先日こちらの動画を見て考えさせられるものがありました。
Wの悲喜劇 〜日本一過激なオンナのニュース〜 | 本編
#93 差別される自死遺族
たまたま見たのですが、自死する人ってやっぱり突発的だなって感じました。
割と思い悩んで後先考えて、踏みとどまって、また考えてって長いスパンで自死する方ももちろんいらっしゃると思いますが、「自死」ってもう後先が考えられない状況に到達しているから起こることなんだなーと。
夫(INFP)も「死にたい」とこぼしますが、心配です。
私も夫がこんな風になる前は「自死」は自分と遠い存在で、私には無縁で、思いつめる状況になんてならないんだろうなんて思っていました。(本当にビデオと一緒。当事者じゃなければ遠い存在な気がします)
でも、夫と生活を共にするようになり、うつっぽくなり、「死にたい」とまで言うのはとても危険で、何とか食い止めたいという思いでいっぱいです。
ビデオの最後で「自死を食い止める、その前のサイン」を自死遺族へ聞いていたのですが、
「死」
のワードが出たら危険だ。
とおっしゃっていました。
夫、かなり危ないかなと感じました。
中学生を亡くされた、桝さんも
「母として、家では居心地の良い空間で見守ってあげよう」
と心がけていらっしゃって、
「おいしいごはん」「温かい家庭」
そんな風に日々努力されていたにも関わらず、突然わが子の自死に直面するのです。
私も同じように思っていました。
仕事ではつらい状況に置かれている夫の唯一の空間ではできるだけ穏やかに過ごしてもらいたいと。
ただ、夫は帰宅後、次の日に仕事に行くことを考えてしまうので、精神的に毎日自分を追い詰めている気がします。
もともと思い悩むと切り替えができないタイプですし、
何せ、HSP(超過敏)ですから、
思い悩んでしまうんですよね。(私から見たら、かわいそうなくらい)
考えなければ良いのに!なんて言っても考えてしまうんですよね。
私(ISFJ)も実は昔はそんなタイプでした。
ここまでひどくはないですが。
何か漠然と不安が胸にあるような。なんでこんなに心配な感情がもやもやしてるんだろう。って思うことがありました。
それは学生時代のテスト勉強の時ですね。
自信がないから不安が常に心の中にある感じ。
「できるかな?」「大丈夫かな?」
常にそんな感じでした。
私の場合、このもやもやをずっと抱えているのが嫌で、
原因を克服しに行こう!
という結果に到達してから、気が楽になったのを覚えています。
不安になるなら、不安にならないくらい勉強すれば良い。
「ここまでやったからあとはできなかったらしょうがない」
と言うところまでやっていると、不安はなくなります。
私が夫の状況なら、
すぐにでも別の仕事を毎日探す。
その探しているという行為が、明るい未来につながっていると思えるので、気も楽になる。
「仕事をやめる日が決まってるからそれまで頑張ろう」
のモチベーション。
ただ、夫はそういうことが並行してうまくできるタイプではありません。
帰宅したら、疲れ切っていますし、週末は本体を急速チャージしている状況なので、その時に嫌なことに飛び込むことができない、また飛び込んだとしたら、充電は満タンにならずに、次の週からは疲れがたまった状態でスタートになってしまいます。
夫の性格は
そういう風に自分を追い詰めてしまうタイプなんです。
何もしないと状況は変わらない。
でも
行動に移すと疲れが取れない、疲労が蓄積する。
このスパンが長ければ長いほど、やはり疲弊してしまいます。
メンタルがやられていると集中力もなくなりますし、
やはり突発的に居なくなりたい、なんて衝動にかられます。
夫は「居なくなりたい」と言うことがあります。
ただ、自分の家族に迷惑はかけられないという思いが彼を踏みとどまらせているんです。
長くなりそうなので、次回へお話が続きます。
次回
「自死とDNA」☟