◇どこのどなたか知りませんがありがとう!目が覚めたよ!


すっかりご無沙汰をしておりました。こんにちは。
昨日(日付的には今日)の深夜未明、再び誰かにブログが通報されたらしく、Googleから警告が届きました。

おかげさまで今日は朝からテンションがぶち上がり、ようやくブログを書く気になれましたよ。

私はこの時を、ずっと待っていた気がします。


話せば長いようで大したことのない話なのですが、実はこの1ヶ月間、スランプに陥っておりました。
ブログが書けず、寄稿記事の筆も遅々として進まず、今月分として受注していた仕事も期日までに仕上げられず、来月分に回してもらったりして...。


う〜ん。何でしょうねー...。
書けないって言うか、書く気にならなかったと言うか、な〜んか、モチベーションが上がらなかったんですよねー...。


書かずに何をしていたかというと、普通にプライベートが忙しく、かつ充実しておりました。

2年もの間ほとんど引きこもり生活をしていた反動からか、最近は堰を切ったように外に出かけ、活発に活動しています。
多くの友人知人たちと会って旧交を温めたり、旅行支援が使えるうちに夫婦で旅行に出かけたり、イベントに参加したり、話題の映画を観に行ったり、遠方から招いた夫の友人をもてなしたり、仕事に行ったり、新学期だから娘が通う学校や塾の保護者会に行ったり、「いつか読もう」と思いつつ手をつけていなかった数十冊の本を、片っ端から図書館で借りてきて読んだり。

そうやってリアルな生活が忙しく、充実すればするほど、ネットとの距離は開いていきました。


それに最近、ご近所さんが飼っている保護犬を、飼い主さんの許可を得て可愛がらせてもらっているのです。
自分はこれまで犬よりも猫の方が好きだと思っていましたが、犬もいいですねー。めちゃくちゃ可愛いです。賢くて可愛すぎるワンコにすっかり癒されて、毒気が抜けておりました。


そうやってリアルが満たされるほどに、Twitterすらろくに見なくなり、ブログも書けず...。あぁ、どうしよう〜...。


と腑抜けていたところへ、久しぶりのウェイクアップコール(Googleからの警告)ですよ!

朝起きて、メールの通知が目に入った瞬間、一気に血のめぐりが良くなりました!



キタキタキタキターーーーーー!!!!!



と、テンションがぶち上がる気持ちと、「やった!ネタになる!これでようやくブログが書ける。ふぅー」と安堵する気持ちが入り乱れ、カフェインをとるよりすっきり目が覚めました。

実は内心、期待していたのです。寄稿記事が公開されたら、再び通報されて、警告が来るのではと思っていましたよ。
お待ちしておりました。ふふっ♪



公開された寄稿記事はこちらです。

まだお読みいただいてない方は、どうぞ。→女性インフルエンサー「H」について記事を書いたら、Googleから警告が止まらなくなった話


女性インフルエンサーの「H」が誰のことかは、ほとんどの人は言わなくても察しがつくようですねw



記事中にある、一番最初にGoogleから通報を受けた記事はこちら↓です。

久しぶりに「はあちゅう」さんの話題がホットです


そして、何度もしつこく通報を繰り返された記事はこちら↓です。

事実陳列の罪に問われました


こちらの記事↓も、書いて公開した直後に警告が来ましたからね。「私のブログに張り付いてんのかよ、暇だな」と呆れました。

売られた喧嘩は買う主義です



誰がやっているのかは、全っっっっっく見当もつかないんですけどね!
誰なのでしょうか、本当に?不気味ですね〜。怖いですね〜。ゾクゾクしてワクワクします♡


通報を受けたのは、 なぜか たまたま はあちゅうさんに関する記事ばかりなのですが、だからといって、ご本人が犯人だと決めつけることはできません。

「はあちゅうさんのアンチのアンチ」活動をされている奇特な方も実際にいらっしゃいますし、あるいは私のブログが気に食わない誰かが、はあちゅうさんに疑いがかかる状況を利用して、私に嫌がらせをしているのかもしれません。


