新美有加アナ:エマ・ワトソンが憧れ アナウンサーとして「質問力をつけたい」 「週刊フジテレビ批評」では「あえて率直に」

フジテレビの新美有加アナウンサー
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フジテレビの新美有加アナウンサー

 フジテレビの報道番組「Live News it!」(月~金曜午後4時50分、土・日午後5時半)や「週刊フジテレビ批評」(土曜午前5時半)などに出演している新美有加アナウンサー。2015年に同局に入社し、今年2月13日に結婚。公私共に充実している新美アナに、美容や、好きなファッション、憧れの女性、アナウンサーとして大切にしていることなどについて聞いた。

 ◇特別な写真撮影の前には、念入りに顔をマッサージ 前日はほとんど断食…

 身長168センチと、すらりとした長身の新美アナ。体形維持について聞くと、「なるべく節制を心がけてはいるのですが、欲望のままに食べることが好きなので、特に気をつけていることがなくて……」とはにかむ。

 ただ、「写真を撮っていただく機会があると、その日程に合わせて(体形を)絞ります。大好きなポテトチップスや甘いものを食べない。炭酸飲料を飲まないようにして、普段食べている食事のカロリーをマイナスにしていく。また、なるべく歩くようにしたり、自転車に乗ったり。顔の周りはとくに最後まで痩せないので普段以上に顔のマッサージを心がけたりします」という。撮影の前日は「顔がどうしてもむくんでしまうので、ほとんど断食状態です。この間も、おいしそうな料理を夫が作ってくれたのですが、我慢しました……」と残念そうに語る。

 スキンケアは、「顔面のシワのばしのマッサージと、いろんな種類のパックを試すのが楽しみです」という新美アナ。最近は「おうち時間」が増えて、「肩周りが凝るので、肩のストレッチやハンドクラップダンスなどをして意識的に腕を肩から上にあげるようにしています」と話す。

 ◇会食にはタイトスカートやワンピース アクセサリーで華やかさをプラス

 私服は「ラフなスタイルが多いですね。散歩や自転車に乗ることも好きなので、Tシャツを着てスニーカーを履き、大きなリュックを背負うことも……。年齢も重ねてきたので、もう少し大人っぽい服を着こなしたいと思っているところです」と話す新美アナ。

 仕事の場面では「タイトスカートが結構好きです。着るだけでシャープな女性に見えるのかなって。目上の方と食事に行くときなどはタイトスカートやワンピース。色みは、きちんと見えるので黒やネービーが多いですね」と語る。

 「全体が重くなってしまうので、アクセサリーできらびやかに」と華やかさを添えることも忘れない。「一つ石のアクセサリーを着けたりします」という。

 初任給が出た時に、自分へのご褒美の意味も込めてアクセサリーを購入した。「研修の帰りにお店に寄って、そんなに高価なものではないのですが、デザインがすごく気に入って、三連の星が付いたネックレスを買いました。同期の女子がちょうど3人だったので、同期に見守られている感じがするなと思って、また、それぞれが輝けるようにとゲン担ぎの意味も込めて」と語る。

 最近の“自分へのご褒美”は「ちょっといい口紅とか、ちょっといい洋服を買ってみようというときが、たまにあります。そういうときは『あれを頑張ったから』と理由を後から付けて」と笑顔で明かす。

 ◇「週刊フジテレビ批評」では「感想をあえて率直に投げかけてみる」

 新美アナの結婚前の趣味は「ゲームをしたり、ドラマを見たり、音楽を聴いたり、一人ですることが多かったです。あとは実家で犬を飼っているので犬と一緒に散歩にいったり、犬と昼寝をしたり」という。

 特にドラマはよく見てきたといい、「(2000年に放送された)『やまとなでしこ』が大好き。あと、(永山)瑛太さん主演の(2013年放送の)『最高の離婚』もすごく好きでした。離婚という重たくなりそうなテーマなのに“最高”ってついている意外性とか、登場人物がすごく身近に生きている感じがしたのが印象的でした」と語る。

 その経験が「週刊フジテレビ批評」に出演する際にも生きている。同番組について「今まで携わってきた報道や情報番組とは特色が違うからこそ、この番組でしか聞けないような話になるにはどうしたらいいかと考えています。いつもはなるべく抑える自分の感想も、あえて率直に話し、相手に投げかけてみることで、出演者の皆さんから思いがけない答えが返ってくることがあればいいなと思っているのですが……」と新美アナ。他局も含めた放送中のドラマについて語り合う企画の際には、識者に交じって新美アナも20代としての意見を述べることもしばしばだ。

 同番組について、新美アナは「弊社に届いたご意見を紹介する場でもありながら、一つの情報番組としてメディアの面白い裏側をお伝えできることがこの番組の魅力だと思います。一方で、他の情報番組とは扱う話題が異なっていて、踏み込んだ話題の対談や、少しマニアックな話題を取り上げることもあり、特に、新しいことが好きな方、メディアに携わりたいと思っている方は楽しんでいただけると思います」と語った。

 ◇隣にいてそれとなく頼られる人になりたい

 憧れの女性像は「自分の軸や考え方はブレない強さを持ちながらも、たおやかな女性が理想です」と新美アナ。

 「(ハリウッド女優の)エマ・ワトソンさんがカッコいいなと思います。健康的な美しさ、知的で自分の考え方を持ってらっしゃる方、強さを持ちながらも柔らかさを持ち合わせている方に憧れます」という。

 自身も「誰かに憧れられることにも憧れますが、『新美さんには、自分でも気づかないうちに相談し過ぎてしまう……』と言われるような、隣にいて、それとなく頼られる人になりたい。そうすれば、ゆくゆくは、きっといいインタビュアーにもなれそうな気がします」と考えている。

 今後は、アナウンサーとして「質問力と話をまとめる力をつけたいです。取材相手に気持ちよくいろんなお話をしていただけるような質問の仕方ができるようになりたいですね」と思いをはせていた。

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