飽食の時代は終わった

7日20時30分頃、千葉県千葉市緑区誉田(ほんだ)町1丁目の住宅を訪ねた女性から、男性が死んでいると110番通報があった。千葉県警千葉南署員が駆け付けた所、住人で指定暴力団山口組(本部・兵庫県神戸市灘区)系2次団体幹部の佐藤武組員（51）が、2階の寝室で倒れており、既に死亡していた。現場の室内には消化器で薬剤がまかれた跡があり、千葉県警千葉南署は、事件に巻き込まれた可能性も視野に調べている。

捜査関係者によると、佐藤武組員は山口組の直系組織で2次団体の岸本組（兵庫県神戸市中央区）幹部で、3次団体の組長でもあった。寝室で仰向けに倒れており、目立った外傷はなく、腐敗が進んでおり、死後数日が経過していると言う。千葉県警千葉南署は司法解剖をして詳しい死因などを調べる。

現場はJR外房線誉田駅から北西に約1.2キロメートルの住宅街。現場の北東約80メートルには千葉市立誉田中学校がある。