ふたばフォレスト

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無念 Name としあき 23/08/01(火)00:31:12 No.1122652406 +8/04 13:17頃消えます
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
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無念 Name としあき 23/08/01(火)05:11:09 No.1122679375 del +
「豚の角煮の飼育」


ここはとある学校
明日から夏休みであるがホームルームが始まる前に先生から皆にお話があるとのことだった
『明日から夏休みでーす!夏休みの宿題は昨日渡しましたがもう一つ特別な宿題がありまーす!』
『げぇー…まだ増えんのかよ…どんな宿題だろう』
『ではお入りくださーい』
『????』
「うーっし、よろしくおねがいします!」
ガラガラとやや大きめのキャスター付きBOXをガラガラと引っ張ってきながら豚の角煮が入ってきた
珍しいお客さんに生徒たちも少し興奮しました
『豚の角煮だ!おいしそう!』
『学校に豚の角煮が来た!』
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無念 Name としあき 23/08/01(火)05:11:16 No.1122679382 del +
『みんな静かにー!豚の角煮先生からお話がありますよー』
「オッホん…どうも豚の角煮先生です。先ほど先生からも案内があった通り宿題が一つ増えます。その宿題とは…これだ!」
と言いながら持ってきたBOXのふたを開けると…

「ここどこ…?」
「うわ!ちいさい豚の角煮がいっぱいいる!」
「やっと開いた…ガラガラ揺れるし狭い…」
箱の中にはちいさなちいさな豚の角煮がたくさんいました…いやデカいのもいました。
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無念 Name としあき 23/08/01(火)05:11:25 No.1122679388 del +
「オッホん…君たちには夏休みの間にこの豚の角煮達の育成をしてもらいます
 自分より小さな食べ物と触れ合うことで命の大切さを学んでいただけたらと思います」
『わー!ちっちゃくてかわいいなぁー』
『沢山いるけど…大きさはばらばらなんだねー』
『あいつめっちゃ小さいな…デカいやつはすっごいでかいけど』
『先生豚の角煮並にデカいぞ…』
生徒たちは早い者勝ちだと言わんばかりにそれぞれ豚の角煮を取っていった
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無念 Name としあき 23/08/01(火)05:11:34 No.1122679398 del +
『俺このデカいのにするー』
「オッホん…」

『俺こいつー』ギュー
「ギュエー!つ、つかむな!」

『私この子にしようっと』
「よ、よろしくです!」

『では一緒に行こうか』
「うおお…クールボーイだ…」

『うわなんか生意気そうな豚の角煮取っちゃったよ…』
「ぜいたくいうな!」
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無念 Name としあき 23/08/01(火)05:11:42 No.1122679403 del +
そして最後に箱に残ったのは一番小さな豚の角煮でした
「?……一人ぼっちになっちゃった…」
『あ、よかった豚の角煮残ってたんだね』
「うん…?」
優しそうな少年に両手を差し出されたので恐る恐る手に乗っかる豚の角煮
『よろしくね!』
「!!よそりくおねがいします!あっ間違えた…よろしくおねがいします!」
『ふふふ』
『それじゃあみんな豚の角煮を選んだね?豚の角煮は緊張して逃げ出す子も多いからこのタッパーに入れて連れて帰ってねー。』
『はーい!』

『先生…俺の豚の角煮デカすぎて入らないんだけど…』
『手で持って帰りなさい』
『マジで…』
「文句言うな…」
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無念 Name としあき 23/08/01(火)05:11:52 No.1122679406 del +
下校時間
一番小さな豚の角煮を選んだ少年はタッパーをあまり揺らさないように下校していた
『しかし豚の角煮の育成が宿題とか思わなかったな…あれ?』
豚の角煮持ち帰り用のタッパーがパカっとあいて豚の角煮がもぞもぞと出てきた
「ぷはー、狭くて暗くて怖かった…」
『あーおちびちゃん出てきちゃったんだ』
「箱の中暗くて怖い…」
『んーそれなら…』
少年はそういいながら豚の角煮を手に乗せシャツの胸ポケットにスポッと入れた
『ここなら大丈夫?』
「わーい!ありがと!」
『ふふふふ、お家に帰ったらお母さん驚くだろうなー』
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無念 Name としあき 23/08/01(火)05:12:00 No.1122679414 del +
「さて…角煮達も配り終わった…」
「先生豚の角煮お疲れ様です」
「ありがとう、さーて。今年は何個帰って来るかな…」
「子供はやんちゃです…去年は7割帰ってこなかった…」
「子供たちが食べて死なせちゃうのはまだしも物理的に死なせるのはもう見たくないです…」
「まぁそこは仕方がない…。親御さんもその都度叱っていますし…」
「去年は角煮でキャッチボールして死なせた生徒の親御さんのブチギレ方はすごかった…」
「キャッチボールしていた子供が全員丸坊主にされていましたね…」
「まあ期待しないで待ちましょう…」
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無念 Name としあき 23/08/01(火)05:12:09 No.1122679420 del +
そして夏休みの終わり
「すごい!今年は殆ど帰ってきた!」
「死んでしまったのは轢かれそうな生徒を庇ったでか角煮だけだった!」
「あいつマジでいい豚の角煮だった…」
「今年の子は豚の角煮に優しい子ばかりで良かった…」
「あー…でも一つ問題があります」
「??何があった?」
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無念 Name としあき 23/08/01(火)05:12:18 No.1122679423 del +
『みんなおはようー、宿題は終わらせたかなー?』
『ぼちぼちです』
『じゃあみんな!宿題の豚の角煮をだしてねー!』
『はーい!』
みんな元気一杯です
『先生…俺の豚の角煮…』
豚の角煮を亡くした生徒はションボリ顔です
『ああ…ごめんね…君は大丈夫だから!』
『でもみんなどうしたの?豚の角煮達元気一杯じゃない』
「「「げんきだよー!」」」
『先生…お願いがあります』
『おーなにかな?』
『『『『『豚の角煮達とずっと一緒に居たいんです!…だめですか?』』』』』
「「「「角煮たちも一緒に居たいー!!」」」」
『あ…あらあらあら』
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10 無念 Name としあき 23/08/01(火)05:12:29 No.1122679430 del +
「…と言うわけで今年の豚の角煮達は一個も戻ってきませんでした!」
「うーん嬉しい誤算だ!」


始業式の帰り、豚の角煮を亡くした少年は一人豚の角煮の墓参りに来ていた
『みんないいなぁ…俺は…ごめんよ豚の角煮…ってあれ?お供えした花が動いてる…?』
どうしたことかと見ていると花の下からもぞもぞと生まれ変わった豚の角煮が出てきた
『あ…豚の角煮…!!』


おわり
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11 無念 Name としあき 23/08/01(火)05:12:42 No.1122679436 del +
ペイバーキャノン
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12 無念 Name としあき 23/08/01(火)05:13:42 No.1122679472 del +
まあ自演する人はIDIP嫌いだよな
なんかスレのレスが効いたのか?
8/04 13:17頃消えます
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