ちなみに、昨夜久しぶりに届いた警告は、はあちゅうさんとは全く関わりのないページに対してでした。
公開された寄稿記事を読んで「マズイ」と思った「誰かさん」が、はあちゅうさんとは関係のない記事も慌てて通報して誤魔化そうとしたのかもしれませんし、はあちゅうさんに濡れ衣を着せつつ私に嫌がらせをしたい誰かが、適当なページを選んで通報をしているのかもしれません。


私は過去にも何度か、はあちゅうさんの話題をブログに書いてきました。
ネットの火事場を眺めるのが私の趣味だったし、昔の彼女はよく燃えていましたから。

けれど、基本的にはブログに何を書こうと、私の存在は無視されてきました。Twitterでブロックこそされているけれど、訴えられたこともありません。


なのに今回に限って、なぜか通報を繰り返されているのです。
「はあちゅう」さんが「ねこぴ」さんになりすまして個人情報を流出させた件は、それほど拡散されては困る、シリアスな問題だったということでしょうか?


う〜ん。そんなに気にしなくていいような気もしますけどね。
裁判でどのような結論が出るにせよ、はあちゅうさんの評判と人気はすでに落ちるところまで落ちていて、今や見る影もないのですから、仕事にも私生活にも大きな影響はないんじゃないのかなぁ。

現在の彼女の主な収入源は、アフィリエイトですか?
「ショート動画クリエイター」を自称しながら、怪しげな商品やサービスの宣伝ばかりしているようです。

子供を食べさせていくのに必死なのだろうけど、できたらそんなことして欲しくないな。やっぱりね、はあちゅうさんは活字の人ですよ。動画じゃない。


寄稿記事を書くにあたって、はあちゅうさんの書いた作品を一度しっかり読んでみようと思って、こちらの短編集を読みました。

通りすがりのあなた (講談社文庫)
はあちゅう
講談社
2020-04-15



私は紙で全話読みましたが、電子版は無料で試し読みができるので、皆さんもよかったらお読みになってみてください。
リンク先(Amazon)に飛び、「サンプルを読む」をクリックしていただければ、「世界が終わる前に」という短編が1話無料で読めます。

さらに、「通りすがりのあなた」に収録されているもう1遍の短編も、無料で読めます。




意外と面白いでしょ?
小説を書かれたのは初めてだったようですが、独特の感性をお持ちだし、はあちゅうさんご本人のキャラクターを踏まえて読むと、なかなかに味わい深い。
私のお気に入りは、これでもかというほどカースト下位の女の子をバカにし、童貞をコケにしまくった「友達なんかじゃない」という作品です。


ご興味を持たれた方は、図書館で本を探してみてください。
短編集はそれなりに面白かったけれど、「購入すべき」とお勧めできるほどではありませんでしたから、図書館にあるなら借りて読むのをお勧めします。


最近読んだ小説の中で、お金を出す価値があると思ったのはこちらの本。

カモフラージュ (集英社文庫)
松井玲奈
集英社
2021-07-01

元AKBグループ(SKE48や乃木坂など)でアイドルをしていた松井玲奈さんが上梓した短編集なのですが、アイドルと侮るなかれ。あっと驚くクオリティの高さです。

「えっ?アイドルがいきなりこれを書いたの?」

「うそっ!本当に小説を書いたのはこれが初めてなの?」

と、いい意味で裏切られました。もっと彼女の書いた作品が読みたくなったし、今後のご活躍に期待しています。


松井さんの短編集に比べると、はあちゅうさんのは見劣りしてしまいます。
だから岩井俊二監督が太宰治を引き合いに出して大絶賛していることに、かなり違和感があったんですよね。
穿った見方かもしれませんが、岩井俊二監督が寄せた解説には、むしろ悪意を感じました。

