ドメスティックな彼女
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/01 18:18 UTC 版)
登場人物
声の項はテレビアニメの声優。登場人物名は作中においてカタカナで書かれることが多い(夏生→ナツオ、瑠衣→ルイ、陽菜→ヒナ など)。
三姉弟
- 藤井 夏生(ふじい なつお)
- 声 - 八代拓[4]、鬼頭明里(幼少期)
- 本作の主人公。誕生日は7月13日[5]。血液型はA型[6]。身長は178cm[6]。
- 好きな歌手はKIRINJI、土岐麻子、米津玄師、星野源、YUKI[6]。
- 好きな作家は太宰治、村上春樹、蓮川要、森見登美彦、佐々木丸美[6]。
- 小説家を志望している男子学生。赤森高校[7]→茗治大学文学部。癖の強い天然パーマが特徴。父子家庭育ち。
- 授業中、隠れて執筆を行っているほど創作意欲が強い。整った容姿に世話好きな性分が相まって、異性から非常にモテる。一方、お節介によって厄介事に見舞われるケースも多々あり、その都度解決に導いていく。基本優しい性格だが本人は自覚してないが優柔不断ふだんで異性に対して無神経で無配慮な所がありそのせいで無意味に不愉快な思いをさせてしまたり相手を傷つけてしうま所がある
- 幼少時、実母・純(声 - 中原麻衣)[8]と死別しており、実父が再婚するまでの10年間は団地で2人暮らしをしていた。再婚を機に、団地から少し離れた場所にある、東京都木多区赤森[9]の一軒家に引っ越した。
- 高校時代は休み時間などに校舎の屋上で小説を執筆するのが日課であった。高校1年の時、新任教師として赴任してきた陽菜と屋上で偶然鉢合わせたことをきっかけに、互いに相談相手として親交を深めることとなった。屋上で陽菜と接するうちに次第に陽菜に惹かれていく。
- 高校2年の春頃、教師である陽菜への叶わぬ想いを断ち切るため、行った合コンで知り合った瑠衣と成り行きで肉体関係を結び、童貞を喪失。当初は、瑠衣と関係を持った気まずさから父親の再婚に乗り気でなかったが、瑠衣の一言がきっかけで再婚に同意する。
- 同居を機に陽菜の不倫を知ることとなり、瑠衣とともに陽菜の不倫関係解消を手助けする。その後、陽菜に対して想いを打ち明け断られるも、度々陽菜に対してアプローチをかけるようになる。そして夏生のアプローチに陽菜が折れる形で、陽菜の一人暮らし開始を機に恋人関係となった。
- 沖縄への修学旅行で陽菜に正式にプロポーズを行い陽菜と肉体関係を持つ。その後旅行先のスナップ写真が原因で陽菜と付き合っていることが学校にばれてしまい、陽菜の失踪をもって別れることとなる。それでも陽菜のことを忘れられず部屋に引きこもっていたが瑠衣や文哉おかげで立ち直り長編小説を書き上げ、その作品『じゃあ、また。』が文藝大賞アマチュア部門大賞を受賞。
- 陽菜との破局後、献身的に自身を支えてくれる瑠衣を意識するようになる。かねてより打ち明けられていた瑠衣の好意を受け入れ自身も「瑠衣が大事」としながらも、陽菜を失った経験から「手に入れなければ失うこともない」と考え事実上の両想いにあることを認識しつつあと一歩を踏み出さないままの曖昧な状態が続いた。しかし、高校3年の学園祭最終日の夜、瑠衣の想いの強さを知ったことで、迷いを断ち切って告白し遂に恋人関係となる。
- 中学時代は「もっさりメガネ」と自嘲するほど冴えない容貌だったが[10]、高校進学を機に眼鏡を外し大幅なイメージチェンジを行っている。この事実を知っているのは、実際にイメージチェンジを施した文哉と瑠衣、昭人、予備校で知り合った愛里栖のみ。
- 瑠衣の部活見学に立ち会って書庫に入ったことをきっかけに、桐谷が顧問を務める文芸部に入部することになる。桐谷の指導や伝手もあって徐々に小説家としての技量を積み、先述の文藝大賞受賞の他、「文藝夏冬」に読み切りが掲載されるまでに成長を遂げた。
- 高校卒業後の現在は茗治大学文学部に通い、演劇サークル「フォレスター」の脚本担当をしている。
- 一人称は「俺」、瑠衣に対しては「お前」「ルイ」。陽菜に対しては「先生」「ヒナ姉」と呼んでいたが、修学旅行での陽菜へのプロポーズ後は陽菜への呼び名が「陽菜」に変わり、陽菜と別れ義姉弟としての関係に戻った現在は再び「ヒナ姉」と呼んでいる。
- 橘 瑠衣(たちばな るい)
- 声 - 内田真礼[11]
- 本作のヒロイン。誕生日は9月5日[5]。血液型はA型[12]。身長は155cm[12]。
- 好きな歌手は中島みゆき、山下達郎、さだまさし、フラワーカンパニーズ、黒木渚、森田童子[12]。
- 好きな作家は宮部みゆき、京極夏彦、湊かなえ、東野圭吾、舞城王太郎[12]。
- 桜川高校[13]→赤森高校→イタリアンレストラン「テンポ・フェリーチェ」の従業員。ボブカットが特徴[注 4]。母子家庭育ち。
- 初期の頃は感情表現に乏しく、ぶっきらぼうな物言いが特徴。当初はいわゆる一匹狼であり、友人関係も希薄だった。貞操観念も緩く、裸体を見られてもあまり気にせず高校2年の時に病院に連れていけない時に熱を出した際に経口薬の解熱剤がなく夏生と都樹子に冷蔵庫にある座薬を使う事にされても文句一つ言わず自身に挿入して欲しいと言う、第1話では出会って間もない夏生に処女を捧げている。作中ではあまり強調されていないが、かなり涙脆い。
