「テーザー銃とハンマー凶器２つを用意は悪質」タクシー強盗ベトナム国籍の男に懲役9年

　2022年8月、愛知県小牧市で発生したタクシー強盗事件で、強盗傷害などの罪に問われたベトナム国籍の男に、懲役9年の判決が言い渡されました。

名古屋地裁

　起訴状などによりますと、ベトナム国籍のグエン・バ・コン被告（24）は、2022年8月、小牧市内で停車したタクシーの中で、男性運転手に対しハンマーで頭部などを殴る暴行を加え、男性に大けがをさせ、現金1万5000円と財布を奪った強盗傷害などの罪に問われています。

　21日の判決で名古屋地裁は、「テーザー銃とハンマーという危険な凶器を2つも用意していてある程度計画性が認められ、無抵抗な被害者の頭部や顔面をハンマーで複数回にわたり強い力で殴打した非常に悪質な犯行」などとして、懲役10年の求刑に対し懲役9年を言い渡しました。