林屋について

川魚一筋五十余年。
林屋の味を末永く後生に。

ご挨拶

清流・那珂川が育む独自の食文化

林屋は、那須連山を水源とする那珂川と、塩原を水源とする箒川の合流しているところに位置しています。
とくに那珂川は、天然遡上の鮎で知られる関東屈指の清流で、「西の四万十川、東の那珂川」と称されています。

那須野が原を貫き、八溝山地に沿った町々を結んで流れ、太平洋に注ぐ、約150キロメートルの流程は、人工の堤防が少なく、歳月をかけて削られた巨岩や断崖が点在する自然豊かな清流です。
そこで生活する人々の川への関心は高く、今でも那珂川は多くの恵みをもたらしてくれます。

まさに、川が生きている証です。

たとえば、春には山椒味噌をつけたアイソ、夏には若鮎、盛夏には鰻、秋には落ち鮎、冬には甘露煮などなど。
その他にもモクズガニやカジカ、どじょうなど四季を通じて食材の宝庫です。

私たちは創業以来五十余年、那珂川の恵みを承けて商いを続けてきました。
店先には鮎を焼く香ばしい香りと、鰻を焼く煙が四六時中立ち込めています。

そしてまた、大鍋で甘露煮を煮込む醤油の香ばしい香りも……。
その光景は創業以来何ら変わらない、まちの風景そのものです。

林屋の養殖場

林屋の商品はすべて手作りで一つ一つ丹精に作り上げています。
熟練した職人たちが自信をもって最高の味をお届けします。

林屋の歴史

那珂川の流れとともに商いを続けてきた林屋の歴史。
自社養殖場を再整備し、鮎の養殖を始めました。

昭和39年4月 栃木県那須郡小川町(平成11年10月1日より那珂川町)に
林屋川魚店として開業
昭和49年7月 養殖場を整備
昭和61年9月 法人設立
平成3年5月 串加工場を新設
平成8年10月 新店舗をR293バイパスにオープン
平成15年3月 養殖場を再整備し、鮎の養殖を始める
平成22年 埼玉県川越市にうなぎ林屋オープン
平成26年 鰻の養殖を始める
令和3年11月 埼玉県川越市にうなぎ傳米、串焼き傳米オープン

会社概要