平素より、大阪日日新聞をご愛読賜り、厚く御礼申し上げます。
皆さまにご愛読いただいて参りました「大阪日日新聞」は7月31日付をもちまして休刊することになりました。
大阪日日新聞は1911年に前身の「帝国新聞」として創刊され、戦後長らく夕刊紙として歩んだ後、2000年10月1日より“大阪の地元紙”を合言葉に朝刊に生まれ変わりました。
淀川河畔で開催していた「水都祭」花火大会を2002年から都心の大川に移行し、日本三大祭りの一つである天神祭の奉納花火として打ち上げてきました。そして大阪24区を中心に、街の活性化を紙面を通して応援し、大阪府民、市民の皆さまに全国紙が見落としがちな地域のニュースや話題、コラムなどを数多く掲載してきました。
2006年に開かれた全国高校総合体育大会「06総体THE近畿」では観戦ガイドを制作、さらに全国で唯一、中学球児が準硬式球を使用して行う「大阪中学校優勝野球大会」、全国中学駅伝の予選を兼ねた「大阪中学校駅伝競走大会」などさまざまなアマチュアスポーツを後援し、スポーツの記録など地方メディアの一翼を担うべく紙面づくりに全力投球してきました。
しかしながら、社会情勢の変化に伴うかつてない厳しい経営環境に直面し、休刊という決断に至りました。
読者をはじめ、本紙の発行にご尽力いただきました関係者の皆さまには、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
株式会社新日本海新聞社