2023年以降、こうしたフェイクのテクストやそれを音声動画化したメチャクチャが、従来と比較にならないレベルで大量拡散されることが考えられます。
問題は、まだ日本語をきちんと身に着けていない子供たちが、こうしたものに慣れ、彼ら彼女らの日本語から「言語が壊れていく」ことです。
日本語の破壊、社会の知的劣化を強く警戒します。
もっと強調すべきことは、こうした壊れた日本語音声を平気で放置する広告主がどういう会社か、ということでしょう。
自社のブランドに少しでもプライドがあれば、こんな投げ売り、汚水の垂れ流しにも等しいゴミCMは流さない。
これはテレビ時代、CM広告主である各社の広報・宣伝課長さんたちが神経を擦り減らすのを横目で見て痛感させられたものです。
現在でも、例えばCM器用しているタレントに問題が発生したら、サッと外してしまいますね。
そういう羞恥心がない。そういうカネ主がクズ広告を打っている。こうした事態を冷静に直視する必要があります。
良心的な企業も、そうした連中と同様のメディアに似たような広告を打っていれば、消費者の受け止め方は同じレベルに落ち込んでしまうリスクもある。
よくよく用心されるべきかと思います。
何かと不安で、ネット広告を打っておいた方がよいのでは・・・式の宣伝予算の消費は、およそお勧めではありません。
ともあれ「内容が信用できない」「規制がない無法地帯」そしてそもそも「日本語からして壊れたまま垂れ流されるゴミ情報」三拍子揃って、ネット動画広告に良いところは見出せません。
今後、「生成AI」の垂れ流す莫大なカス情報のため、こうした告知は急激なインフレーションと、そこそこの規模での破綻を見せる可能性があるでしょう。
関連しうるご各位には、注意深く対処、判断されることを、強くお勧めしたいと思います。