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チェス棋譜

チェス棋譜



左下から右
アルファベット
下から上
数字




マスの番地を調べるには、下のアルファベットと左の数字を見ればよいのです。











チェス棋譜


https://chess-primer.jp/how-to-read-score.html




https://pojican.com/notation/427/


https://e-and-a-chess.com/?p=6290



https://youtu.be/DBfPH0bktV4









チェスの棋譜は、
「駒の名前 + 移動先のマス」
で駒の動きを表します(本日2回目)。

後者(移動先のマス)を覚えましょう。
マスは、a~hの小文字アルファベット(横)+1~8の数字(縦)で表します。








チェスでは白の駒を操る人が先手となり、最初に駒を動かします。


マスの番地を調べるには、下のアルファベットと左の数字を見ればよいのです。




  


棋譜の読み方
 これまでチェスのルールを説明するのに、避けてきたことがあります。
 それは、アルファベットや記号による解説です。

 なぜならそれは、とてもわかりにくいものだからです。

 しかし、あなたが強くなろうとするとき、過去の名人たちの対戦記録「棋譜(スコア)」を読むこともあるでしょう。

 ですから、ここで簡単に説明していきます。
 これを知らなくてもゲームはできるので、読み飛ばしてもらってもかまいませんよ。

 チェス盤は8×8のマスがありますね。
 それぞれのマスには番地がふられています。
 次で説明しますので、じっくり見ないでください。目が痛くなります。

チェスのマスの番地の読み方

 マスの番地を調べるには、下のアルファベットと左の数字を見ればよいのです。

チェスの棋譜

 では、こんなところでも問題です。
 1手でクイーンを「c2」へ移動させてください。

 駒はアルファベットの大文字で表します。

キング キング K
クイーン クイーン Q
ルーク ルーク R
ビショップ ビショップ B
ナイト ナイト N
ポーン ポーン P
 これだけ覚えれば、駒がどこへ動いたか表現できます。

 「Qc2」と書いてあれば、クイーンがc2へ動いたことになります。

チェスの棋譜(スコア)

 この「Qc2」に記号を付け足すことがあります。

 ・ 相手の駒を取ったときは「Qxc2」とします。
 ・ チェックだったときは「Qc2+」とします。
 ・ チェックメイトだったときは「Qc2#」とします。

 では問題です。以下の順番で、駒を動かしてください。

 1.Rxh6
 2.Qf6+
 3.Rh8#

 今の問題に、黒の動きも付け足して記録すると、以下のようになります。

 1.Rxh6 Kg7
 2.Qf6+ Kg8
 3.Rh8#

 はい。これでスコア(棋譜)の完成です。
 チェスは「白の1手目」→「黒の1手目」という表現なので、「1.」の横に2つ並びます。

 下の図から「Re4」とするとき、どんな動きになるでしょう。
 2通りありますね。こういう場合は、もともとの番地を付け足して区別します。

チェスで同じ番地へ移動

 現在の番地は左のルークが「c4」。右のルークが「g4」ですね。
 「4」は同じなので、アルファベットだけを付け足します。

 「c4」のルークが「e4」へ移動したときは「Rce4」になります。
 「g4」のルークの場合は「Rge4」です。

 ルークが縦に並んでいる場合は、番地の数字だけを付け足せばいいですね。

 ポーンの移動は「e4」というふうに、座標のみで表し「P」は付けません。
 相手の駒を取ったときは、前にいた番地のアルファベットと「x」を付け足します。

 下の図で説明します。
 「c2」のポーンが「c4」へ移動したときは「c4」になります。
 「g5」のポーンが、「f6」にいる相手の駒を取ったときは「gxf6」になります。

チェスのポーンの表記法

 ポーンがプロモーション(昇格)したときは、「=」と駒のアルファベットを付け足します。

 ポーンが下の図のように進み、クイーンにプロモーションしたときは「e8=Q」とします。

チェスのプロモーションの表記法

 キャスリングをしたときは特別な表現をします。

 右にキャスリングしたときは「O-O」とします。
 左にキャスリングしたときは「O-O-O」とします。

 ルークが動くマスの数だけ「O」が付くと覚えてください。

チェスのキャスリングの表記法

 ゲームの終わりは、チェックメイトならば「#」が付くのでわかりますね。
 しかし、降参や引き分けで終わったときは、勝負の結果を記入する必要があります。

 白が勝ったときは「1-0」と最後に記入します。
 黒が勝ったときは「0-1」と最後に記入します。
 引き分けだったときは「1/2-1/2」と最後に記入します。

 ここまで学んだことで、1ゲーム全てを表現することができます。

 実際のゲームのスコアでは「!(良い手)」や「?(疑問の手)」が付いていることもありますが、駒の動きとは関係がなく感想のようなものです。

 最後のまとめです。以下の順番で、駒を動かしてください。


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