「この人はもしかすると、はあちゅうさんのことが嫌いで、誉め殺しにしているのではないだろうか」

と疑ってしまったほどです。
だってね、


「自身の生き様を丸裸にさらしながら、SNS世代のトップランナーとして走るはあちゅうさんはきっと人間の美しさも醜さも飲み込んで、太宰のようなかつてない作家になってゆくに違いないと思うのである」


「『通りすがりのあなた』で半径5メートルの関係を地球規模でスケールで描こうとした作家は、次の『仮想人生』では東京を舞台に半径5ミリメートルのような危うい人間関係を描いてみせる。その表現世界は確実に進化、そして深化を続けている。
ここまでの作品も素晴らしいのだが、敢えてこれらを秀作と言わせてほしい。はあちゅうさんがその才能の真価を見せつける、太宰における『人間失格』のような傑作が、いずれ必ず我々の前に登場する」


なんて誉めそやされたら、かえって書けなくなりませんか?
有名な監督に期待されて、こんな預言までされて、「太宰のような作家にならなきゃいけない」「傑作を書かなきゃいけない」と気負ってしまったら、逆に萎縮して1行も書けなくなってしまいそうです。

実際に、彼女は書けなくなっていますよね。


もったいないですよね。別に太宰になんてならなくてもいいし、傑作じゃなくてもいいから、とにかくコツコツ書けば良かったのに。
作家としての彼女に足りないのは、「ペン先で身内と自分自身を傷つける覚悟」と、「開き直り」なんじゃないかしら。


傑作と呼べる作品になるかどうかは力量次第だけれど、少なくとも必ず大きな話題を呼ぶに違いない素材を、彼女は持っていますよね。
「日本一有名なAV男優と数年にわたって繰り広げた男女の痴情」は、彼女にしか書けません。


私は普段彼女の動向を全くチェックしていないため、熱心な「はあちゅうウォッチャー」の方から教えていただいたのですが、「自分の方は(しみけん氏に対して)気持ちが残っていたけれど、愛してもらえなかった。振られたのと同じ」とお話しされていたのでしょう?

他にも、「心を壊された」とか「世間にバレてないだけのクズ」だとか、しみけん氏への恨みつらみを小出しにインスタやYouTubeでこぼしているそうじゃないですか。

なんで、それを手記にまとめないんですか?


男への怨念は小説に書いて、昇華しちまえばいい。書いて発表すれば元夫に対する腹の虫もおさまるでしょうし、作品が高い評価を得ればアンチも黙らせられますよ。



アンチは裁判じゃなくて才能で殴ってください。



恨みの剣で自分を突き刺して、流れ出る血で小説を書くんです。それが作家の業ってものじゃないんですか?
はあちゅうさんは作家じゃなかったんですか?


はあちゅうさんが尊敬しているという林真理子さんも、ものすごく傷ついた恋愛の経験を小説にして、直木賞を受賞して、世間を見返していますよ。


最終便に間に合えば (文春文庫)
林 真理子
文藝春秋
2012-09-20




はあちゅうさんご本人にも、はあちゅうさんのなりすまし問題についても、私はそれほど強く興味があったわけではありません。
けれど、それを書いたことでGoogleから連日警告が来て、最後っ屁として中傷メールも来て、愉快に思ったので寄稿記事のネタにしました。


今さら彼女について書いたところで、もはやそれほどの関心は集めないと思っていたら、公開された記事は意外なほど多くの方に読まれています。
あっという間に「今週の人気記事」の1位を獲りました。てっきり湿り切った薪だと思っていたはあちゅうさんでしたが、局地的とは言えまだ炎上する力が残っていたのですね。
根強い注目度の再確認をいたしました。


さて、Googleからの警告は、果たして今夜も届くでしょうか?
楽しみです。ブログにせよ寄稿記事にせよ、また美味しくネタにさせていただきますね。
こうして、久しぶりにブログを書くこともできました。

スランプを脱する手助けをしていただいて、ありがとう。