おはようございます。開発している人間は怪しげですが、製品は怪しげではないGOTALでございます。ただし、開発している人間は禿げてはおります。さて、オカルトなどと勘違いされているフラーレンのお話です。
フラーレンはクラーケンと似ているので怪しげと思われているのでしょうか? ちなみにクラーケンは伝説の巨大タコですがフラーレンは分子構造を表します。
バックミンスター・フラーの建築物であるジオデシック・ドームに似ていることからフラーレンと名づけられたとされ、最初に発見されたフラーレンは、炭素原子60個で構成されるサッカーボール状のような構造を持ったC60フラーレン。 あまり知られていないのですが、1970年当時北海道大学の大澤映二氏がC60フラーレンの存在の可能性を論文で発表したのですが、日本語のみの論文だったため海外で知られることはありませんでした。
様々な研究者たちがC60フラーレンの存在を論文で発表していくんですが、なぜかその論文たちは注目されることはありませんでした。1985年、C60フラーレンの実在がハロルド・クロトー、リチャード・スモーリー、ロバート・カールらによって初めて発見されたことにより、研究者たちは一気にフラーレン構造の研究を開始します。ちなみに、発見者の三人は、1996年度のノーベル化学賞を受賞することとなります。
このC60フラーレン 高いですよ。現在酷なルートで入手すると1gなんと¥71,000。実は過去にGOTALもテストしました。その頃はもっと高かった。現在c60フラーレンが配合されたエンジンオイルなどもあるようですが、価格から考えると??な部分のもあります。 有効になる濃度を考えると洒落にならない金額になるはずです。過去に本当にC60フラーレン入りの潤滑油があったんですがとても一般の方が手を出す金額じゃありませんでした。
今回はここまで、次回はC60のテストのお話でもしましょうかね。フラーレンはオカルトじゃないですからね。
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