本当に悩んでる？（Lance（ランス）） - 本当に悩んでる？

　退会したい。またこの気持ちが湧いて来たのは前作の頃から。　こう見えてノベルアッププラスを三回か四回退会している。理由は簡単。作品が読まれないからだ。　それとスタンプによる援護が逆に私を傷つけた。「応援してます」ありがとう。「応援しているよ」ありがとう。「応援してるぞ」ありがとう。「頑張れー！　頑張れー！」ありがとう。「続きを楽しみにしているよ」ありがとう。「次回も期待しているぜ」ありがとう。読んで下さってありがとうございます。ですが、今話に置いて、あなたの心に届いたものは何も無かったのですか？　毎日送られてくるこれらのスタンプ。続きを書く度にこれらがグルグル回る様に押されてくる。それは、積み重なり、あれほど嫌悪していた「にゃかにゃか良い」スタンプ以上の破壊力となって私の自信を、誇りを奪う。　数少ない読者だから、仕方が無い。読者を大切にするのは作者の務めでもあるかもしれない。応援ポイントや、課金ポイントがそれらのスタンプと共に送られてくる。ありがたいが、もうこれは、義理で、いや、惰性で読ませているだけでは無いだろうか。　相変わらず送られてくる叱咤激励だけのスタンプ。そんなに私の物語は、特筆すべき点が無いのだろうか。　無いのだろうな。　この結果を見れば分かるだろう。　消してしまったが、ブログに私の作品にポイント要りません。その分、他のあなたの推す作品の作者さんにあげてください。と書き、最後にご協力くださいとも記した。　もうこの関係に疲れた。　ここは相互しなきゃ読まれない。いや、ここじゃなくてどこでもそうだ。人間関係にうんざりしてきた。　もう、叱咤激励のスタンプに怒りはしないが、失望はする。　でも、この人達はそれでも私の作品を読んでくれているのかもしれない。そう心の片隅で思っていたこともあったが……。一つ言えるのはこの人達がいなくなったら私の作品を読む人など存在しなくなるだろう。　何せ、特筆すべき文章を、面白さが書けていない。あれらのスタンプはそういう結末を示しているからだ。　もう、ここを退会したら次は戻らない。そう宣言している。　だから、慎重に決めねばならない。　それともどこか他人に期待し過ぎていたのだろうか？　自分の小説が高尚なものだと錯覚していたのだろうか？　悩みは尽きない。

本当に悩んでる？

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