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離婚後の共同親権。先進国の全てが採用

 日本では結婚中は両親が子どもを育てていますが、離婚すると父か母のどちらかが子どもを引き取ります。結婚中は共同親権ですが、離婚後は単独親権という制度になっています。

 一方、欧米など先進国の全ては、離婚後も共同親権のままが普通です。
父母は離婚して別居していますが、子どもは父の家と母の家を両方持っています。平日は母の家から学校に通い、土日は父の家で過ごす方法などで、子どもは父母の愛を受けて育つわけです。

 日本とは全然違います。

 共同親権を導入すると、どうなるかというと、
『離婚率も再婚率も高いアメリカ夫婦。夫婦は友情第一!?』

という記事がありますが、タイトル通りで、記事の1ページ目のような社会になります。この記事には「共同親権だから」という切り口はありませんが、アメリカも共同親権を導入しています。

 再婚家庭(ステップファミリー)が入り乱れ、結婚と離婚が容易になる自由社会になるわけです。トランプ前大統領は2度離婚して3度結婚していますが、最初の妻の子どもとも、何事もなかったように仲良くしています。日本だったら、おそらく縁が切れているでしょう。

『離婚率65%スウェーデン|「幸せな国」で半数以上が離婚する謎にせまる| 日本とどう違う?| 北欧在住ゆるトーク』

という20分くらいの動画が最もよく「共同親権」のことがわかります。

実の両親は、結婚してもしていなくても、親のままです。離婚後に再婚しても、日本のように再婚相手は親にはなりません。あくまでも他人です。「ボーナス・パパ」「ボーナス・ママ」と呼んでいますが、子どもと再婚相手もお互い気楽で良いのではないでしょうか。

日本と全然違いますが、なんとなく明るくて、楽しそうではありませんか。

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千葉県館山市に在住。1972年2月生まれ。館山二中→安房高→立教大学卒業→会社員→市議会議員4期13年目。 *発言は個人的見解であり、 所属組織等の見解とは一切関連がありません。ご用件がありましたら、 ishiitoshihiro1@gmail.com へのメールをお願いします。
離婚後の共同親権。先進国の全てが採用|石井敏宏(地方議員)