山崎醸造について
当社は、起源をたどれば江戸時代の後期に、家業として営んでいた造り酒屋まで遡りますが、酒造業のかたわらで、昭和15年に新たな事業の柱にと醤油と味噌の醸造を開始したことが創業の原点となります。以来80年、醸造一筋に歩んでまいりましたが、長年培った醸造技術を基盤に、時代のニーズに即応することで、たれやつゆ、調理みそ、塩こうじなどの加工品まで事業の幅を広げ、総合調味料メーカーとして現在に至っています。
「確かな商品づくりを通して、豊かな食生活の提案」を理念に、原料を吟味し、設備を拡充し、環境を整え、技術の研鑽を継続してきたことで、多くの評価と信頼を頂いています。これからもその姿勢をしっかり守りそして発展させて、さらに安全、安心そして美味しい調味料の提供を追求します。
和食が世界無形文化遺産に登録され、いまや和食は世界に認知された日本の伝統ある食文化です。その和食に必須の調味料として醤油と味噌の新たな価値創造と未来への伝承を使命と責任を持って展開いたします。
確かな伝統に育まれた
美味しさを伝えたい。
いつも「ヤマサキ」ブランドの製品をご愛用いただき大変ありがとうございます。
当社はしょうゆ、みその県内トップブランドとして最新の生産設備と精錬された技術、そしてより高いクオリティー追求の熱意で、常に真心こめた製品を提供しております。
また、多様化する消費者の皆様のニーズにきめ細やかに応じるため、しょうゆ、みそを素材とする新しい調味料の企画、開発を積極的に推進し、総合食品メーカーとして、皆様の豊かな食生活の提案に、全社一丸となって取り組んでおります。
しょうゆ、みそはとても清潔な環境の中、豊穣な原料から微小な生物の活動によって創り出されます。酵母やこうじ菌というミクロの生命が、しょうゆとみその繊細かつ豊饒な味の世界を形づくります。私たち人間と同じ、実に神秘に満ちた生命活動が展開されております。さらに科学が進歩する事により、素晴らしく便利で、より合理的、効率的な生産活動が21世紀には試されるでしょう。
故に醸造という、私たち人間の生命活動とも類似する、神秘的で人間的な潤いを感じる微生物の生命の世界を、大切に育み、守りたいと思っております。
代表取締役社長
会社概要
- 商号
- 山﨑醸造株式会社
- 代表者
- 代表取締役社長 山﨑 亮太郎
- 所在地
-
【本社・工場】
新潟県小千谷市東栄3-7-4
TEL 0258(83)3460
FAX 0258(83)3001
【新潟営業所】
新潟県新潟市西区流通センター3-2-2
TEL 025(260)3345
FAX 025(260)3346
- 資本金
- 1,430万円
- 設立
- 昭和15年3月11日
- 事業内容
-
【食品製造業】
しょうゆ、みそ、たれ、つゆ、みそ漬、一夜漬用調味料
【食品仕入販売業】
たまり醤油、みりん、ソース、酢、他各種食品
- 取引銀行
- 北越銀行片貝支店・第四銀行東小千谷支店
- 従業員数
- 38名(平成29年12月1日現在)
- 関連会社
- 高の井酒造株式会社
- yamajo@echigojishi.co.jp
沿革
- 1940年3月
- 初代山﨑忠次により資本金10万円を以って現在地に創立。
しょうゆの製造を開始する。
- 1949年
- 山﨑みそ工場を合併、みそ及び漬物の製造を開始する。
- 1983年10月
- 県都への進出の為、新潟営業所を設ける。
- 1990年3月
- 創立50周年記念事業として、「新潟みそ汁の本」をオリジナル出版。
全国的な好評を博す。
- 1994年9月
- しょうゆの生産能力の増強と合理化、省力化を図り、新工場「平成蔵」を建設する。
品質管理の一層の徹底の為、近赤外線装置を導入する。
- 2004年10月
- 中越大震災発生。
工場が全滅して、全ての生産機能が停止する。
- 2004年11月
- 新潟県醤油協業組合に組合員として新たに加入して製造を委託、醤油の生産を再開する。
- 2005年12月
- 6月より建設を開始した、みそ工場及び事務連絡棟が完成する。
- 2006年2月
- みそ生産設備の導入が完了し、ようやく味噌の製造を再開する。
- 2012年11月
- 第二期工場として倉庫棟が完成し、物流の効率化を図る。
受賞歴
みそ受賞歴(全国味噌鑑評会)
1974年 農林水産大臣賞
1982年 食糧庁長官賞
1984年 食糧庁長官賞
1985年 食糧庁長官賞
1986年 食糧庁長官賞
1990年 食糧庁長官賞
1993年 食糧庁長官賞
1998年 食糧庁長官賞
2008年 総合食料局局長賞
名誉審査長賞、全国味噌工業連合会会長賞、中央味噌研究所理事長賞、全国味噌技術会理事長賞を合わせて27回受賞。
しょうゆ受賞歴(全国醤油品評会)
1979年 農林水産大臣賞
1981年 農林水産大臣賞
1982年 食糧庁長官賞
1983年 農林水産大臣賞
1989年 食糧庁長官賞
1990年 食糧庁長官賞
1991年 農林水産大臣賞
2003年 農林水産大臣賞
2008年 総合食料局局長賞
2009年 農林水産大臣賞
2010年 農林水産大臣賞
2013年 総合食料局局長賞
名誉会長賞、全国醤油工業協同組合連合会会長賞、日本醤油研究所理事長賞等を合わせて36回受賞。