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「遺体に触れるのはあり得ない」犯罪心理の専門家 なぜ?自宅浴室で被害男性の頭部を撮影

STVニュース北海道 / 2023年8月3日 19時47分

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「遺体に触れるのはあり得ない」犯罪心理の専門家 なぜ?自宅浴室で被害男性の頭部を撮影

札幌市中央区・すすきののホテル客室で、首を切断された男性の遺体が見つかり、

親子3人が逮捕された事件で、親子の自宅浴室内で男性の頭部が撮影されていたことが新たに分かりました。

(鷲見記者)「容疑者の自宅から押収された動画に、男性の頭部が映っていたということです。親子のうち誰かが撮影したとみられています」

死体遺棄などの疑いで逮捕された田村瑠奈容疑者ら親子の自宅。

逮捕から1週間以上たちましたが、警察の規制線が張られていました。

3人は共謀して、先月1日から2日にかけ札幌市中央区のホテル客室で、

恵庭市に住む62歳の男性の首を切断し、頭部を持ち去ったなどの疑いが持たれています。

捜査関係者によりますと、被害男性の頭部が見つかった2階の浴室内で、男性の頭部が撮影されていたことが新たに分かりました。

自宅から押収された動画には、何者かが自宅浴室内で手袋を着用し、手で頭部に触れる様子が映っていて、親子のうち誰かが撮影したとみられています。

犯罪心理に詳しい専門家はー

(犯罪心理学者 出口保行さん)「犯罪者というのは証拠を残したくないと思うのが当たり前。そのときに撮影までしていると。これは普通の犯罪者の常識では考えられない。遺体に触れるのはあり得ない。その意味を今後の本人たちの供述の中で何の意味があったのか、そこが明らかになることが望まれる」

また3人のうち、ホテル内で男性の首を切断し頭部を持ち去ったとみられる瑠奈容疑者。

その行為についてはー

(犯罪心理学者 出口保行さん)「容疑者たちが何を目的にしていたのか。前提には殺人の容疑も視野に入ってきます。プロセスに重点を置く殺人もある。相手を苦しめることに焦点を当てた殺人だとすると、遺体の一部を持ち帰るということにも新たな意味が発生することが考えられる」

警察は、瑠奈容疑者の殺人の疑いも視野に慎重に捜査するとともに、親子3人の役割についても調べています。

  • 8/3(木)「どさんこワイド179」
  • 8/3(木)18:38更新

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