◇NHKスペシャルかクロ現で取り上げてほしい
本日のブログ3本目です。
やっぱりね、土佐市の話題には一言触れておきたいなと思いまして...。
「なになに?土佐市がどうしたの?」と、騒動をご存知ない方は、まずはヨッピーさんの記事にお目を通しください。
こちらから→SNSで大炎上の土佐市移住者カフェ、現地で起こっていることの総括と問題点
私の故郷は高知市であって土佐市ではないですけど、やっぱり高知の話題は気になります。
最初にTwitterで崖っぷちカフェ店長さんの投稿を目にした時、「おおーっとぉ、これは可燃性が高そうだ!」とワクワクして、とりあえずリツイートしておきました。
そしたら、案の定そこから間を置かずに大炎上が始まったのです。
本日のブログ3本目です。
やっぱりね、土佐市の話題には一言触れておきたいなと思いまして...。
「なになに?土佐市がどうしたの?」と、騒動をご存知ない方は、まずはヨッピーさんの記事にお目を通しください。
こちらから→SNSで大炎上の土佐市移住者カフェ、現地で起こっていることの総括と問題点
私の故郷は高知市であって土佐市ではないですけど、やっぱり高知の話題は気になります。
最初にTwitterで崖っぷちカフェ店長さんの投稿を目にした時、「おおーっとぉ、これは可燃性が高そうだ!」と
そしたら、案の定そこから間を置かずに大炎上が始まったのです。
最近、似たような話が多いですからね。
ちょっと前にも、別子銅山で似たようなトラブルがあったところですし。
こちらから→波紋を呼んだ「地域おこし協力隊」の動画 ディレクターが現場で見たもの
そういう素地があった上での大炎上。
土佐市には真っ当な抗議だけでなく、嫌がらせの電話や脅迫までも来るようになって大混乱に陥ってしまいました。カフェのオーナーさんと店長さんは、思いがけない世間の苛烈な反応に、大いに当惑したことでしょう。
そして、問題は問題として、現実は現実です。例え正義(訴えていることの真っ当さ)がカフェオーナーさんと店長さんの側にあるにせよ、もう彼らは土佐市で気持ちよく暮らしていけなくなっているでしょうね。なんせ田舎のことですから。
高知に限らずですが、田舎は狭いのです。
そして、昔ながらのコミュニティの中で安穏と生きている人たちは、変化や波紋を好まない。
このような大騒動も、当然ながら迷惑がられる。
「外から若い人に来てもらわんと困るー」
「新しい風吹かせてねー。期待しちゅうでー」
と口では言いながら、実際によそ者が来て新しい文化を持ち込んだり、それまでのやり方やルールを変えようとすると、眉をひそめるのが田舎の中高年というもの。
「じゃあ、滅びろよ ( ̄∇ ̄)」
と思いますよね?
大抵のチャレンジャーは、心の中で「バルス!」と唱え、顔は笑って心で泣いて、黙って立ち去ってゆくものです。そうやって、地方では過疎が進んでいくの。
土佐市のカフェオーナーさんと店長さんのように、せめて一矢報いてやろうと立ち上がる人は稀なので、私はその勇気を讃えたいです。
相当な怒りと、捨て身の決意と、差し違える覚悟がないとできないことだったでしょうから。
そして、彼らは「土佐市は良いところです」と言っておられますが、「良いところだけど、もうこんなところには居られないし、居たくない」のが本音ではないかしら。
カフェオーナーさんが東京から高知に移住していらしたのは、8年前のことだそうです。
8年前ということは、ちょうどクソブロガープロブロガーのイケハヤ氏が、
「まだ東京で消耗してるの?高知はイケてる移住先です!」
とか何とか言ってた頃じゃない?
