露の音 幽かな独り言

 
軌跡を見失わないよう
     追憶のよすがを
       記憶の欠片を遺したいのです

『絵馬に願ひを!』~大神再臨祭~廻壱拾捌夜 若しくは… Ⅱ

2023-06-10 11:37:03 | SH/LHイベント記憶留書


第弐参道 左の「参詣す」

「星空へと続く坂道」

何度聴いても可憐な歌声

佐久夜姫子ちゃん

はっきり聞こえるのに儚さもあり

散りゆく花そのもの様に思えました


「狼欒神社」

一徹アニキがソロをちゃんと弾いていました!

その代わりカメルーン真希さんが動いておられました

この時だったか大社の時だったか前夜だったか

本間さんのことを神社or能楽関係者さんが

「調律マスター」と紹介してソロのコールをしてました

変調が苦手なお琴でRevo陛下の曲を弾いてくださり

本当にありがとうございました


「夜の因業が見せる夢」

伊咲那美さんことSAK.さんの高らかに響く歌声

灰野さんとはまた違った豊かな響きに

会場が満たされるのが心地よかったです


択は右 子は生かす

「贖罪と《焔》の息吹」

那美さんが命懸けで産んだホムラさんを

「生まれてくるべき命じゃなかった」

と《内縁の夫》が絞め殺そうとして

大神達を見る

「それを知って仕組んだ奴らがいる」

「お前のことだ!」

松明を手に取り

「御礼参りはこれからだぁ!」

ーーどうしても社は燃ゆる運命のようです


解釈は左 覚悟は認める

「この覚悟が巫女にどんな影響を及ぼすのか楽しみ」と「わ」くん


水面には少年の記憶

「生きているのはボクだけなんだろ?」

水野君が大きくなったおかげで

離れた席からでもよく見えます

曲の最後

真っ暗な舞台から響いた二重の声

「「見ぃつけた」」


「恋は果てまで止まらない」

宮比ちゃん、踊り手お二人、子役お二人

女の子達のアイドルダンスが何度見ても可愛い

神社の坂を駈け上った結果

「暑たにえん」

絵馬掛けの前に移動して

「絵馬掛けたにえん」

絵馬掛けへのお辞儀

従姉妹の御影さんとよく似ているように見えました


選択は右 好きなのは女の子

「夜を滑る二人」

狼欒神社は九重山にある模様

同じ山にあるローラーコースターを二人で滑り降り

宮比ちゃん決死の告白!

……を後ろで見守る月人氏

宮比ちゃんに向かって立ちながら

顔だけを客席に向ける

赤い光に照らされた許理ちゃん

「人の尊厳を弄んで楽しい?」

まだ見ぬ結末を見るためなら何だってするのね

愛の実存を信じていないのはあなた達だって同じ


解釈は左 上手くいくといいわね

「辛辣is個性」「巫女なりのエール」と「わ」君


水面に映ったのは「ある父親の記憶」

「私とお母さんどちらに生きていて欲しかった?」

どう答えても傷つく問い

大人だったらしない子供じみた質問

「どちらかなんて選べない」と答えたが

なんて答えるのが正解だったのか

病弱とわかって結婚した妻は

双子の出産には耐えられない

一つの選択をしたが実行できなかった

それ程に妻の意思は堅かった

どこかで間違ったのだろう

無口で笑顔も少ない娘に育った

ーー昨夜の祖母の記憶の時もそうでしたが

それまでの「記憶」では神社関係者さん

あるいは能楽関係者さんがその場にいて

心の中で会話されていたようでしたが

姫子ちゃんのお婆様とお父様は一人で語り続けておられました


「紫青の参道」

「嬰児の生死」「女の性指向」を弄べり

以前は上手で演奏する方々だけだったはずの

「わをををををををん」ポーズ

下手にも拡大していて

舞台の皆さま全員でやってました


道の果てに綴られた結末

あの夜葦原海岸何があったのか?

傷害事件を起こした猿田犬彦は

長らく凪丘に戻ることはなかった


佐久夜姫子ちゃんの願い

「もし生まれていたのがこんな卑屈な私ではなく

明るい姉だったとしたら

この世界はどうなっていたのだろうか?」


『絵馬に願ひを!』~大神再臨祭~廻壱拾捌夜 若しくは… Ⅲ に続きます

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