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ススキノ遺体損壊事件、再逮捕の親子3人は黙秘 弁護士は母の関わりに着目「共謀と言えるかどうか」

[ 2023年8月14日 16:09 ]

日本テレビ社屋
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 元検事で弁護士の亀井正貴氏が14日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に生出演し、札幌市の繁華街ススキノのホテルで男性(62)の遺体が見つかった事件で、死体損壊容疑などで逮捕された無職田村瑠奈容疑者(29)=同市厚別区=と両親が殺人の疑いで再逮捕されたことについて、自身の見解を語った。

 札幌・中央署捜査本部はこの日、男性を殺害した疑いが強まったとして、瑠奈容疑者と父で精神科医の修容疑者(59)、母の浩子容疑者(60)を再逮捕した。男性は背後から刃物で首付近を刺されたとみられる。死因は出血性ショックで、これが致命傷になったとされる。捜査本部は、男性と一緒にホテルへ入った瑠奈容疑者が、殺害の実行役だったとみて調べている。

 3人は死体損壊容疑などについて黙秘している。亀井氏は、黙秘によって犯行の全貌が見えにくくなると懸念した。「父親と娘については前後の関係で関わり合っているというのが、ビデオ関係で分かってくると思うんですけど、母親についての関わり方は全然分かってませんから、この事件のことを知っただけでは、共謀と言えるかどうか微妙なところ」とし、「3人とも黙秘しているということであれば、母親の処分というのがどうなるのか非常に大きなポイント」と分析した。

 3人そろって黙秘という状況には、「事前に、逮捕される前から何かあったらこうしようという話をしていれば、それはいけます」と話し、「おそらく弁護人が付いていますから、弁護人を介して意思の疎通はできると思います」とも解説した。

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