Storage I/O Control が有効になっているアクセス不可の NFS データストアを削除できない (2008507)
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Symptoms
免責事項: これは英文の記事 「Unable to remove an inaccessible NFS datastore with Storage I/O control enabled (2008507)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。
- 削除できない非アクティブもしくはアクセス不可の NFS データストアがあります。
- その NFS データストアでは Storage DRS が有効になっています。
- 読み取り専用の NFS データストアが、vCenter から Storage I/O Control (SIOC) が有効化された別のホストで読み書き用にマウントされている場合、そのデータストアをアンマウントできません。
- vCenter Server でデータストアをアンマウントすると、次のエラーで失敗します。
vCenter Server 「xxxx」上のオブジェクト「datastoreSystem-28」からの「HostDatastoreSystem.RemoveDatastore」の呼び出しに失敗しました。
Storage I/O Control が有効化されているため、データストア「datastore_name」を削除できません。問題を修正してからもう一度実行してください
- データストアで Storage I/O Control を無効化しようとすると、次のエラーで失敗します。
データストアにアクセスできません
Cause
これは想定内の動作です。
Storage I/O Control が有効化されている場合は、非アクティブな NFS データストアであっても削除できません。ただし、バックエンド ボリュームが正規の手順に従わずに削除された場合、Storage I/O Control を無効化できません。
Resolution
この問題を解決するには、非アクティブなデータストアに対するアクセス権を持つ各 ESX/ESXi ホストに直接ログインし、データストアを手動で削除します。
注:データストアの削除を実行する前に、そのデータストアを実行中の、またはそのデータストアに登録されている仮想マシンが存在しないことを確認してください。バックアップ プログラムまたはサードパーティ製ツールがデータストアを使用している可能性もあります。データストアをアンマウントするための要件の詳細については、ESXi ホストから LUN をアンマウントまたはデータストア デバイスを接続解除する方法 (2004605) をご覧ください。
データストアを手動で削除するには、次の手順を実行します。
-
次のコマンドを実行してマウントされているデータストアを表示します。
esxcli storage nfs list
Volume Name Host Share Accessible Mounted Read-Only isPE Hardware Acceleration
----------- -------------- -------------- ---------- ------- --------- ----- ---------------------
NFS1 192.168.10.120 /mnt/Prod/NFS1 true true false false Not Supported
ここで、NFS1 は NFS データストア名です。
- 次のコマンドを実行して SIOC サービスを停止します。
/etc/init.d/storageRM stop
- vSphere Client でホストを選択して、ストレージ タブより すべてを再スキャン をクリックしてストレージを再スキャンします。あるいは、次のコマンドを実行します。
vmkfstools -V
- 再スキャンが完了したら、次のコマンドを実行して SIOC サービスを再起動します。
/etc/init.d/storageRM start
- 次のコマンドを実行して NFS データストアをアンマウントします。
esxcli storage nfs remove -v NFS1
esxcli storage nfs remove -v NFS1 コマンドを実行した後、次のエラーで失敗する場合があります。 Unable to complete Sysinfo operation. Please see the VMkernel log file for more details.: Sysinfo error: BusySee VMkernel log for details. /var/log/vmkernel.log ファイルでは、次のエラーが出力されます。
WARNING: NFS: 2104: NFS1 has open files, cannot be unmounted.
この問題を解決するためには、次の手順を実行します。
- 次のコマンドを実行し、NFS マウントの UUID を特定します
vmkfstools -Ph -v10 /vmfs/volumes/NFS1
例:vmkfstools -Ph -v10 /vmfs/volumes/NFS1/ NFS-1.00 (Raw Major Version: 0) file system spanning 1 partitions. File system label (if any): NFS1 Mode: public Capacity 86.5 GB, 86.5 GB available, file block size 4 KB, max supported file size 16777216 TB Disk Block Size: 512/512/0 UUID: 003e96eb-9f51034a-0000-000000000000 Logical device: 192.168.10.120 /mnt/Prod/NFS1 Partitions spanned (on "notDCS"): nfs:003e96eb-9f51034a -----> UUID NAS VAAI Supported: NO Is Native Snapshot Capable: NO OBJLIB-LIB: ObjLib cleanup done. WORKER: asyncOps=0 maxActiveOps=0 maxPending=0 maxCompleted=0
- 次のコマンドを実行して、このUUIDで開いているファイルを一覧表示します
lsof | grep 003e96eb-9f51034a 例: lsof | grep 003e96eb-9f51034a 2101956 sh cwd -1
- ファイルを開いているプロセスを停止します
kill -9 PID 例: kill -9 2101956
- NFS データストアの削除を再度実行し、正常に削除できることを確認します
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Unable to remove an inaccessible NFS datastore with Storage I/O control enabled