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酒に酔った教諭、児童３３人分の成績書類を帰宅した際に落とす…富山市で個人情報漏洩４件目

読売新聞 / 2023年7月31日 7時12分

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　富山市教育委員会は２９日、市立豊田小学校の教諭が、児童３３人分の成績などの個人情報を漏えいしたと発表した。同市の小中学校で発生した児童・生徒の個人情報の紛失・漏えいは今年度、これで４件目。同教委は３１日付で、個人情報の管理を徹底するよう、市内の幼稚園と小中学校に通知する方針だ。

　同教委によると、教諭は今月２４日、５年生の児童３３人分の成績書類１４枚をかばんに入れ、飲食を伴う会合に参加。酒に酔った状態で自宅アパートに帰宅し、かばんから鍵を出そうとした際、書類が落ちたとみられる。書類はその後、アパート駐車場で住人によって発見され、市教委に連絡が入った。

　書類には各児童の１学期の成績の資料となる各教科の評定や行動記録などが、氏名とともに記されていた。本来は校外への持ち出しはできず、シュレッダーにかけて処分するものだった。

　同教委の宮口克志教育長は「度重なる個人情報の漏えい事案の発生は、大変遺憾。市民の皆様の信頼を著しく損なうこととなり、おわび申し上げる」とコメントを出した。

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