- 母・姉との3人暮らし時代からキャリアウーマンの母、家事下手な陽菜に代わって家事を担っていたことから家事力が高く、特に料理に関しては家事下手な陽菜をフォローしてあまりあるほどの料理の腕前を持つ。そのため、高校卒業後は料理人を目指し実父が経営するイタリアンレストラン「テンポ・フェリーチェ」で働いている。
- 作中において夏生のお節介に救われた最初の人物。上記のような性格や嗜好から転校先でも浮いていたが、夏生の気配りもあって徐々に同級生たちと打ち解けるようになり、家族としての夏生との付き合いを通じて瑠衣自身の性格も次第に変わっていくことになった。自ら「夏生と出会ったせいで色んな感情を覚えていくみたい」と語っている。ずぼらな姉・陽菜に対しては辛辣な面もあるが、自身にはない明るさを持つ彼女を姉として尊敬し、その身を案じている。
- 高校時代、周囲の中で未だに処女であることから「見下されるのが嫌」という理由で夏生と肉体関係を結び、彼の初体験の相手となる。しかし、奇しくも互いの親が再婚したことで義理の兄妹となる。当初は夏生に対して特に興味を示していなかったが、家族として友人として接する中で、その優しさに惹かれていった。始めは夏生に対する気持ちが恋であることを自認することができず「違和感、胸ヤケ」と称していた。夏生本人に対して物語序盤より好意を明言しており、様々な出来事に翻弄される夏生を献身的に支え続ける。夏生の曖昧な態度に散々振り回されながらも最初に抱いた恋心を貫き、高校3年の秋にようやく夏生から告白を受け付き合うことになる。
- 夏生との関係が初めてにして唯一の恋愛関係であるため衝突を起こすこともままあるが、夏生の優しさや周囲の人々からのアドバイスに支えられている。
- 再婚前は、母・都樹子と姉・陽菜と3人で8階建のマンション[14]に住んでいた。再婚後は遠距離通学を嫌がり、桜川高校から夏生と同じ赤森高校に転入する。転入時点での高校のクラスは2年2組[15]。
- 実父・幹本丈と別れ、荒んでいた都樹子が夏生の父との出会いで穏やかに変わったことから、都樹子の幸せのために再婚を承諾する。自身と夏生との関係は親や陽菜には隠しており、藤井家で夏生と再会したときも初対面を装っていた。
- 卒業後の進路について悩み始めた折、丈との再会をきっかけに料理人を志す。家族を捨てた丈の下で働くことについて母・都樹子から猛反対を受け一時は家出するなどしたが、説得に成功し高校3年の春頃より丈の「テンポ・フェリーチェ」でバイトを始めた。高校卒業後も同店で働いており、現在は店舗拡大のために同僚の梶田らとともにニューヨークでの長期研修に臨んでいる。
- 一人称は「あたし」、陽菜に対しては「ヒナ姉」、夏生に対しては「あんた」「ナツオ」と呼んでいる。
- 橘 陽菜(たちばな ひな)
- 声 - 日笠陽子[11]
- 本作のもう1人のヒロイン。誕生日は4月6日。血液型はO型[16]。身長は163cm[12]。
- 好きな歌手は宇多田ヒカル、安室奈美恵、RADWIMPS、今井美樹、スキマスイッチ[12]。
- 好きな作家は梨木香歩、三浦しをん、池井戸潤、あさのあつこ、島本理生[12]。
- 好きな芸人はどぶろっく。
- 瑠衣の実姉[17]。赤森高校の2年3組担任(英語教師)、バレーボール部の副顧問[18][19]→ホテルのフロント業務。ロングヘアと巨乳が特徴[注 5]。
- 夏生の高校入学時、同じく赴任してきた新任教師。天真爛漫で高い社交性を持ち、その美貌から男子生徒の間では高い人気を誇る。しかし、私生活はだらしがなく瑠衣からも雑に扱われている。実父と別れ長く女所帯で過ごしていたため、異性に対して無防備な面も多い。料理の腕は瑠衣や都樹子も心配するほど悪く、枝豆や冷奴など簡単な物しか作らせてもらえない。酒好きだが、非常に酒癖が悪い。耳が弱い。夏生の髪をわしわしと触ることがお気に入り。
- 瑠衣が陽菜の社交性を羨望している一方で、陽菜も次女であるが故に自由に振る舞う瑠衣に対して、ある意味でのコンプレックスを抱いている。
- 新任教師として赴任した直後、屋上にて泣き顔を夏生に見られたこと、夏生が小説を執筆しているのを知ったことがきっかけで、互いに相談相手という関係となるが、未成年である夏生には自身が抱えていた不倫の悩みは当初話していなかった。藤井家との同居をきっかけに夏生にも不倫を知られるところとなり、喫茶店「ラマン」で、夏生・瑠衣・柊と話し合った後に柊と別れることを決意する。
- 柊と別れた後、夏生より想いを打ち明けられるも、夏生の好意を受け止めながら大人の対応を見せていたが、瑠衣と同様その優しさに触れるうちに徐々に惹かれていき、やがて夏生を受け入れ、修学旅行先のホテルで2人きりになった際夏生と関係を持つ。
- 夏生と恋人関係になってからもどこか一線を引くような態度を保っていたが、修学旅行の夜、夏生から正式にプロポーズされ、肉体関係も含めて夏生のことを全面的に受け入れた。しかし、卒業アルバムに使う写真の整理中に夏生と付き合っている明確な証拠を突き付けられ、夏生のこれからの将来を案じ自分が学校を去る代わりに公にしないで欲しいと願い出、夏生や瑠衣に何も言わないまま学校を去った。
