SNSきっかけ、未成年男子の性被害急増…LGBTQ打ち明けからグルーミング

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 ツイッターなどSNSの利用をきっかけに性犯罪に巻き込まれる神奈川県内の未成年者数が高止まりしている。昨年までの7年間は200人前後で推移し、男子の被害はここ数年で急増した。大人がわいせつ目的で子どもに近づき、手なずける「グルーミング」による被害も確認されており、識者は子どもを守る取り組みの重要性を訴えている。(日下翔己)

 県警少年育成課によると、SNSをきっかけに性犯罪被害に巻き込まれた18歳未満は、2016~22年は167~206人で推移。昨年は174人で、女子が144人、男子は30人だった。被害者の大半は中高生が占め、男子は17年の15人から21年に39人、昨年は30人と大幅に増えた。

性犯罪に関係しそうなSNSの投稿に対し、県警が発信した警告メッセージ(ツイッターより引用)
性犯罪に関係しそうなSNSの投稿に対し、県警が発信した警告メッセージ(ツイッターより引用)

 県警幹部は、男子の被害が急増する背景として、多様性を認める社会の醸成を挙げる。自身がLGBTQ(性的少数者)だとSNSなどで打ち明けた男子生徒がターゲットとなるケースが相次いでいるといい、「被害者は氷山の一角」と危機感を募らせている。

 昨年6月には、県内の男子中学生(当時)にわいせつな行為をしたとして、東京都内の30歳代の男が都青少年健全育成条例違反で逮捕された。起訴後の公判によると、男はツイッターで知り合った男子中学生と連日のようにラインでメッセージを交換するなどし、好意を抱かせた。約16平方メートルの自宅にも度々招き入れるようになり、わいせつ行為に及んだという。

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