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宇宙人ミイラを独占公開! レントゲン写真で脳と卵も確認 メキシコで発見50体を守れ

東スポWEB / 2023年8月4日 12時7分

これが宇宙人のミイラ。DNA鑑定も実施(マリオ・イゲラ氏所有)

メキシコ潜入ルポ最終回は「宇宙人のミイラ」に迫った。古代マヤ文明期などに作られたとされ、宇宙人と人類が深いつながりを持っていた“物的証拠”でもある発掘品「オーパーツ」が、UFO大国・メキシコを中心に驚くべき高値で闇取引されているのだとか。市場規模は1兆円とも言われ、発掘地域では“乱獲”も起こっているという。知られざる「宇宙人ブラックマーケット」の実態とは――。
(協力=メキシコ観光 PASELA)

その一端が垣間見れたのは、昨年5月14、15日にメキシコで初めて開催された「UFOフェスティバル」。米国との国境地帯で、未確認飛行物体が多く目撃される町・ティフアナで開催された。

フェスティバルといっても“お祭りムード”はゼロ。「スカイウォッチャー」と呼ばれる、熱心なUFOマニアが集まり、著名なUFO研究家が最新情報と研究成果を発表する真面目なイベントだ。

そんな会場の隅で売られていたのが、発掘地帯として有名なハリスコ州オフエロス市で出土した、大小数百点のオーパーツだった。ちなみに個人の発掘には規制がない。国がUFOの存在を公に認めていないためだ。

価格帯は1000~2万ペソ(約8235円~16万4718円)とさまざま。中には1万1500年前のものを証明する、アリゾナ大学の研究資料まであるという。UFO型のオーパーツを1万ドル(約143万円)で売る者もいた。

バイヤーの一人はオーパーツを売る意味を「これらには宇宙の力やインフォメーションが詰まっている。買ってもらうことで世界中に発信してほしい」と訴える。価格の高騰はしていないそうで「その重要性は、分かる人にはわかる」と付け加えた。

しかし、それを尻目に「オフエロスでの発掘品は貴重になっている。海外で取引され始めているから、悪用するバイヤーも出始めた。例えば、ここにいる人たちとか…」と皮肉交じりで語るのは、UFO研究家で外科医、軍事医でもあるパブロ・エンリケ・ガルシア氏(66)だ。

そもそものキッカケは2017年だそうで「1万1700年前の儀式用のパイプで、メキシコの考古学ではその当時、文字はないはずだったが、そこには文字が書かれていた。それを、あるロシア人が100ドル(約1万4300円)で買い取ったあたりだと思う」。

当初はその程度だったが、度重なるUFO目撃情報、さらに米国がUFOの存在に興味を示し始めた頃から価格高騰が始まった。

ガルシア氏によると、ロシアをはじめオフエロスなどに大挙、発掘に押し寄せ“乱獲”が目立ち始め闇取引も横行。「ペルーにも動きがあるが、考古学発掘物のブラックマーケットはメキシコが世界最大。年間100億ドル(約1兆4300億円)は動いているんじゃないか」という。本当ならばとんでもない額だ。

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