商品名 |
田辺三菱製薬フルコートf 5g アクセス数1位 |
シオノギヘルスケアリンデロンVsローション |
ロート製薬メンソレータムメディクイック軟膏 8g |
興和株式会社リビメックスローション 8g |
健栄製薬ヒルマイルド |
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最安値 | 689円 送料:要確認 楽天 詳細を見る |
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特徴 | 炎症を抑え、化膿した皮膚も治療する | 頭皮にも使いやすいステロイド剤 | 顔の湿疹にも使用できる | 顔にも頭にも使えるステロイド外用剤 | 肌を保湿しバリア機能を高める |
商品リンク |
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紫外線アレルギーの場合に考えられる病気は?
紫外線アレルギーにはいくつか種類があり、内因性のものと外因性のものがあります。内因性は何らかの遺伝子異常による遺伝疾患が多く、外因性は薬剤などの化学物質が原因であることが多いです。比較的よく見られる原因として多形日光疹、日光蕁麻疹、薬剤性光線過敏症があります。
多形日光疹
多形日光疹は春から夏にかけて、日光にさらされた部分にかゆみや湿疹を認めます。日光にさらされてから数時間ほどで皮疹が出現することもあれば、数日後に出現することもあります。患者さんは10代や20代などの若い女性が多いです。何らかのアレルギーが原因と考えられていますが、明らかな原因はわかっていません。日光蕁麻疹
日光蕁麻疹はその名の通りで、日光にさらされた部分に蕁麻疹が生じる疾患です。日光にさらされた数分後に強いかゆみを伴うミミズ腫れが出現し、数時間後に消失します。まれに全身にミミズ腫れが出現し呼吸がしづらくなるなど、アナフィラキシーショックと言われる重篤な状態になることもあります。こちらも詳細な原因は不明です。また、若い方で日光蕁麻疹を認めた場合は骨髄性ポルフィリン症という病気が隠れている可能性があるため精査が必要です。薬剤性光線過敏症
薬剤性日光過敏症とは、薬剤を使用することで光線過敏が生じてしまう疾患です。飲み薬を飲んだ後に日光にさらされることでかゆみを伴う赤みやブツブツのような皮疹が生じるものや、湿布などの貼り薬やぬり薬をぬった部分に日光が当たるとかぶれのような皮疹が現れるものがあります。薬剤以外にもクロレラなどの食品で同じような光線過敏症を引き起こすことがあります。
治療・予防について
治療方法はあるの?何日で治る?
多形日光疹は皮疹がある部位にステロイドのぬり薬を使います。夏の初めに発症し秋には症状が出にくくなることが多く、歳をとるにつれて症状が出にくくなることが多いです。日光蕁麻疹は抗ヒスタミン薬で治療します。こちらは難治性の場合が多く、治療は長引くことが多いです。薬剤性光線過敏症は多形日光疹と同様に皮疹がある部分にステロイドのぬり薬を使って治療します。こちらの場合は原因薬剤の中止をすることで皮疹が再発することを防止できます。
予防や対策方法はある?
光線過敏症の予防と対策は先ほども述べたように、できるだけ肌を日光にさらさないようにすることが重要です。帽子や日傘などを使用したり、アームカバーの使用や袖をまくらないようにすることで物理的に日光を遮断しましょう。また、日焼け止めの使用も有効です。SPF50、PA++++の日焼け止めを用いて紫外線から肌を守りましょう。症状を緩和できる市販薬はある?
多形日光疹、薬剤性光線過敏の場合は軽症であれば市販のぬり薬で治療可能です。またステロイド以外でもかゆみを軽減するぬり薬や保湿剤なども有効になります。日光蕁麻疹は抗ヒスタミン薬が治療薬となり、市販の抗ヒスタミン薬を使用するのも良いでしょう。【厳選】症状の緩和におすすめの市販薬 6選
こんな方に
じゅくじゅくした湿疹がある方に
炎症を抑え、化膿した皮膚も治療する
フルコートfに含まれているフルオノシノロンアセトニドは市販できるステロイドのクラスでは最も強いストロングクラスのステロイド外用剤です。それに加えて抗菌薬であるフラジオマイシンも含まれているため、化膿した部分にも効果があります。
分類 | 指定第2類医薬品 |
有効成分(含有量)/主成分(含有量) | フルオノシノロンアセトニド 0.25g/1g、フラジオマイシン硫酸塩 3.5mg/1g |
効果・効能 | 湿疹、汗疹、かぶれなど |
用法・用量 | 1日2回 患部に塗布 |
薬・サプリメント・食品のタイプ | 軟膏 |
妊娠中・授乳中の使用 | 主治医と要相談 |
使用が可能な年齢 | 記載なし |
1回の使用あたりのコスト(目安) | 1部位 30円程度 |
スーッとする成分の有無 | × |
こんな方に
軟膏のベタつきが気になる方に
頭皮にも使いやすいステロイド剤
市販では最もランクが高いベタメタゾン吉草酸エステルを含んだステロイド外用剤です。ローションタイプのためベタつかず、頭皮やベタついて欲しくない部位などに使用しやすい製品となっています。
分類 | 指定第2類医薬品 |
有効成分(含有量)/主成分(含有量) | ベタメタゾン吉草酸エステル 1.2mg/10g |
効果・効能 | 湿疹、汗疹、かぶれなど |
用法・用量 | 1日2回 患部に塗布 |
薬・サプリメント・食品のタイプ | ローション |
妊娠中・授乳中の使用 | 使用可 |
