台風6号の長期化に備え、イオン琉球(沖縄県南風原町、鯉渕豊太郎社長)は4日午後、日本航空(JAL)の臨時便でカップ麺やレトルトカレーなど約4万個(10トントラック2台分)を調達し、イオン那覇店に搬入した。災害時などに備えて2007年にイオンとJALが締結した業務提携に基づく対応。これまで16年の熊本地震などで臨時便による物資輸送が実施されたが、沖縄では初めて。今回搬入された4万個は、通常の1カ月分の販売量に相当するという。
イオン琉球の大森修取締役営業本部長は「日頃から(県内の)物流センターに十分な備蓄はしているが、台風の再接近に向けた緊急対応になった」と説明した。
(當山幸都、福田修平)