XEBRA セーブデータ

☆. エミゅってしまうま(XEBRA)のメモリーカード管理について


プレイステーション(PS,PlayStation)エミュレーターのXEBRAは、メモリーカードを単なるデータ(無体物)として扱っているようです。
つまり、メモリーカードを交換するのではなく、データをRAMに書き込む、RAMから書き出す仕様と捉えると、理解しやすいと思います。
(作者は、Memory Card Imageと表記している。)



 データの保存

1. 実機と同様に、ゲーム上のコマンドでスロット1の(仮想)メモリーカードにSAVEする。(初回起動時はフォーマットする)

2. File - Save - Memory Card Image 1と進み、データを任意の場所に、任意の名前で保存する。(上書き警告なし)

    保存データは、VGSファイル、拡張子mem形式のようだ。


 データの読み込み

1. File - Open - Memory Card Image 1と進み、任意の場所に、任意の名前で保存したデータを(RAMに)読み込む。(上書き)

2. Run - Reset等と進み、念のため再起動する(ゲームソフトや場面によっては不要)。

3. 実機と同様に、起動後ゲーム上のコマンドでスロット1の(仮想)メモリーカードを指定してLOADする。



実機ではできなかったゲーム途中でのメモリーカード交換が可能な場合もあります。
保存したデータのファイルが、実機のメモリーカードに相当します。
筆者が確認した範囲では、セーブデータを読み込んでもセーブデータを新たに書き込んでも、ゲームソフトによるパソコン上のデータファイルの変更はないようです。
つまり、厳密には保存したデータのファイルが、実機のメモリーカードのコピーに相当します。
実機等のメモリーカードのデータファイル(8kb x16=128kb)も読み込み可能です。
 
初回起動時のフォーマットに失敗する時は、ゲームソフトを変えてみるとか、他のソフトで空のメモリーカードイメージを作製してXEBRAに読み込むとかやってみましょう。


XEBRAフォルダ内のBU00、BU10は、作者の設計思想としては、不揮発性メモリによるバックアップ(BackUp)という位置づけだろう。
だから、XEBRA終了時のメモリーカードのデータがXEBRAフォルダ内のBU00、BU10に反映される。
作者は、メモリーカードを本体と分離不可能として再現している、と捉えるとハードウエア的観点からより正確かもしれない。

本体の再現ということであれば不要と思うが、使い勝手を考慮してXEBRA終了時にデータを残すことにしたのだろうか。



★. セーブデータの整理

同包のMCIMを使うと、メモリーカードのセーブデータの整理が可能です。


1. CARD1に元データを読み込み(ファイルをドロップ)、必要なセーブデータをクリックして指定して、COPYをクリックしてCARD2にコピーする。

2. CARD2のセーブデータをクリックして、CARD2の黄色表示を確認した後、FILEをクリックして、CARD2の全体データを任意の場所に、任意の名前で保存する。(上書き警告なし)

 保存データは、VGSファイル、拡張子mem形式のようだ。


○. セーブデータの形式変換

同包のMCMを使うと、セーブデータの形式変換が可能です。

FILEをクリックすると、VGSファイルを形式変換して、各セーブデータごとに分割保存可能。(上書き警告なし)


セーブデータの整理や形式変換は、Playstation 1 Memory Card Manager でも可能です。


任意の場面でSAVE LOADする方法

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