使用が可能な年齢 | 記載なし |
1回の使用あたりのコスト(目安) | 一部位30円程度 |
スーッとする成分の有無 | × |
こんな方に
顔に湿疹がある方に、子どもに使用したい方に
顔の湿疹にも使用できる
マイルドクラスのステロイドであるプレドニゾロン吉草酸を含んだ外用薬です。強いステロイド剤ではないため顔の湿疹に使用できます。また、かゆみを抑えるリドカインやクロタミトンや肌の修復を助けるアラントインを含むためかゆみがつよい場合などに効果的です。
分類 | 指定第2類医薬品 |
有効成分(含有量)/主成分(含有量) | プレドニゾロン吉草酸エステル 1.5mg/8g、 |
効果・効能 | 湿疹、汗疹、かぶれなど |
用法・用量 | 1日2回 患部に塗布 |
薬・サプリメント・食品のタイプ | 軟膏 |
妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能 |
使用が可能な年齢 | 記載なし |
1回の使用あたりのコスト(目安) | 1部位30円程度 |
スーッとする成分の有無 | × |
こんな方に
頭の軽い湿疹がある方に、ベタつきが嫌な方に
顔にも頭にも使えるステロイド外用剤
マイルドクラスのステロイドであるプレドニゾロン吉草酸を含むステロイド外用剤です。ローションタイプであり、ベタつかず頭皮にも使用しやすい製品です。また、マイルドクラスであるため子どもにも使用しやすくベタつきを嫌がって軟膏がぬりにくい場合などに使用しやすい製品です。
分類 | 指定第2類医薬品 |
有効成分(含有量)/主成分(含有量) | プレドニゾロン 1.5mg/1g、 |
効果・効能 | 湿疹、かぶれ、汗疹など |
用法・用量 | 1日2回、患部に塗布 |
薬・サプリメント・食品のタイプ | ローション |
妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能 |
使用が可能な年齢 | 記載なし |
1回の使用あたりのコスト(目安) | 30円程度 |
スーッとする成分の有無 | × |
こんな方に
肌が乾燥している方に、湿疹でバリア機能が落ちている方に
肌を保湿しバリア機能を高める
保湿成分であるヘパリンつ類似物質を配合してるため乾燥肌に有効です。また、湿疹などの肌荒れで肌のバリア機能が低下している場合、肌の保湿をしっかり行うことではバリア機能を高め外界からの刺激を受けにくくします。
分類 | 第2類医薬品 |
有効成分(含有量)/主成分(含有量) | ヘパリン類似物質0.3g/100g |
効果・効能 | 肌の乾燥、湿疹、かぶれなど |
用法・用量 | 1日数回塗布 |
薬・サプリメント・食品のタイプ | クリームタイプ |
妊娠中・授乳中の使用 | 使用可能 |
使用が可能な年齢 | 記載なし |
1回の使用あたりのコスト(目安) | 10円程度 |
スーッとする成分の有無 | × |
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紹介している市販薬を使用するときのポイントや注意点について
使用するときのポイント・副作用はあるの?
市販薬は症状緩和に有効ですが、初めて症状が出現した場合は必ず病院を受診しましょう。光線過敏症は、それ自体は対処療法や日々の対策である程度の症状コントロールは可能ですが、背景に何かしらの病気が隠れていたりする可能性もあります。病院で一度は精査を行いましょう。また紹介した薬が体質上合わないこともあるため、何か異変を感じた場合は速やかに病院を受診してください。
こんなときは病院へ
市販のぬり薬は処方薬と比較すると効果がマイルドなものもあり、症状がひどい場合などには十分な効果が見られないこともあります。2週間程度しっかり使用しても効果があまり感じられなかった場合は皮膚科を受診してください。また抗ヒスタミン薬も市販されているものは限られていますが、処方薬であると選択肢が広がるため市販品で効果がなかった場合は病院を受診し相談してください。
紫外線アレルギーに関するQ&A
紫外線アレルギーという名前から疾患自体は理解できますが、日常ではあまり耳にしない疾患のためイメージすることはやや難しいのではと思います。ここからはそんな紫外線アレルギーに関する患者さんからの質問に答えていきます。
目の周りの皮膚がかゆいのか、まぶたの粘膜がかゆいのかによってかかる診療科も異なります。もし、日光にさらされて目の周りがかゆく、湿疹のような皮疹が出現した場合は、点眼薬による薬剤性光線過敏かもしれません。目の周りの皮膚は非常に敏感で、外用剤の吸収率も高いため安易に市販薬をぬることはやめて一度皮膚科、もしくは眼科を受診しましょう。
それ以外の多形日光疹、日光蕁麻疹は原因不明であるため完治は困難な場合が多いです。年齢を重ねるにつれて症状が落ち着く方もいれば、長年症状が起こる方もいます。背景疾患が存在する場合はそちらを治療することにより軽快する場合もあります。
また、日焼けをしてしまった肌を保護することも大事です。保湿をしっかり行い、痛みやかゆみがある場合はその部分を冷やして症状を和らげましょう。湿疹が起こってしまった場合はステロイドのぬり薬を使って炎症を抑えましょう。
まとめ
紫外線アレルギーに関して紹介しました。症状自体は対処療法で治療可能ですが、背景に何か病気が隠れていることもあるため疑う場合は一度病院を受診しましょう。
※掲載内容は執筆時点での情報です。