カフェのオーナーさんは地域おこし協力隊としてやってきて、地道にカフェ経営をしてきた人なのだから、別にイケハヤに影響されて高知へ来たわけではないだろうけど。
でも、高知が良くも悪くも注目されていた頃でしたよね。
あの頃イケハヤに憧れて、ぞくぞくと移住してきた若者たちは、夢破れて地元へ帰って行った子がほとんどのようです。
高知でパートナーと巡り合って、結婚して家庭を築いた子も知っているけど、そういう子も仕事面ではかなり苦労しているみたい。
なんせ、高知県民は大らかな反面、何事につけ大ざっぱでいい加減だから。
都会のちゃんとした大企業で働いてきた若い子には、そんな高知のデフォ設定であるテキトーさが信じられなくて、相当ストレスが溜まってしまうようなのです。
いい加減さにはいい加減に対応して、大らかに受け流せる人じゃないと、高知という土地では生きづらくなってしまうのかもしれませんね。
この手の地方移住のリアルは、掘ればまだまだ出てくるでしょう。
実際、難しいと思いますよ。
地方移住を目指す若者は、自己実現のために都合のいい環境と支援を求めている一方で、受け入れる地域側は、自分たちに貢献してくれる都合のいい若い労働力を求めているだけなのだから。
どっちもが都合のいいことを考えていて、双方の思いがズレているうえ、どちらも税金を当てにして身銭を切らない。こんなんじゃ、マッチングが上手くいく方が珍しくて当たり前w
もしかしてもしかしなくても、税金でやるようなことじゃないのかもしれませんね。
綺麗事ではない田舎暮らしのヤバイ事例が集まってきたら、ぜひNHKで特集してほしいところ。
こちらの本はオススメですよ。なかなか面白かった。
どこの地元もヤバさの種類は若干違えども、ヤバさの深刻度に大差はないでしょう。
ちょっと前にも、別子銅山で似たようなトラブルがあったところですし。
こちらから→波紋を呼んだ「地域おこし協力隊」の動画 ディレクターが現場で見たもの
そういう素地があった上での大炎上。
土佐市には真っ当な抗議だけでなく、嫌がらせの電話や脅迫までも来るようになって大混乱に陥ってしまいました。カフェのオーナーさんと店長さんは、思いがけない世間の苛烈な反応に、大いに当惑したことでしょう。
そして、問題は問題として、現実は現実です。例え正義(訴えていることの真っ当さ)がカフェオーナーさんと店長さんの側にあるにせよ、もう彼らは土佐市で気持ちよく暮らしていけなくなっているでしょうね。なんせ田舎のことですから。
高知に限らずですが、田舎は狭いのです。
そして、昔ながらのコミュニティの中で安穏と生きている人たちは、変化や波紋を好まない。
このような大騒動も、当然ながら迷惑がられる。
「外から若い人に来てもらわんと困るー」
「新しい風吹かせてねー。期待しちゅうでー」
と口では言いながら、実際によそ者が来て新しい文化を持ち込んだり、それまでのやり方やルールを変えようとすると、眉をひそめるのが田舎の中高年というもの。
「じゃあ、滅びろよ ( ̄∇ ̄)」
と思いますよね?
大抵のチャレンジャーは、心の中で「バルス!」と唱え、顔は笑って心で泣いて、黙って立ち去ってゆくものです。そうやって、地方では過疎が進んでいくの。
土佐市のカフェオーナーさんと店長さんのように、せめて一矢報いてやろうと立ち上がる人は稀なので、私はその勇気を讃えたいです。
相当な怒りと、捨て身の決意と、差し違える覚悟がないとできないことだったでしょうから。
そして、彼らは「土佐市は良いところです」と言っておられますが、「良いところだけど、もうこんなところには居られないし、居たくない」のが本音ではないかしら。
カフェオーナーさんが東京から高知に移住していらしたのは、8年前のことだそうです。
8年前ということは、ちょうど
「まだ東京で消耗してるの?高知はイケてる移住先です!」
とか何とか言ってた頃じゃない?
カフェのオーナーさんは地域おこし協力隊としてやってきて、地道にカフェ経営をしてきた人なのだから、別にイケハヤに影響されて高知へ来たわけではないだろうけど。
でも、高知が良くも悪くも注目されていた頃でしたよね。
あの頃イケハヤに憧れて、ぞくぞくと移住してきた若者たちは、夢破れて地元へ帰って行った子がほとんどのようです。
高知でパートナーと巡り合って、結婚して家庭を築いた子も知っているけど、そういう子も仕事面ではかなり苦労しているみたい。
なんせ、高知県民は大らかな反面、何事につけ大ざっぱでいい加減だから。
都会のちゃんとした大企業で働いてきた若い子には、そんな高知のデフォ設定であるテキトーさが信じられなくて、相当ストレスが溜まってしまうようなのです。
いい加減さにはいい加減に対応して、大らかに受け流せる人じゃないと、高知という土地では生きづらくなってしまうのかもしれませんね。
この手の地方移住のリアルは、掘ればまだまだ出てくるでしょう。
実際、難しいと思いますよ。
地方移住を目指す若者は、自己実現のために都合のいい環境と支援を求めている一方で、受け入れる地域側は、自分たちに貢献してくれる都合のいい若い労働力を求めているだけなのだから。
どっちもが都合のいいことを考えていて、双方の思いがズレているうえ、どちらも税金を当てにして身銭を切らない。こんなんじゃ、マッチングが上手くいく方が珍しくて当たり前w
もしかしてもしかしなくても、税金でやるようなことじゃないのかもしれませんね。
綺麗事ではない田舎暮らしのヤバイ事例が集まってきたら、ぜひNHKで特集してほしいところ。
こちらの本はオススメですよ。なかなか面白かった。
どこの地元もヤバさの種類は若干違えども、ヤバさの深刻度に大差はないでしょう。