やっと合間を見つけて更新できます。ちょっと今仕事関係でごたごたしてて(そんなに悪い意味でもないけど)前のようになかなか更新できないけど頑張ります!
さて今日はちょっと珍しい話。
ジャニーズの仕事はすべて当然のことながらジャニーさんから基本的には回ってくる。ジュニアは間違いなくそうだろう。マネージャーがつくようになれば、そのマネージャーが仕事を取ってくることやオファーが入ってくることもあるだろうが、ジュニアは
1、ジャニーさんから直接電話が入って仕事をさせてもらう。
2、ジャニーさん→一定レベルのジュニアをまとめて担当する事務所のデスクから仕事が回ってくる。
3、ジャニーさん→自分専門の担当のデスクから仕事が回ってくる。
といったステップアップでジュニアの仕事は動いていた。もちろんこれは当時の話だが。そういうわけで、たとえどんなに小さな仕事でも、基本的にはすべてジャニーさんを通って仕事というものは回ってくる仕組みになっていた。これ以上のレベルになるともうグループデビューなりCDデビューなりのレベルになるのでマネージャーがつくのである。私の場合はこれでいえば3レベルだった。
つまり、ジュニアレベルでは自分の希望で仕事を選んだり取ったりは出来ないのが基本であり、初めのうちはノーギャラの場合も多い。まあ芸能界なんてところはどこでも似たようなものだから、下っ端のノーギャラなどというものは驚くようなものではない。むしろ、出させてもらえることに感謝しないといけない立場なのである。そうやって這い上がって最終的にスターになりさえすればポルシェだのフェラーリだの好きな車にだって乗れるようになるのだから。
前置きが長くなったが、実はそんな環境の中で私は2回、まったくジャニーさんを通さないで仕事をしたことがある。今回はその1つ目のお話である。
これは「ヤンヤン歌うスタジオ」のドラマレギュラーをやっていた時のことである。私が頂いた仕事はヤンヤンの中でもあくまで「ドラマ」コーナーに限ったもので、その他のコントのコーナーは担当外だった。強いて言えば、少年隊がまだデビュー前だったが、よく歌番組に出たりしていたので、ヤンヤンでもそのバックとして出たことはあるが、これはもちろんデスクを通した仕事なので通常通りのものだ。
あるコントのコーナーを撮影している時だった。私は出番待ちで時間が空いていたので、スタジオの隅で何気なく見学していた。以前にも書いたが、私にはマネージャーがいないので仕事の時はいつも一人で行く。だから空き時間は思いのほか自由が利いた。この時もそうだった。単に暇だから覗いていただけだった。
コントはオオカミ少年がテーマだったが、まあ内容はほとんど関係なく、単に10人くらいの出演者(このときジャニーズは誰もいなかった)が集まって(栗田貫一さんがメイン)、曲が流れてみんなで踊ろうとするのだが、変な曲が流れて「これじゃ踊れない、こういう曲じゃなくちゃ!」といって洋楽(ゴーストバスターズ)が流れてようやくみんな楽しく踊れる。そこにあのねのねさんが絡んできて…というものだった。
と、そこで簡単なリハーサルをしてすぐ撮影、という段階だったのだが、サブから突然ディレクターの声がして
「おい(monmon)!そこにいるのか?」
と言われた。びっくりして
「はい、見てます!…邪魔だったですか?」
「お前いるならちょうどいいからセンターで踊れ。適当でいいから!」
「ええっ?!いや、そんなことしていいんすか?!」
「できんだろ!やれよ。」
その場のみんなも出ちゃえ出ちゃえ、みたいな空気になってしまい、思いっきり普段着だったのだが(もともとドラマも私服ではあったが)まるで盆踊りの輪に引き込まれるような勢いで有無を言わさず「はい本番!」のコール…
で、ゴーストバスターズを入りのきっかけにしてみんなの前のど真ん中に立ち、ピンで10秒くらいアドリブダンスをしたのだ!そしてそのまま輪の中に混じってコントの終わりまで出てしまった。後でオンエアを見たら、客なしの撮影だったにもかかわらず、私のダンスのためだけに拍手の効果音まで入れてくれていた。テレビでダンスをしたのは数え切れないが、この時ほどハッキリと、長く自分のダンスが放送されたことは後にも先にもない。というよりも、完全に自分のダンスのためだけの10秒間が公共放送で流れたのだ。正直言って、ジャニーズ活動の中で最も嬉しかったのはこの時である(笑)。ちなみに、ジャニーさんからも事務所からもこの件については何も言われなかった。もちろんギャラも出てないが。
おまけ:これを書いていて、そういえばもうひとつ勝手にやったことがあるのを思い出した。まあこれはたいしたことではないのだが、ヤンヤンの最後のエンドロールの部分はその日出演した歌手やタレントが卒業写真のように段々に座って「また来週~」とやるのだが、そこにも勝手に混じって出たことがある。大物アイドルなどもたくさん出る中に混じって出てしまったので嬉しさ半分恐縮半分、という感じだった。
