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お断りされる残念な「高学歴・収入」男性達の実態 食事・支払・会話でげんなり、女性の言い分とは

東洋経済オンライン / 2023年8月3日 13時0分

高収入・高学歴の男性の中にも婚活に難渋する人がいるようです(写真:しげちゃん/PIXTA)

学歴も年収も平均以上、見た目も悪くないのに、婚活市場には結婚できない男性が一定数いる。お見合いの場合、最初の通過関門はサイトに公開されたプロフィールなので、そうした経歴のいい男性のお見合いは、成立することが多い。しかし、お見合いをすると、そこでお断りをされる。その原因とは何なのか?

仲人として婚活現場に関わる筆者が、婚活者に焦点を当てて苦労や成功体験をリアルな声とともにお届けしていく連載。今回は、条件はいいのに結婚できない男たちの原因を探る。

人生のパートナーを探して…

さとえ(45歳、仮名)は、半年ほど前に婚活をスタートさせた。“結婚はいつかはしたい”と思っていたのだが、20代で自分の仕事をステップアップするために大学に行き直したり、30代で職場で役職がついたり。気がついたら学びと仕事だけの人生で、歳を重ねてしまった。

【グラフ】「女性の生涯未婚率」東京を抜き1位の「意外な県」

「子どもを授かるのは難しい年齢ですが、コロナを経験して家族の大切さを知りました。人生のパートナーは得たいので、本格的に婚活を始めたいと思っています」

入会面談のときに、こんなことを言っていた。

婚活は生まれて初めてだったので、お見合いを申し込んできた男性には積極的に会うようにしていた。ところが、最初のお見合いを終えたときに、こんな感想を漏らした。

「ホテルのラウンジカフェなんてこれまで行ったことがなかったのですが、お見合い客が多いのにはびっくりしました。私が5分前に行ったら、もう8人待ちでした。お相手の男性はまだのようでしたので、私の名前を入れました。お相手は時間ギリギリにいらして、20分待ちで入ることができました」

気の利いた男性だと、予約できないカフェでのお見合いをする場合、20分から30分くらい前に到着している。混雑状況を確認して、あらかじめ席を確保しておき、時間になったら入口周辺などの待ち合わせ場所に女性を迎えに行く。

さとえは、3~4回お見合いをしていくうちに、予約のできないラウンジカフェのときには、自分が早めに出向いて席を確保するようになった。というのも、これまでお見合いで、その気遣いをしてくれた男性が1人もいなかったからだ。

食事中パンくずを飛ばす男性

先日は、西新宿にあるホテルのティーラウンジでの見合いだった。

11時オープンのラウンジだったが、混雑することはわかっていたので、さとえは15分前に到着した。すると、すでにドアの前には長蛇のお見合い客の列ができていた。その列に今日お見合いをする男性が並んでいないかを確認し、いないようだったので最後尾に並んだ。

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