- 伊豆大島への異動後、偶然大島を訪れていた夏生と再会した際は冷たく突き放すような態度をとった。ただし、それは夏生のためを思ってのものであり、夏生の読み切りが掲載された「文藝夏冬」を何度も読み返している様子が描かれている他、異動先の生徒の相談に乗った際には夏生とのことを思い出して涙を見せた。
- 大島の高校でも人気教師となりつつあった中で、教師としての禁忌を起こした自分に生徒を指導する資格があるのかと思い悩むようになり、教師を辞めて東京の実家に戻り英語力を活かしてホテルのフロント業に就くこととなる。そして酔った勢いで夏生の下宿に上がり込み、変わらず抱き続けていた夏生に対する本当の想いを告白した。その後、瑠衣と夏生の関係を知ったことや種部のストーカー騒動を経て、自分の幸せには目を瞑り人生をかけて夏生を支えていくことを決意した。
- 一人称は「私」、瑠衣に対しては「ルイ」、夏生に対しては当初は「藤井君」と呼んでおり、義理の姉弟となってからは「ナツオ君」と呼んでいる他、自宅での敬語を禁止するとともに自身を「ヒナ姉」と呼ぶよう促している。異動先の生徒(柿崎)の家が経営している酒屋の常連ということもあり、彼から「うわばみ先生」と呼ばれていた。
親族
- 藤井 昭人(ふじい あきひと)
- 声 - 飛田展男[20]
- 夏生の実父。眼鏡をかけた中年サラリーマン。
- 非常に温和だが、取り乱しやすい性格。相談なしに再婚や引っ越しを進めるなど、突飛な行動がしばしば見受けられる。前妻・純(じゅん)を亡くした現在でも、月命日は必ず墓参りに行っている。
- 橘 都樹子(たちばな つきこ)
- 声 - 日野由利加[20]
- 瑠衣・陽菜の実母。一流企業で幹部を務めるキャリアウーマン。バツイチ。旧姓は「幹本」。
- 品のある気丈とした女性だが瑠衣が高校生2年の時、病院に連れていけない時に熱を出した際には冷蔵庫にある座薬を使う事前提にしたり瑠衣と元旦那の丈の事でもめた際には家から追い出したり追い出したのに謝らなかったり陽菜に会社の利益のためにお見合いをさせたり自己中心的で子供に対して自分の価値観を押し付けたり配慮が足りない所がある。前夫・丈に捨てられ、男性不信に陥っていた。そんな中、昭人の誠実さに魅かれて再婚に至る(仕事上では旧姓のまま通している模様)。
- 幹本 丈(みきもと じょう)
- 都樹子の前夫、瑠衣・陽菜の実父。イタリアンレストラン「テンポ・フェリーチェ」のオーナー。バツイチ。
- 浮気を理由として都樹子・瑠衣・陽菜と離別することになるが、浮気というのは口実であり、実際は経営していたイタリアンレストランの借金が原因である。
- 都樹子らと別れて2年後、再びの下積み中に響の母親と知り合い、再婚することになる(響は丈の義娘にあたることになる)。再婚後、経営方針を変えてレストラン「テンポ・フェリーチェ」を再開し、店舗を2軒構える。
- 博愛主義を自称しており、夏生と瑠衣の関係についても「そういうのに理解あるおっさん」と自称して黙認している(むしろ瑠衣のシフト変更や休日などに関して協力的ですらある)。
- 幹本 響(みきもと ひびき)
- 丈が再婚した後妻の連れ子。中高一貫のお嬢様学校に通っている。童顔と低身長が特徴。愛称は「ビッキー」。
- 外見に反して大人びた性格。実父はホステスと関係を持ったことで実母と別れている。初詣の際に瑠衣とはぐれた夏生と偶然出会い、夏生の肩車を利用して丈と母親を探した。その後、瑠衣が丈の下で働き始めた折に丈の義娘として再登場し、以来夏生や瑠衣とも交友関係にある。
- 藤井 純(ふじい じゅん)
- 昭人の先妻、夏生の実母。故人。夏生の回想シーンおよび深層心理に登場する。
- 夏生が幼少の時に病気によって死去。これが夏生を本・小説の世界へ誘うきっかけとなった。
- 昭人曰く「おもしろい人」だったとのこと。
赤森高校
文芸部
- 柏原 もも(かしわばら もも)
- 声 - 佳村はるか[4]
- 夏生の同級生。初登場時点のクラスは2組[21]。兄がいる。
- 派手な出で立ちをした今どきのギャル。茶髪のロングウェーブと巨乳が特徴。交際経験が豊富であり、本人曰く「人数だけで言ったら30人くらい」とのこと。両親は共働きであまり帰ってこず、高層マンションに住んでいる。
- 左手首にリストカット痕があり、メンヘラ気質で男女間における黒い噂が絶えない。夏生と瑠衣の影響により、文芸部に入部した。夏生に対しては、瑠衣が赤森高校に転入したころから好意を持ち始め、夏生がリストカットの痕を偶然見ても引くどころか夕食を作ってくれたことで、片想いを一層深め、3年時の文化祭の後夜祭で全裸になって告白をしたが、瑠衣の鞄から偶然出てきた瑠衣の髪飾りを夏生が見た時に、夏生の気持ちを知ってしまい、失恋した。その後、卒業式当日に律に告白され、彼と付き合っている。
- 高校卒業後、茎応大学の医学部に進学[22]。
- 葦原 美雨(あしはら みう)
- 声 - 小原好美[4]
- 夏生の同級生。文芸部の元部長。初登場時のクラスは7組[23]。団地暮らし。晴真(はるま)という4歳下の弟、美夜(みや)という9歳下の妹がいる。
- セミロングの黒髪をした清楚系。スレンダーな体型であり、貧乳がコンプレックス。極度のアガリ症。色恋沙汰に対しては大の奥手。桐谷に片想いをしている。