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さて今日はちょっと珍しい話。
ジャニーズの仕事はすべて当然のことながらジャニーさんから基本的には回ってくる。ジュニアは間違いなくそうだろう。マネージャーがつくようになれば、そのマネージャーが仕事を取ってくることやオファーが入ってくることもあるだろうが、ジュニアは
1、ジャニーさんから直接電話が入って仕事をさせてもらう。
2、ジャニーさん→一定レベルのジュニアをまとめて担当する事務所のデスクから仕事が回ってくる。
3、ジャニーさん→自分専門の担当のデスクから仕事が回ってくる。
といったステップアップでジュニアの仕事は動いていた。もちろんこれは当時の話だが。そういうわけで、たとえどんなに小さな仕事でも、基本的にはすべてジャニーさんを通って仕事というものは回ってくる仕組みになっていた。これ以上のレベルになるともうグループデビューなりCDデビューなりのレベルになるのでマネージャーがつくのである。私の場合はこれでいえば3レベルだった。
つまり、ジュニアレベルでは自分の希望で仕事を選んだり取ったりは出来ないのが基本であり、初めのうちはノーギャラの場合も多い。まあ芸能界なんてところはどこでも似たようなものだから、下っ端のノーギャラなどというものは驚くようなものではない。むしろ、出させてもらえることに感謝しないといけない立場なのである。そうやって這い上がって最終的にスターになりさえすればポルシェだのフェラーリだの好きな車にだって乗れるようになるのだから。
前置きが長くなったが、実はそんな環境の中で私は2回、まったくジャニーさんを通さないで仕事をしたことがある。今回はその1つ目のお話である。
これは「ヤンヤン歌うスタジオ」のドラマレギュラーをやっていた時のことである。私が頂いた仕事はヤンヤンの中でもあくまで「ドラマ」コーナーに限ったもので、その他のコントのコーナーは担当外だった。強いて言えば、少年隊がまだデビュー前だったが、よく歌番組に出たりしていたので、ヤンヤンでもそのバックとして出たことはあるが、これはもちろんデスクを通した仕事なので通常通りのものだ。
あるコントのコーナーを撮影している時だった。私は出番待ちで時間が空いていたので、スタジオの隅で何気なく見学していた。以前にも書いたが、私にはマネージャーがいないので仕事の時はいつも一人で行く。だから空き時間は思いのほか自由が利いた。この時もそうだった。単に暇だから覗いていただけだった。
コントはオオカミ少年がテーマだったが、まあ内容はほとんど関係なく、単に10人くらいの出演者(このときジャニーズは誰もいなかった)が集まって(栗田貫一さんがメイン)、曲が流れてみんなで踊ろうとするのだが、変な曲が流れて「これじゃ踊れない、こういう曲じゃなくちゃ!」といって洋楽(ゴーストバスターズ)が流れてようやくみんな楽しく踊れる。そこにあのねのねさんが絡んできて…というものだった。
と、そこで簡単なリハーサルをしてすぐ撮影、という段階だったのだが、サブから突然ディレクターの声がして
「おい(monmon)!そこにいるのか?」
と言われた。びっくりして
「はい、見てます!…邪魔だったですか?」
「お前いるならちょうどいいからセンターで踊れ。適当でいいから!」
「ええっ?!いや、そんなことしていいんすか?!」
「できんだろ!やれよ。」
その場のみんなも出ちゃえ出ちゃえ、みたいな空気になってしまい、思いっきり普段着だったのだが(もともとドラマも私服ではあったが)まるで盆踊りの輪に引き込まれるような勢いで有無を言わさず「はい本番!」のコール…
で、ゴーストバスターズを入りのきっかけにしてみんなの前のど真ん中に立ち、ピンで10秒くらいアドリブダンスをしたのだ!そしてそのまま輪の中に混じってコントの終わりまで出てしまった。後でオンエアを見たら、客なしの撮影だったにもかかわらず、私のダンスのためだけに拍手の効果音まで入れてくれていた。テレビでダンスをしたのは数え切れないが、この時ほどハッキリと、長く自分のダンスが放送されたことは後にも先にもない。というよりも、完全に自分のダンスのためだけの10秒間が公共放送で流れたのだ。正直言って、ジャニーズ活動の中で最も嬉しかったのはこの時である(笑)。ちなみに、ジャニーさんからも事務所からもこの件については何も言われなかった。もちろんギャラも出てないが。
おまけ:これを書いていて、そういえばもうひとつ勝手にやったことがあるのを思い出した。まあこれはたいしたことではないのだが、ヤンヤンの最後のエンドロールの部分はその日出演した歌手やタレントが卒業写真のように段々に座って「また来週~」とやるのだが、そこにも勝手に混じって出たことがある。大物アイドルなどもたくさん出る中に混じって出てしまったので嬉しさ半分恐縮半分、という感じだった。
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