黒後愛選手はデビュー前、デビュー戦、そして全日本デビューなど、その殆どを見ることが出来た。

成長を感じられるのはバレーボールファンにとっても喜びだ。

そして、黒後選手の成長とともに東レアローズが強くなってきた。


正直、V-leagueに入ってから常に気になっていたのが目の下のくまだ。

昨年の開幕戦からずっとスタメンで使われ続け、相当絞られてきたのだろう。

V-leagueでレギュラー、全日本でもネーションズリーグでは当初出番が少なかったが、後半から活躍し始め、世界選手権も経験した。


黒後選手は本来、少しずつステップアップしていく選手だと思う。ただ、ここまでプレッシャーに打ち勝ちながら上がってきて、精神力の強さは感じる。

だから中田監督も認めたのだろう。


2019年は全日本での怪我のため出遅れたが、期せずして東京オリンピックは延期となった。

仕切り直しでの2020/21シーズン、キャプテンとして迎えるが、全勝優勝目前で敗れ去り念願は持ち越しとなった。

東京オリンピック予選ラウンド敗退の屈辱を経て、ようやく待ちに待った復帰。

だが、本領発揮とはまだいかぬ間に、東レは大量離脱。黒後愛選手も例外ではなかった。

黒後愛選手は埼玉上尾メディックスに移籍。
東レも新体制で臨み、新リーグへの参戦を表明。

果たして来季は？