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国道駅へ

海芝浦駅より国道駅へ戻ってきました。

この駅は昭和5年に開業。昭和の佇まいを残す駅として有名です。昔からドラマのロケ地としても使用されており、とても雰囲気のある駅舎です。

駅舎は建築家の阿部美樹志による鉄筋コンクリート造で、アーチ状の天井が印象的です。

1階部分は天井に印象的なアーチがあります。駅名は「国道と線路が交わる場所」に由来するそうです。現在は2軒の店舗が営業しており、昭和の雰囲気を残した看板などが見られました。

そしてこの後、お待ちかねの工場地帯のある扇町駅へと出発します。

国道駅から扇町駅への間、扇橋鉄橋を徐行運転し、昭和電工の明かりを車窓から撮影。

明かりは建物を形どるように点灯していますが、日によっては手前側の暗い部分にも照明がつき、全灯することもあるようです。

ツアー中には全灯中の様子も写真で拝見することができましたが、個人的には建物を形どる明かりの方が好きでした。

扇町駅へ

駅から歩いて間もなく、昭和電工ガスプロダクツ、シンレキ工業、川崎天然ガス発電所等の撮影が開始。

この辺り一帯は外部にパイプが露出している会社が多くみられ、さすが工場夜景で有名な場所という感じでした。

工場地帯ならではの見慣れない道路標示もありました。

駅までの帰り道。

フェンスや窓から漏れる光がきれいでした。

上記写真の工場ではありませんが、倉庫の中でクレーンが動いている影等も見ることが出来ましたよ!

そして、扇町駅へと戻ります。

夜間に踏切をよくよく見ることがなかったので、新鮮でした。

扇町駅から鶴見駅まで停車はしますが、ドアは開くことなくあっという間に到着。

午後から夜まででたくさんの写真が撮れました。鶴見線をガイド付きでお得に走破でき、工場地帯もおすすめスポットを巡れるのでとても充実したツアーでした。

気軽に近場を観光気分で!という方もいらっしゃいましたので、夜景を見るのが好き・撮るのが好きという方、神奈川の歴史に興味のある方、工場や駅舎等の建築に興味がある方、ローカル線ファンの方などいろんな方が楽しめる幅広い内容のツアーとして仕上げられていました。

日本旅行では多様なツアーを催行しており、今回のツアーに関してはチケットも数分で完売してしまうほどの人気ぶりだそうです。今後も様々な面から楽しめる企画が出てきそうですね。