夫はMBTIでいうINFPタイプです。
INFPは「仲介型」というタイプに属しており、平和主義で皆を助けたいというとても穏やかな気質のタイプです。
欲がないというか、人のことを第一に考えているため、自分自身がないがしろになることも少なくありません。
またこのINFPは全人口の中でもすごく少ない割合のタイプのため、一般的なタイプの人から理解されにくいことも多々あります。
妻の私はと言えばISFJと言うとても一般的なタイプのため、夫の行動や、発言、思考などの多くに寄り添えないことも多いです。
ただ、彼は「INFP」だから、と頭で理解し、その気質を理解していれば、その発言や思考の理解は割合難しくないように思います。
世間一般の人から、INFPの思考を理解してもらうにはやはり難しいところがあるので、社会となじめなかったり、周りの意見と対立した場合に孤立してしまう事も多いのかもしれません。
さらに、夫はHSP(超過敏)の性質を合わせて持っていますので、とーってもやかかいです。
・自分の発言が他人を不愉快にしていないだろうか?
・メールの返信に時間がかかる(相手に失礼がないようにしたい。またすべて的確にわかってもらえているか心配で文章が長くなり、さらにそのメールに問題がないかとても気にするため)
・相手からのメールの返信が遅いと、送った内容に問題があったのではないか?と悩む
・周りの音にとても敏感(子供の声、虫の音、風で打ち付ける何かの音などなど)
・気にするあまり、頭痛が起こる
・自分が変ではないか?容姿にもとてもこだわる
などなど
ただ、これは相手があってこその話。
相手から見られたときに自分がどう映るのかを気にしているように思えます。
いわゆる「世間体」ですよね
すべて、相手の目がなければ気にならないことで、
私の場合、相手のことをそこまで考えないので、相手はそれほど自分のことを気にしていないと割り切って行動できるので、HSPとは程遠い性格です。
今までは、嫌なことは避けて通ってきた様はタイプの夫は(逃げ癖と言われてしまいそうですが、HSPにとってその事柄から自分を遠ざけることは決して悪いことではありません)人生を積み重ねていくごとに、避けては通れない、彼らにとって生きにくい環境と直面していくわけです。
そうすると、自分を否定されているような、絶望を感じてしまう事も。
さらに、そんな人生を変える事が出来ないという現実にジレンマが生じ、思い悩むことが多くなり、ただいま、うつっぽい症状になっています。
現在、セラピーに通っている夫ですが、普段感動したり、悲しいことで涙を見せない(その感覚もよくわからないと言っていました)夫はセラピーで心内を話す際によく涙するそうです。
どこかやはり一般人とはずれた位置に居る気はします。
他人が自分に与えることで感情は揺さぶられないが、自分に起こっている理不尽なこと、人生の絶望を訴えるときに、その内から燃え上がる情熱に対して感情は揺さぶられるような感じでしょか?
「火垂るの墓」でも泣かなかったし、
感動的なCMとか泣けますよねー。
海外の妊娠サプライズとか、結婚式のスピーチとか、泣いちゃいませんか~?
私、すぐ泣けます。そしてすごくすっきりします。最近、「涙活」なんて言葉もあるくらいですしね。
どうも、感情を押し殺して生きてきたように思うんです。
泣くことは格好悪いと思う部分もあるみたいですし、感動的なストーリーにも難癖をつけたり、欠点に目が行って純粋に感動できなかったりするところがあります。
その性格を直せ!とは言いませんが、少し歪んでいる部分を矯正して、生きやすい物のとらえ方を学ぶことは決して悪くはないと思います。
こういうのって幼少期に虐待があった、だとか、
愛情をたっぷりもらえなかった、だとか
そんな話を聞きますが、
私の知る限りでは、夫のお母さんはとても愛情深い人ですし、お父さんも働き者だと思います。
ただ、夫婦喧嘩などを目の当たりにしたり、INFPで人の気持ちに寄り添いすぎる性格だったことが、普通の人よりも深く心に刻まれている可能性があるのかもしれません。
どこにでも夫婦喧嘩はあるでしょうし、私は両親の喧嘩もよく見ていました。
でもそのことで深い傷を受けているとも思っていませんし、個々のとらえ方の範疇なのかな?とも思います。
ま、それが原因とも限りませんしね。
====夫のうつの状態====
最近はとても調子が良いようです。
契約満了で今回のブラックの会社は辞めるのでゴールが見えているので気分は楽のようです。