- 高校卒業後、大学進学して本屋でアルバイトをしている[22]。夏生と同じく小説家志望であったが、文芸部での活動を経て編集者志望となった。
- 松川・J・アレックス(まつかわ・ジェイ・アレックス)
- 声 - 畠中祐
- 初登場時のクラスは5組[24]。夏休み明けに転入してきた帰国子女の日系人。日本生まれ。愛称は「アル」。
- 陽気でノリがよく、思ったことを包み隠さない性格。父親の転勤により、6歳時にアメリカへ移住した。両親は離婚し、母親と生活している[25]。
- 下着泥棒を捕まえた際、警察署で遭遇した瑠衣に一目惚れした。夏生と瑠衣の影響で、文芸部に入部。飲食物のアルコール分に非常に弱い。このことが原因で、アメリカ時代の最初の彼女に振られ、沖縄への修学旅行では理性を失い瑠衣を強姦しかけて夏生と殴り合いの喧嘩になった。瑠衣に対しては一途に想いを持ち続け文化祭にて正式に交際を申し込むも振られてしまった。
- 高校卒業後、バックパッカーとしてアジア方面を回り[22]、子供向け英語塾の講師になる。
- 桜坂 律(おうさか りつ)
- 夏生の2学年下。入学時点のクラスは1年1組。愛称は「りっくん」。礼(れい)という弟がいる。好きなライトノベルは『涼宮ハルヒの憂鬱』と『彼女がフラグを折られたら』。
- 明るく前向きだが、少し子供っぽい性格。中学時代は野球部であり、同級生の女子マネージャーに想いを寄せていた。
- ももに対しては、最初は性的興味の面で見ていたが、ももの自宅を訪れた一件から恋愛対象として見るようになる。ももが夏生に振られた時に、一緒に泣くような優しい心を持っている。卒業式当日、もも宛の手紙と第二ボタンを用意して告白しようとしたが、ももに会う前にボタンを溝に落とし失敗。ボタンを探しているところをももに目撃されたことで自分に情けなさを感じ、涙を流しながら告白する。その際に彼の一生懸命さがももに伝わったため、ももと交際することになった。
- 芝崎 昴(しばさき すばる)
- 現部長。入学時のクラスは1年5組。愛称は「バルス」。姉がいる。好きな作家は北方謙三、山崎豊子。好きなアイドルはももいろクローバーZ。
- プライドが高く、理路整然とした性格。小学校の頃から優等生であり、有名な私立中学へと進む。そんな中、父親の経営していた会社が倒産し、史乃と同じ公立校へ転入した過去がある。この苦悩の人生経験を源泉として、多くの小説を執筆して賞を受賞した。
- 様々な雑誌の文芸賞を受賞していることから夏生にライバル心を持ち、部内で作品対決を行った。対決の結果、夏生の作品が勝ち、昴は正式に文芸部に入部することになった。
- 樺沢 史乃(かばさわ ふみの)
- 夏生の2学年下。入学時のクラスは1年6組。愛称は「フーミン」。好きな作家はあさのあつこ、森見登美彦。
- 眼鏡女子。かなりの隠れ巨乳。昴とは小学校時代のクラスメート。以前から恋愛感情を抱いており、ときどきフォローに回る。高校2年の夏に告白し、付き合うこととなった。
- 桐谷 怜士(きりや れいじ)
- 声 - 緑川光[26]
- 現国教師、文芸部顧問。独身者。ヘビースモーカー。茗大演劇サークル「フォレスター」のOB。
- クールな物言いと鋭い洞察力を持つが、授業をよく自習にするサボり癖がある。実は「蓮川要」名義で密かに執筆活動をしている。柊とは大学時代の後輩にあたり、現在でも交友がある(陽菜との不倫関係についても以前から知っていた)。
- かつて勤めていた学校では、不登校になった楠本沙希の自宅をたびたび訪れていた。ある日、桐谷は小説好きという共通点から2人でリレー小説を執筆することを提案、以降も頻繁に沙希の自宅を訪問するようになった。しかし、訪問を重ねるうちに沙希は桐谷に想いを寄せるようになり、ある時いつも通り沙希の自宅を訪れた桐谷は沙希に関係を迫られる。桐谷がそれを拒否したことで沙希の想いは恨みに変わり、学校へ「桐谷に犯された」と虚偽の報告をされてしまう。それにより桐谷は赤森高校へ異動を余儀なくされた。
その他の生徒
- 柾岡 悠弥(まさおか ゆうや)
- 声 - 益山武明[20]
- 夏生の友人。愛称は「ユーヤ」。今どきのチャラ男。大の合コン好き。
- 見た目に似合わず、進学塾に通っている。実はももと肉体関係を持ったことがある。
- 木根 和志(きね かずし)
- 声 - 梶原岳人[20]
- 夏生の友人。愛称は「カズ」。悠弥と同じくチャラ男。
茗治大学
演劇サークル「フォレスター」
- 木梨 まお(きなし まお)
- 商学部2年生。広告担当。まおが3歳、弟のれおが生後8か月のころまで育児放棄をされ、教会付属の保護施設に入所したという過去を持つ。周りの大人から「育児放棄されて可哀相」と言われたため、入所してすぐのころは「自分達は可哀相な子なんだ」と思っていたが、施設にいるシスターと出会って、彼女から「まおがまおでいてくれるだけでスーパーラッキーなんだよ」と言われ、シスターが明るい性格だったこともあり姉弟ともに明るく真っ直ぐな性格へと育っていった。左手に怪我をして料理がしばらくできなくなった瑠衣にどういう言葉を言えばいいかわからなくなった夏生に、かつてシスターに自分がしてもらったおまじないをした後、「彼女に同情しすぎて彼女を『可哀相な子』にしてほしくない。先のことはわからないけど辛いことや悲しいことがあっても不幸になるわけじゃないんだよ」と言った。
