そうは読まないだろ!な難読「徳次郎IC」の至近に新道開通 狭い日光街道のバイパスに
乗りものニュース / 2023年7月18日 18時14分
再び“難読化”したICのすぐ近くです。
「徳次郎」ICの至近に新道が開通
宇都宮市が市内徳次郎町で整備を進めていた「市道6193号線」1240mが、2023年7月22日(土)に暫定開通します。日光宇都宮道路「徳次郎IC」の至近に位置し、国道293号と国道119号(日光街道)をつなぐ道路です。
この路線は日光街道の西側に並行するバイパスといえます。徳次郎町周辺の日光街道は、街道に面して家々が密集して狭く、歩道はあっても幅2mほど。このため、家々の裏手の農業地帯に整備された新たな市道は、沿線の中学校への通学路にもなり、歩道空間の安全確保が期待されています。なお、国道119号、293号との交差点部については工事未了のため引き続き交差点改良を進めるということです。
ところで、IC名でもあり周辺の地名「徳次郎町」にもなっている「徳次郎」は、なんと読むでしょうか。
正解は「とくじら」です。ただ最近になって、町名・IC名ともストレートに読める「とくじろう」から変更された経緯があります。
地名の由来は、かつて日光から移ってきた久次良(くじら)一族が、本来の領地と区別するために『外の久次良』、『外久次良(とくじら)』と呼んだことが由来とされています。そのため地元では昔から「とくじら」と呼ばれていましたが、1954(昭和29)年に宇都宮市となった際、なぜか住所が「とくじろうまち」の読みで登録されました。
IC名ももともと「とくじら」だったのが、2008(平成20)年に住所に合わせる形でいったん「とくじろう」に改称されました。しかし、地名を「とくじら」に戻してほしいという地元の運動が実り、2021年に住所が晴れて“難読化”、栃木県道路公社も同時にIC名を「とくじら」へ再改称しています。
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