「白髪の束」を持って生まれた娘に自信を!あるママの子育てが素敵

「美しさとは、みんなと同じでいることではありません」

2018年2月、当時夫と共にオーストラリアに暮らし、仕事や勉強で忙しい毎日を送っていたタリータ・ヨセフ・アジズ・ヴィエラさんは、自分が妊娠していることに気づきました。

40歳での突然の妊娠は、彼女にとって予定外の出来事でしたが、赤ちゃんを授かったことに大きな喜びを感じたそう。

その後、「家族のもとで子供を産みたい」というタリータさんの希望で、夫妻は故郷のブラジルに戻り、2018年11月20日、無事女の子の赤ちゃんが誕生しました。その際、赤ちゃんの髪には、白髪の束があったそうです。

医師や看護師は少し驚いた様子でしたが、タリータさんは全く驚きませんでした。なぜなら、彼女の家系には「まだら症」と呼ばれる、限局的な白斑や白毛を特徴とする遺伝性皮膚疾患を持つ人が多く、タリータさんもまた、その1人だったから

タリータさんは娘を、マヤちゃんと名づけました。<boredpanda>によると、マヤちゃんと同様の症状を持って生まれたタリータさんは、子供時代に白髪や白斑が原因でいじめを受け、メイクや服でそれらを隠すことに必死になりながら、思春期を過ごしたそうです。20代前半になってようやく、それらを「自分の個性」として受け入れられるようになったのだとか。

一方、マヤちゃんは誕生した瞬間から、多くの人の愛に包まれてきたそう。分娩室で「彼女は“光の筋”を持って産まれたのね、おしゃれな赤ちゃんだわ」と話す人々の声が聞こえてきた他、産後の4日間を病院で過ごしたときも、多くの院内スタッフたちがマヤちゃんを訪ねて来てくれたそうです。

さらに、タリータさんがマヤちゃんの写真をSNSで発信し始めると、多くの人が彼女の髪を褒めてくれたのだとか。

時には親子で映画『101匹わんちゃん』のクルエラや、『X-MEN』シリーズのローグなど、似たような髪の特徴を持つキャラクターのコスプレをして楽しむことも。

「生まれてからというもの、マヤはどこへ行っても愛情の波を運んできます。私にとっては苦しみだった特徴を、彼女は優しさに変えるのです」と語るタリータさん。さらに彼女は、こう続けます。

「もっと喜ばしいのは、マヤが愛や優しさ、そして“人と違うのはかっこいい”という価値観を広める存在になっていること。多くの人が『マヤ(の写真)を見るまで、まだら症のことを隠していた』と打ち明けてくれるんです。以前はそれを“奇妙なもの”と感じていた人たちが、今は“お揃いの白い前髪を持つ女の子たち”として繋がっているんですよ」

タリータさんの願いは、彼女が自分を愛することを学んだときのように、マヤちゃんが自分のユニークな見た目を好きになってくれること。

「マヤは人を尊重することを学びながら成長しています。そして私は、彼女が価値ある人間であることを教えていきたいと思います。それが母としての務めなので」

また、タリータさんは次のようにも述べています。

「本当の自分を隠して生きていくのは、悲しいことです。美しさとは、みんなと同じでいることではないのですから

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