今回は前回からの続きですので、ぜひそちらを読んでから戻ってきてくださいね。
先日は「自死」について少し書きましたが、
夫(INFP)はうつっぽい症状であり、現状に満足できずに、かと言って今の現状を変えられず、仕事のストレスを抱えているが、やめることも出来ずというジレンマの中で日々疲弊しています。
夫はINFPですし、夢見がちな人で、小さなころはすべての理想が叶う、そんなメルヘンな世界にいたような雰囲気です。
勉強は、興味のない分野は積極的に学んできませんでしたが、興味がある分野はいろんな知識を持っています。
仕事も、希望すれば好きな会社で働けるんじゃないか?と思っていた様で、今の理想と現実の大きなギャップに苦しんでいます。
そんなこと考えればわかるでしょう!っていうのは一般論です。
こういう人が一般常識を作っているのです。
でも人間はそれだけでは一括りにできないのです。
私たちとは全く違う考え方、感性を持っている人がたくさんいるのです。
さて、紹介した前回の記事にあるアベマのビデオですが、
そのビデオを見ながら、「自死って避けられないのでは?」
と感じてしまいました。
周りがどう言っても、突発的に死へ向かっていく人はやっぱりいて、
私はそれが、もしかすると、人類の繁栄上切り捨てられたDNAなんじゃないか?と考えたりもしました。
「生命力が弱い」とは言いたくないですが、
この世界を生きていく力がないDNAは減少していくようになっている?なんて考えてしまいました。
以前、内向的性格、と外交的性格について書きましたが、
外交的な性格の人が、現代では代表とされ、「そうあるべき」「それが普通」な風潮ですが、
それならば、内向型は絶滅(減少)していくのでは?と思われていました。しかしながら内向型と外向型の数は一定で変わらない。
内向型とは、実はすごい底力があり、今後内向型優位な世界になるのでは?とのこと。
「自死を選ぶ人」というのをDNAレベルで考えるのは、そもそも間違っているのかもしれません。
自死は外的な何か(いじめ、モラハラ、環境の変化、孤独、などなど)が引き金になることが多いので、誰にでも起こりうることで、一定のタイプの人がそうなるわけではないのかもしれません。
半面、打たれ強い、弱いと言う言葉もあるように
打たれ弱い性格は外的な何かから影響を受けやすく、そこからの回復も遅い気はします。(気に病む)
自死に向かうプロセスは外から見えていなくても
長い期間、拷問にかけられているのと同じような心理状態なのでは?と考えたりします。
常に心を平常に保てないほどの状態に置かれ続ければ、誰だって
「もう開放してくれ」
と思うに違いありません。
それを
いかに早めに取り除けるか。
気付いて環境を変えるか。
やっぱり早期発見は鍵になっている気がします。
この方は自分で気付けて?仕事をやめる決断ができました。
このまま放置していたら、もしかすると自死していたかもしれません。
そんな過酷、かつ低賃金で仕事をし、モラハラを受け、それでもそれが普通と麻痺してしまいます。
まじめな人ほど、現状にとどまって自分を苦しめたりするので、
お金のこと、未来のことなんて考えずにまず逃げて。
そして何もせずに何も考えずに(☜ここ重要)自分を休めてあげることに力を注いでほしいです。
認知行動療法も自分を助ける一つになります。
日本人著書も良いですし、海外の方が、こういったカウンセリングの歴史が日本よりは長いですから、外国人の著書もおすすめです。