愛知・稲沢の殺人放火の控訴審 元妻が無罪主張
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一審判決などによりますと名古屋市南区の無職 菅井優子被告(54)は、2016年2月、交際相手だった男とともに、当時夫だった角田幸司さん(当時60)の胸を刃物で刺して殺害しました。
その後、角田さんの住宅に火をつけて全焼させたほか、角田さんにかけた保険金3000万円をだまし取ろうとした殺人などの罪に問われています。
一審の名古屋地方裁判所は、交際相手だった男との共謀を認定し、無期懲役の判決を言い渡しましたが、弁護側が不服として控訴していました。
22日、名古屋高等裁判所で開かれた控訴審の初公判で、弁護側は共謀の事実はなく、殺人や放火などについても事実誤認だとして無罪を主張、一方の検察側は控訴棄却を求めました。
判決は11月11日に言い渡される予定です。