放送内容

#17

都を豊かにする名水巡り

山紫水明の地と謳われるほど、清らかな水に恵まれた京都。今回は1200年の都がいかに水と深く関わってきたのかを探っていく旅へ。
「錦天満宮」や京の台所と呼ばれる「錦市場」を散策しながら、活気溢れる市場と名水の関係に迫ります。実は京都の地下には、ある日本一のものと匹敵するほどの地下水が。それは?
ミシュランの三つ星を獲得し、G7広島サミットでも料理を提供した老舗料亭「菊乃井」や、洛中で唯一残る酒蔵「佐々木酒造」を訪れ、地下水が果たす役割をお聞きします。実はどちらもある天下人が大きく関わっていたのです。その人物とは?
江戸時代、京の人たちの間では人気の名所旧跡よりも名水がブームだった可能性が。その証となる絵双六で紹介されている名水を今も使う、老舗京菓子店「亀屋良長」も訪問。
さらにかつて秀吉と光秀が天下分け目の決戦を繰り広げた大山崎町にも足を運び、天然水で製造されているビール工場を見学します。