立川市旧清掃工場解体 事業説明会 | 立川市議会議員/公明党 高口やすひこブログ
2023年07月28日(金)

立川市旧清掃工場解体 事業説明会

テーマ:環境

28日、旧若葉小学校で、『立川市旧清掃工場解体 事業説明会』が開催されました。

 

本年3月より、立川市クリーンセンター・たちむにぃが本格稼働したことに伴い、旧清掃工場の解体が始まるものです。

 

はじめに旧清掃工場の歴史を紹介されました。昭和27年に塵芥焼却場として稼働開始されました。かつては、ごみ分別等は何もなく、燃やせるごみも燃やせないごみ等も、一緒に処理されていたことが写真等から分かります。1・2号炉は昭和54年に、3号炉は平成9年に完成しています。

 

工場棟全体を全覆い仮設テント方式で、煙突は移動式仮設小屋を作成して、解体作業が行われる予定です。周囲に影響を及ばさないように慎重に進められていくものと思います。

 

周辺環境対策、環境モニタリング等についても説明されました。説明後の質疑では、ネズミの発生等が多く出されていたと思います。
 

30名程の参加があったと思います。皆さま、ありがとうございます。施行者が決まり工事請負契約の締結は本年11月頃で、
令和6年初頭に、工事説明会が開かれる予定です。

 

解体工事の概要
工事場所:現在地(若葉町4丁目)
工事期間:令和5年度~令和9年度(予定)
面積:敷地9,554㎡ 建築4,968㎡ 床10,429㎡
解体工事
 工場棟:鉄骨鉄筋コンクリート、鉄筋コンクリート 地下3階 地上4階
 付属棟他:鉄筋コンクリート 地上2階
 煙突:外筒、内筒 高さ100m
処理能力:280t/日
予算額:総工事費約51.6億円

 

清掃工場の歴史

昭和27年:現・若葉町に塵芥焼却場(15t/日)が完成

   43年:塵芥焼却場新型焼却炉(80t/日 × 2基)が完成。

   54年:1・2号炉(90t/日 ×2基)が完成 名称を「清掃工場」とする

平成4~6年:3号炉の増設にあたり、周辺自治会と協定締結

平成  9年:3号炉の増設(100t/日)及びグリンセンター設置

令和4年:ごみの受入終了、滞留ごみを燃やし切り、稼働停止

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