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稲とアガベ、秋田・男鹿にラーメン店 「一風堂」連携

日本酒の技術をベースにした「クラフトサケ」を造る稲とアガベ(秋田県男鹿市)は4日、JR男鹿駅近くに地元の素材をふんだんに活用したラーメン専門店を開業した。豚骨ラーメン店「一風堂」を展開する力の源ホールディングス(HD)がレシピ作りに協力した。

店名は「男鹿塩らーめん おがや」。看板メニュー「男鹿塩ラーメン」はだしを秋田県のブランド地鶏の比内地鶏で取り、地元の男鹿の塩、魚を塩に漬け長期熟成させた魚醤(ぎょしょう)の「しょっつる」を使った。スープはコクやパンチがある。付け合わせの燻製(くんせい)チャーシューは、稲とアガベが酒造りに使うこうじを活用してつけ込んだ。価格は920円。

午前11時に開店し、スープがなくなり次第終了する。月曜日が休み。岡住修兵社長は「子どもからお年寄りまでラーメン好きな人は多い。おいしい店であれば場所を問わず人を呼び込む『求心力』になり得る」と語る。

稲とアガベは当初、7月18日に開業を予定していたが、男鹿市など県内を襲った大雨で市内に断水などの影響が出たため延期していた。

同社は酒類の製造・販売や酒米栽培などを目的に2021年3月に設立した。どぶろくなどその他醸造酒、輸出用清酒を造る免許を同年9月に取得。11月には酒と料理のペアリングを楽しむ完全予約制レストランを開業した。今年5月には醸造過程で生じる副産物の酒かすを活用し、マヨネーズ風調味料の製造・販売を始めた。

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