- 楢 龍一(なら りゅういち)
- 3年生。部長。SMプレイが好きでドMを公言している。優香の一件で、自身がバイセクシャルであることをカミングアウトしている。
- 楓本 千佳(あきもと ちか)
- 3年生。制作担当。男役で宝塚を受験したこともあるため、男役が得意。
- 榊 華(さかき はな)
- 3年生。脚本担当。天才とも称される脚本家で、小説もいくつか執筆している。母子家庭であることから「安定した職業に」と望む母親の影響もあり小説家への道は自ら諦めていたが、夏生の熱意に押され小説執筆を続けることを決心した。
- 実は桃源の娘である。理由は後述するが、文藝賞の授賞式まで桃源とは会ったことがなかった。
- 黒桂 仁(つづら じん)
- 3年生。大道具担当。色黒の大柄な男子学生。見た目とは裏腹に仲間想いであり、夏生の演出チェックに徹夜で付き合った。包茎。
- 檜山 悠二(ひやま ゆうじ)
- 3年生。音響担当。親友だったタクミからの告白の返事をできず、疎遠になってから一年後にタクミが自殺してしまったため、タクミの自殺に対して責任を感じている。それ故、失踪した優香がタクミの二の舞を演じてしまうのではと思い、優香の捜索に協力する。
- 水沢 伊吹(みずさわ いぶき)
- 2年生。役者担当。チャラい男子学生。夏生をピンサロへ連れて行った。楢によれば1年のころはかなり生意気であった模様。
- 芹沢 雅(せりざわ みやび)
- 1年生。役者担当。始めは演技もできず脚本について詳細に語ることもできない夏生に対して、演劇に対する熱意がないと感じたことから主役を辞退しようとしたが、夏生たちが夜通し演出をチェックしているのを見て考えを改め、主役を引き受けた。そして演劇を成功させて以来、夏生に恋心を抱くようになっており、寧々から恋愛指南を受けている。
- 演技力についての評価は高く、一般の劇団からスカウトを受けサークル外でも活動している。
- 草薙 優香(くさなぎ ゆうか)
- 1年生。雅の幼馴染で、レズビアン。雅に恋心を抱いている。雅が夏生に恋している上、自分が女であることから雅に自分の気持ちが届くことはないことを痛感し、そこから音信不通になってしまったが、実際は別荘に行っただけだった。優香が首を吊ろうとしていると早とちりした雅の言葉や檜山の身の上話、そして夏生の「好きとか悪いとか気まずいとか、そんな複雑な感情を持ったまま一緒に生きていくこともできるんじゃないかな」という言葉を聞き、雅に対する気持ちを持ったまま雅と一緒にいることを決めた。
- 葛岡 寧々(くずおか ねね)
- 1年生。フォレスターに所属している大学生。ゴールデンウィークの合宿では、次々と1年生たちの童貞を奪っていった。えっちなことが好きという理由で男に手を出しているため、友達からは「すけべな寧々」という意味でねね助と呼ばれている。決して容姿が優れているという訳ではないものの、常に短期間で多数の男性と関係を持っている。
- 過去に想いを寄せていた幼馴染にフラれたことをきっかけに、アダルトビデオを観て研究したことで男性の心を奪う術を身につけた。芹沢に対して経験がない故に色気がないと見下すような発言をしていたが、後に夏生の気を引くための技を伝授するなど芹沢の理解者となった。
その他の学生
- 葉月 かすみ(はづきかすみ)
- 経済学部1年。島根県出身。夏生の下宿先の隣人。実家での貧乏生活に嫌気がさし大学進学を機に上京した。「いい暮らしがしたい」という気持ちから、サークルの新歓で紹介されたピンサロのバイトを始める。しかし実際はそのような仕事に抵抗を感じており、「どんな理由であれ、やったことは自分の一部になってしまう」という夏生の説得により「フツーのバイト」を探すことを決心した。
- 夏生が初めて執筆した演劇脚本の題材となった。
- 桑名(くわな)
- 夏生の下宿先の隣人。調子外れの弾き語りが趣味で、かすみからは不評を買っている他、隣室である夏生の部屋へ窓伝いに上がり込んでは夏生に世話を焼いている。一切の素性が明かされていない謎の人物であるが、茗大生の間ではかなりの有名人らしく、その素性について「大財閥の御曹司」「裏社会を牛耳るメンバー」「芸能人相手に占い稼業」など様々な憶測が飛び交っている。
関係者
- 栗本 文哉(くりもと ふみや)
- 声 - 江口拓也[20]
- 夏生の幼馴染。かつては同じ団地に住んでおり、家族ぐるみで付き合いがあった。趣味はエロ本鑑賞とアダルトゲーム。
- ロイド眼鏡をかけた小太りな少年。瓜二つの容姿を持つ母親(声 - 根本圭子)と妹(声 - 榎吉麻弥)がいる。夏生とは幼稚園の頃から付き合いがあり、中学校までずっと一緒だった。現在は違う高校に通っているものの、たまに訪れる夏生のよき相談相手となっている。
- 喫茶店「ラマン」でアルバイトをしている。高校卒業後、東京大学に進学。
- 小林 昌樹(こばやし まさき)
- 声 - 津田健次郎[26]
- 喫茶店「ラマン」のマスター。長髪に口ひげを生やした長身のオネエ。愛称は「マリー」。
