東京ホテイソン・たけるはお笑いを知らなかった!? 数々の掟破りな行動に相方あ然

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8月27日(月)深夜、お笑いコンビ・東京ホテイソンのたけるとショーゴがパーソナリティを務めるラジオ番組「東京ホテイソンのオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送)が放送され、ショーゴが結成当時お笑いを全く知らなかったという相方・たけるの、芸人らしからぬ行動の数々を明かした。

東京ホテイソン(左からたける、ショーゴ)

東京ホテイソンは、2014年結成された、ツッコミ担当のたけるとボケ担当のショーゴによるお笑いコンビ。ショーゴのボケに対し、備中神楽を特技とするたけるが、歌舞伎の見得のようなポーズと口調で例えツッコミをするといった、独特なスタイルで行う漫才で人気を集めている。

彼らは元々たけるの動きに合わせてアテレコをするという芸風で活動していたが、事務所の先輩であるお笑いコンビ・カミナリの漫才に衝撃を受けたというショーゴが、2人から漫才の作り方を教えてもらい、今の形に落ち着いたという。ショーゴは元々お笑いが好きだったが、一方、「憧れの人は(モデルの)大倉士門」と語るたけるは、コンビを組むまでお笑いについて全く詳しくなかったそうで、たけると出会った当初、ショーゴはその言動に幾度も驚愕したという。

ショーゴ:たけると初めて会ったとき、ガードレールに腰掛けてチュッパチャップス舐めてたじゃん? 「お、ショーゴ! おはよ!」って感じできて。「うわ~やべぇの来ちゃったよ」と思って

たける:うん

ショーゴ:で、「コンビ名どうします?」っていう話をして。そしたら、たけるがベタに「俺は岡山から出てきたんじゃ! 東京に憧れがあるから“東京”って付けたいんじゃ!」とか言い出して。“ホテイソン”はお笑いの神様っていう意味で、東京に笑の神来たりってことで、そのコンビ名にしようってたけるが言い出したんです

たける:そうなんですよ、ホテイソンは七福神の布袋様な

ショーゴ:それで次の日ネタ作ろうと思ったら、たけるが「ショーゴさん、ポスター作ってきました」って。ネタもまだ出来てないのに、こいつポスター作ったんですよ

たける:だってそれは、宣伝した方がいいと思ったから。ネタは出来てないけど、コンビ名は決まったわけじゃん? その名前を覚えてもらおうと思って作ってきたのよ

ショーゴ:どこに貼るの? それは

たける:俺、次の日にもう自分がバイトしてた居酒屋に貼ったよ? お笑いやってますよ!っていうのをアピールするために

ショーゴ:まだお笑いやってないじゃん、1回も舞台に出てないんだから! で、ネタができて初舞台をやることになったら、こいつTwitter作って告知したんだけど、日時や場所のあとに、「斬新で奇抜な設定の漫才が君たちを待っている。ぜひ来てくれ」って(書いていた)。やばいと思って。こういうこと書くやつなんだな・・・と思ったもん

たける:注釈でな、「※ネタ内容…野球」って書いてな。

ショーゴ:いや、言うなよ~! と思って。それで、俺も、そんなにお笑いができる人間じゃないけど、お笑いのある程度のルールは知ってたから、それをたけるに伝えていったんだよね。「ハードル上げちゃダメじゃん? それは分かるよね、たける。」って

たける:諭されるように言われてたな。

モデルに憧れ、“カッコよくて面白い人”を目指して芸能界入りしたというたけるの掟破りな行動を見て、お笑いの基本的なルールから教える羽目になったというショーゴ。さらに漫才を披露する舞台の日に、意中の女性の気を引くため、金色の入ったメッシュヘアーにカラーコンタクトと指輪を装着した“芸人には相応しくないカッコつけた風貌”で現れ、ショーゴを唖然とさせたこともあったと明かした。

また今回の放送では、東京ホテイソンが昔の形から今の芸風を路線変更したことを受けて、リスナーからメールで「路線変更したこと」募集。さらに、たけるの独特な節回しのツッコミ「い~や!〇〇!」の形式でボケとツッコミを募集し、“正解のツッコミ”をたけるが当てるという企画や、備中神楽をモチーフにしてたけるがリスナーの人生相談に一言で答えるコーナー『有楽町神楽人生相談』なども行い、番組は大いに盛り上がった。

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