お断りされる残念な「高学歴・収入」男性達の実態 食事・支払・会話でげんなり、女性の言い分とは
東洋経済オンライン / 2023年8月3日 13時0分
オープン時間になってラウンジの扉が開くと、並んでいた客は次々に入っていき、なんとさとえの2人前で、すでに満席になってしまった。入っていったのは、ほとんどがお見合い客だったので、出てくるのはおそらく1時間後。そうなると、1時間待ちとなる。
どうしようかと思っていたときに、お見合い相手のまさる(47歳、仮名)がやってきた。上場企業に勤める年収も経歴もいい男性だ。現況を報告すると、まさるが言った。
「僕は、ここじゃなくてもいいですよ。どこか知りませんか? 僕はこの辺は詳しくなくって。新宿は、歌舞伎町なら詳しいんですけどねぇ」
この発言に、さとえはカチンときたという。
時間ギリギリ、正確に言えば2分ほど遅れてやって来て、次のお見合い場所は私に丸投げで探せというのか。「新宿は、歌舞伎町なら詳しい」という言葉も癪に触った。
ホテルを出ると、近くにファミリーレストランがあった。そこに行ってみると、幸い待たずに入ることができた。席に通され着席すると、まさるが言った。
「朝ごはんを食べてきていないので、何か食べようかなぁ」
そして、ぶ厚いサンドイッチとアイスコーヒーをタッチパネルでオーダー。さとえは、飲み物だけを頼んだ。
そこからお見合いがスタートしたのだが、まさるは出会ったときからひどい咳をしていた。サンドイッチを食べなら咳き込むので、パンくずが周りに飛び散ることもあった。
だが、本人は、「風邪をひいてしまって。でも、病院で検査をしたらコロナではなかったので、安心してください」と、平然としていた。一方、さとえは見合いの間、咳と飛び散るパンくずが気になり、話には注力できずに一刻も早く見合いを終えることばかりを考えていた。
「本当に風邪だったかもしれませんが、あんなに人前で咳をするなら、お見合いは前もって延期していただきたかったです」
筆者に一部始終を伝えてきて、「交際は辞退でお願いします」というさとえの声が、憤っていた。この気の利かなさ、無神経さでは、どんなに男性の経歴がよくても、お見合い後に交際になることは難しいだろう。
割り勘でお釣りを渡さない
みわこ(39歳、仮名)が、まさあき(44歳、仮名)と先日お見合いしたときのことだ。老舗の落ち着いた喫茶店でのお見合いだったのだが、終えて連絡してきたみわこが言った。
「お返事は少し考えたいので、明日でもいいですか? ちょっと悩んでいます」
こう言いながらも、翌日には交際希望を出してきたので、何を悩んでいたのか聞いた。それは、お見合いを終えて会計でのできごとだったという。見合いは終始和やかムードで進み、1時間ほどで終わった。
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