀河鉄道999(ゴダイゴ)
#アクセス
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