あなたの知らない京都旅~1200年の物語~
都を豊かにする名水巡り
BS朝日
7月27日(木)放送分
8月3日(木)21:54 終了予定
【BS朝日 毎週木曜 よる9時00分放送】
いにしえから山紫水明の地と謳われるほど、清らかな水に恵まれた京都。今回は中村雅俊さんが、1200年の都がいかに水と深く関わってきたのかを探っていきます。
京の台所と呼ばれ、江戸時代の絵師・伊藤若冲の生家があったことで知られる「錦市場」。そこで鳥居を構える「錦天満宮」や多くの人で賑わう錦市場も散策しながら、地下水と市場の関係を探ります。高台寺の近くで店を構える「菊乃井」は、ミシュランの三つ星を獲得し、G7広島サミットでも料理を提供した京都を代表する老舗料亭。その店で使われている地下水は、天下人・豊臣秀吉や正室・ねねと深い関係が。京都で酒どころと言えば伏見が有名ですが、昔は洛中の方が盛んだったと言います。現在、洛中で唯一残る酒蔵「佐々木酒造」では、酒造りの命とも言える銀名水と呼ばれる地下水に触れます。江戸時代、京の人たちの間では人気の名所旧跡よりも名水がブームだった可能性が。その証となる江戸時代の絵双六には、いくつもの名水が描かれています。今もその水を使い、和菓子を作り続けている老舗京菓子店「亀屋良長」へ。古くから大坂と京を結ぶ交通の要衝であった大山崎町。ここは、かつて秀吉と光秀が天下分け目の決戦を繰り広げた歴史の分岐点となった場所。そんなこの地で、今観光客から人気だという「サントリー天然水のビール工場・京都」にも足を運びます。工場見学をしながら、ビール作りにおいていかに天然水が欠かせないのかを教えてもらいます。
旅人:中村雅俊(俳優)
(C)BS朝日
あなたの知らない京都旅~1200年の物語~