東京・葛飾区で、帰宅途中の女子高校生2人に声をかけ、カラオケ店に連れ込んだとして、美容外科医の男2人が逮捕されました。

東京中央美容外科の医師・加納直樹容疑者（39）と湘南美容クリニックの医師・小山忠宣容疑者（28）は今月25日、東京・葛飾区の路上で、花火大会の帰りに女子高校生2人に声をかけ、カラオケ店に連れ込んだ未成年者誘拐の疑いがもたれています。

警視庁によりますと、加納容疑者らは店内で女子高校生がゲームに負けるたびに酒を飲ませ、一度は外に逃げた女子高校生を再び連れ戻したということです。

その後、女子高校生が母親に電話で助けを求め、現場にかけつけた警察官が保護しましたが、このうち1人は急性アルコール中毒で病院に運ばれました。

加納容疑者らは大学時代の同級生で、「2人が未成年だとは知らなかった」と容疑を一部否認しています。