- 夏生や瑠衣、陽菜をはじめ常連客全員のよき理解者であり、かなり信頼も厚い。相談されたことに対しては口が固く、瑠衣と陽菜など互いに相対する相談ごとを持ち込む相手に対してもそれぞれ真摯に向き合う。
- かつてはヤクザの若頭だったが、対立する講談組の若頭・桂木仁に一目惚れし、絶縁同然で組から足を洗う。以降は普通のオネエとして生活している。上半身に入れ墨を入れているため、「ラマン」の常連客が営んでいる銭湯にしか入浴できない。
- かなりの巨根であるらしく、銭湯の常連仲間からは「赤森商店街の大砲」と言われている。「エリカ」こと菊池悦夫は、ゲイバーにいた時代からの昌樹のライバル。
- 萩原 柊(はぎわら しゅう)
- 声 - 平川大輔[26]
- 陽菜の元交際相手。有名大学に勤める研究員。32歳。
- 既婚者だが、束縛が激しい妻とは反りが合わず、後に離婚する[27]。陽菜が伊豆大島に異動した際、再会している。
- 蔦谷 聡一郎(つたや そういちろう)
- 声 - 上田燿司
- 新虹社文芸部の編集員、夏生の担当者。かつては桐谷も担当していた。
- スランプに陥った夏生に対して「基本的には『去る者は追わず』だが、君を手放すのは惜しい」と励ますなど夏生の才能を高く評価しており、献身的に執筆作業を支えている。
- 夏生の初書籍が本人の思いとはかけ離れた売られ方をしたことに心を痛めており、新虹社を辞めてフリーとして執筆を支えることを宣言するほどであった。
- 桃源 繁光(とうげん しげみつ)
- 有名な直吉賞作家。本名は胡桃沢繁光(くるみざわ しげみつ)。
- 執筆のスランプに陥った夏生が、蔦谷の紹介で桃源の書生として行くことになった。気難しい性格から授賞式には一切現れない。夏生が初めて訪れた時点では、自宅内がごみ屋敷状態になっており、無頓着な私生活が描写されている。執筆のための参考資料の数がとても多い他、執筆に際して徹底した取材を行うことから各方面へ顔が広く、信頼も高い。
- 20年ほど前まで妻と息子がいた。妻が2人目の子の出産のために入院していた時期がちょうど小説家として軌道に乗り始めたころだったために、世話を預かっていたはずの息子の面倒をあまり見ることができずにいた。ある日、息子は桃源の気づかないうちに家から出てしまい、近くの踏切で電車に撥ねられ死亡。それを機に妻とは離婚し、以後一切接触がなくなる。当時の妻のお腹の中にいたのが後の榊華である。それらの事実を夏生に話した数日後に自宅で倒れ、肺に影があることが判明する。
- 癌が判明した当初は治療せずに、病気は自身に対する「罪」であり「救い」であるとして死を受け入れると主張していたが、娘・華の小説家としての覚悟、宣戦布告を受けて手術して少しでも長く生きることを決意した。
- 種部 健悟(たなべ けんご)
- 陽菜の見合い相手。都樹子の取引先である重役の息子。一流企業に勤める高学歴のエリート社員。28歳。
- 都樹子から陽菜にお見合い相手として紹介され、登場当初は至って真面目で陽菜を食事に誘ったり、靴や酒をプレゼントしたりするなど好印象の青年であった。しかし、次第に恩着せがましい傲慢な性格を現し始め、一方的な好意を押し付けたり、身勝手な言動で陽菜を振り回し困惑させていた。数回に及ぶデートの後、結婚を前提とした交際を申し込むものの断られてしまい、今まで陽菜に与えたプレゼントと食事に使った代金を全て返された。それ以降、陽菜に付き纏ったり嫌がらせをするようになり、家の前を徘徊、用事が無いにも関わらず陽菜の勤務先であるホテルに姿を現すなどストーカー行為をエスカレートさせていく。
- やがて、それを知ったホテルのスタッフからホテルを出入り禁止にされた挙句、陽菜からの相談を受け自宅に訪れた警察から「ストーカー規制法に抵触する行為が確認されたため、今後同様の行為がなされた場合、逮捕の可能性がある」と警告される。それに加え、ストーカー行為発覚により懲戒免職となった教職員のネット記事を見たことによる焦り[28]から陽菜を逆恨みするようになり、夏生と待ち合わせしていた陽菜を待ち伏せし、ナイフで刺そうとするまでに至った。結果的に陽菜を庇った夏生の脇腹を刺してしまったことにより、傷害及びストーカー規制法違反の疑いで逮捕されたが種部は殺意を否認。小説の取材のために拘置所を訪れた夏生に対しても、反省の色を見せることなく飄々とした態度を見せた。
- ちなみに初登場時は蔓見(つるみ)健悟となっていた(単行本にて種部に修正)。
- 梶田 時弥(かじた ときや)
- 瑠衣の同僚。若くして調理師免許を所持しており、経験も豊富であることから怪我をした瑠衣に代わる即戦力として雇われた。リハビリのために包丁を取りに店を訪れた瑠衣を部外者扱いするなど融通の効かないところに始まり無愛想な態度や空気を読まない言動(陽菜曰く「昔の瑠衣みたい」)などもあって、瑠衣からの第一印象は芳しくなかった。しかし、ともに仕事をしていく中で瑠衣から「頼れる友人」と評されるまでに信頼関係を築いている。
- 裕福ではない家庭事情から、高校には通っておらず中卒で料理の世界へ飛び込んだ。長らく料亭で修行を積んだ経験から、飾り切りなどの細かい技巧を得意としている他金継ぎも会得しており度々瑠衣を感心させている。高い向上心の持ち主であるとともに瑠衣の料理の腕前に対しても高く評価しており、自分より上手い芋の皮むきを披露された時には素直に教示を求めたり、ニューヨーク長期留学の話が持ち上がった際には悩む瑠衣を積極的に誘うなどしている。
