(株)極東技工コンサルタント

【地方公共団体のニーズを把握し、実効的な提案を行う総合コンサルタント】
浄水場や下水処理場、ポンプ場など、上下水道関連施設の計画・調査・設計を手がける「極東技工コンサルタント」。創業からしばらくは上下水道の施設設計を中心に事業を展開していましたが、平成に入った頃から次第に水道事業や下水道事業の計画策定業務が増え、現在は、アセットマネジメント（※1）の策定や公営企業会計（※2）の導入支援など、持続可能な水道事業経営のためのコンサルティング業務に中心が移り、全体の6割程度をコンサルティング事業が占めています。
（※1）施設を資産として捉え、中長期的な視点に立って計画的・効率的に管理する取組
（※2）地方公営企業法に定められた特別な会計方式

水道・下水道に係る設計または計画策定業務を行う際の管理技術者は、技術士という国家資格保有者でなければなりません。その点、当社は技術系社員の6割強が技術士の資格を保有しており、管理技術者のみならず、実務者レベルにも技術士を配置することができます。今後は有資格者の割合を8割にまで拡大したいと考え、試験前には社内で勉強会を開催。重要なトピックスをもとに予想問題を作成し、全員で模範解答を導くなど、技術のプロフェッショナル集団の形成に本気で取り組んでいます。

【健康経営優良法人として、心身の健康を第一に考え、多様な働き方を支援】
仕事もスキルアップも心身ともに健康でなければ成し遂げられないとの思いから、働きやすい環境づくりにも注力。6月～11月はノー残業マンスとして定時退社を推奨し、必要に応じて時差出勤や時短勤務、在宅ワークも取り入れています。また、奨学金返済の一部補助や要介護認定の親と同居または近居する社員への介護手当の支給など、実情に合わせた制度を作り、社員たちが少しでも楽に働けるようサポート。いずれは出身地に近い場所で働きたいという希望にも応えられる体制も整えています。

そのほか、社会貢献活動の一環として、野球を通して人を育てるという理念を掲げ、アフリカの国々で活動する「一般財団法人アフリカ野球・ソフト振興機構（J-ABS）」に賛同し、ドリームパートナーとなってその事業を支援。SDGsの項目「すべての人に健康と福祉を」「質の高い教育をみんなに」「ジェンダー平等を実現しよう」などの実現に貢献しています。
（代表取締役社長／村岡 基）