その他
- 梨花(りか) / 美己奈(みいな) / 叶恵(かなえ)
- 声 - 菊池紗矢香 / 野口瑠璃子 / 長谷川育美
- 瑠衣が桜川高校にいた頃の同級生たち。揃って合コン好き。
- 綾乃(あやの)
- 声 - 高橋美佳子
- 「ラマン」の女性従業員。葉大(ようた)(声 - 種﨑敦美)という名前の5歳の息子がいる。
- 楠本 沙希(くすもと さき)
- 桐谷の元教え子。桐谷の異動の原因を作った張本人で、その時の恨みから怪文書の送信や文化祭の荒らしを行った。文化祭でのトラブルの後、瑠衣と偶然再会し、その時に瑠衣から「ストーキン子」の愛称を貰う。2度目の学園祭で再び文芸部を訪ね、改めて葦原達に謝罪した。
- マキ
- 陽菜の友人。外資系に勤めるキャリアウーマン。
- リフレッシュ休暇の際、沖縄で修学旅行中の陽菜に再会した。住まいの都合で、一時的に陽菜のアパートに住むことになったが、その際、偶然訪れた夏生に全裸の姿を見られてしまう。それでも「一度お話したかった」と夏生を受け入れ、夏生が小説家を目指す上でのビジョンの甘さに活を入れた上、陽菜との関係にエールを送った。
- 梅田 百合(うめだ ゆり)
- ガールクラブ「宵の蝶」のフロアレディ。源氏名は「樹里(じゅり)」。秋田県出身。
- 夏生にとって初めての取材相手。女優を目指して上京してきたものの結果を残すことができず、遠距離恋愛となっていた高校時代からの彼氏・仲林基樹に対してもその優しさから逃げるように一方的に別れを告げてしまったことを後悔していた。夏生の説得もあって基樹に会いに秋田へ帰郷するも、既に白血病で亡くなっていたことが明らかになった。基樹との再会こそ果たせなかったものの、過去を見つめ直す機会を得たことで再び女優の道を志すことを決意。現在は劇団に所属して活動している。
- 付き合う直前の夏生と瑠衣との微妙な関係に気づいており、夏生に対して「大事な人の手は離しちゃダメ」とアドバイスを送った。
- 椿姫 愛里栖(つばき アリス)
- 夏生が大学受験を正式に決意し、成績が落ちていたことから通い始めた予備校(藻上予備校)で初めて会話した女子高生。自分の容姿および周囲の男子を憎むような卑屈な性格で、夏生に対して、非常に突き放した態度・口調で応対した。
- 器量の良い年子の妹・ルナが存在したことで、幼少の時から曾祖母に器量の悪さを強く意識させられることとなった他、中学生のころ、教室越しに偶然聞いた幼馴染みの源太とその友達との雑談から、自らをブスと卑下して強く意識に刻み込むこととなり、その影響はその後の愛里栖自身の言動にも大きく反映されることとなった。
- 小学校のころからのゲーム好きで、ゲームセンターにもよく通っていたが、そこに夏生と一緒に行った際に源太と偶然再会する。源太を見返すために夏生に恋人のふりをしてもらうように頼んだが、瑠衣が現れたことで失敗に終わる。事情を知ってなお愛里栖を笑った源太を殴った夏生の姿を見て、逃げずに源太と向き合うことを決意する。翌日、源太に当時言いたかったことを伝えたことで、わだかまりを捨てた。
- 予備校では劣等生であったが、夏生との切磋琢磨を経て順調に成績を伸ばした。
- 木梨 れお(きなし れお)
- まおの弟。モデル業をしているイケメン。大のシスコン。
- 瑠衣に対して好意を抱いている様子。
- 小椚 尊(おくぬぎ たける)
- 苔丘出版「週刊ゲンザイ」の記者。34歳。
注釈
- ^ 本来は「家庭の」「家庭的な」を表し、「飼いならされた」という意味もある。
- ^ 『マガSP』2014年8月号の発売日が7月19日、第1巻の発売日が7月17日なので、実際には単行本で先行公開されたことになる。
- ^ 119話。この袋綴じについては電子版の少年マガジン、および後日発売される単行本には収録されないものである予定であるとされた。なお120話は、性行為の「事後」から話が再開された[3]。
- ^ 高校3年時は肩下までのセミロングになり、高校卒業後まもなくショートボブに戻した。また、中学時代はセミロングのアップスタイルであった。
- ^ 学生時代から一貫してロングだったが、伊豆大島に異動した直後はショートカットに改め、再びロングヘ戻している。
出典
- ^ “ドメスティックな彼女(1) - 講談社コミックプラス”. 2018年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月17日閲覧。
- ^ “ドメスティックな彼女(2) - 講談社コミックプラス”. 2018年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年9月23日閲覧。
- ^ “ドメスティックな彼女(3) - 講談社コミックプラス”. 2018年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年2月18日閲覧。
- ^ “ドメスティックな彼女(4) - 講談社コミックプラス”. 2018年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年2月18日閲覧。
- ^ “ドメスティックな彼女(5) - 講談社コミックプラス”. 2018年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年5月15日閲覧。
- ^ “ドメスティックな彼女(6) - 講談社コミックプラス”. 2018年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年8月17日閲覧。
- ^ “ドメスティックな彼女(7) - 講談社コミックプラス”. 2018年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月17日閲覧。
- ^ “ドメスティックな彼女(8) - 講談社コミックプラス”. 2018年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月17日閲覧。
- ^ “ドメスティックな彼女(9) - 講談社コミックプラス”. 2018年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月17日閲覧。
- ^ “ドメスティックな彼女(10) - 講談社コミックプラス”. 2018年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月17日閲覧。
- ^ “ドメスティックな彼女(11) - 講談社コミックプラス”. 2018年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月17日閲覧。
- ^ “ドメスティックな彼女(12) - 講談社コミックプラス”. 2018年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年2月17日閲覧。
- ^ “ドメスティックな彼女(13) - 講談社コミックプラス”. 2018年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月17日閲覧。
- ^ “ドメスティックな彼女(14) - 講談社コミックプラス”. 2018年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年7月14日閲覧。
- ^ “ドメスティックな彼女(15) - 講談社コミックプラス”. 2018年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月15日閲覧。
- ^ “ドメスティックな彼女(16) - 講談社コミックプラス”. 2018年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年11月15日閲覧。
- ^ “ドメスティックな彼女(17) - 講談社コミックプラス”. 2018年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月16日閲覧。
- ^ “ドメスティックな彼女(18) - 講談社コミックプラス”. 2018年6月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月17日閲覧。
- ^ “ドメスティックな彼女(19) - 講談社コミックプラス”. 2018年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月17日閲覧。
- ^ “ドメスティックな彼女(20) - 講談社コミックプラス”. 2018年10月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月21日閲覧。
- ^ “ドメスティックな彼女(21) - 講談社コミックプラス”. 2018年12月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月17日閲覧。
- ^ “ドメスティックな彼女(22) - 講談社コミックプラス”. 2019年3月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月16日閲覧。
- ^ “ドメスティックな彼女(23) - 講談社コミックプラス”. 2019年6月17日閲覧。
- ^ “ドメスティックな彼女(24) - 講談社コミックプラス”. 2019年9月17日閲覧。
- ^ “ドメスティックな彼女(25) - 講談社コミックプラス”. 2019年11月15日閲覧。
- ^ “ドメスティックな彼女(26) - 講談社コミックプラス”. 2020年2月21日閲覧。
- ^ “ドメスティックな彼女(27) - 講談社コミックプラス”. 2020年5月15日閲覧。
- ^ “ドメスティックな彼女(28) - 講談社コミックプラス”. 2020年8月17日閲覧。
- ^ “ドメスティックな彼女 公式薄い本 - 講談社コミックプラス”. 2020年8月17日閲覧。
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