狂気の産物   作:ピト

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第32話

------------2077年、9月

 

 四葉本家の最奥に位置する部屋で一人の女性がベッドに腰掛けていた。彼女のお腹は、子供を一人身籠って大きくなっていた。

 彼女の居る部屋は厳重な扉で締め切られ、何人の侵入も許さない造りだった。この部屋に入って来られる人間も決まっており、分家の人々はこの部屋の存在自体知らない。

 また、この部屋には認識阻害の魔法と室内から外部への干渉を抑える結界が貼られている。

 そして今、お腹を大きくした真夜の部屋に、一人の女性が入って来た。

 

 「……真夜……大丈夫?」

 「……姉さん、まだ大丈夫だから。それに危ないから来ないでって言ったはずよ。早く立ち去らないと姉さんのお腹の子供にも影響が出るわ」

 

 真夜は、心配そうに話し掛ける姉に向かって辛辣な言葉を返した。しかし深夜は、気にするな、と言いたげに数回首を横に振って真夜へと近付いた。

 

 「……予定日が明日でしょ?しばらく会えなくなるのなら可愛い妹を一目見てもいいじゃない。それに心配してくれるのは嬉しいけれど、私は四葉内で伯父様の次に才能があるのよ?」

 「それはそうだけど……」

 「五分もしたら帰るから、ね?」

 

 言葉通りに、互いが表面上は心配そうな表情を浮かべる。深夜は、真夜の腰掛けているベッドのすぐ側の椅子に座った。

 

 「……どう?お腹の子供は大人しくしてる?」

 

 深夜は椅子に腰掛けながら、真夜のお腹の中で生きる彼女の子供の状態を聞いた。

 

 「……今はね」

 

 真夜は自分のお腹を手で撫でながら応える。その手はゆっくりゆっくり動かされ、彼女は慈愛の視線を自身のお腹の子供へと送っていた。

 

 『失礼します』

 

 扉から声が掛かり、真夜の世話をする女中が入って来た。女中は部屋に入るとすぐに、掃除や換気等を手早く行っていた。この際に女中は、真夜達へお辞儀をした後はなるべく彼女達に近づくことを避けるように作業していた。

 

 「……また替わったのね」

 「……ええ」

 

 深夜が苦々しく発した言葉に、真夜は力無く同意する。

 

 「……何人目?」

 「……私に近付くことをなるべく避けるようにさせてからは2人。全部で7人」

 「……そう」

 

 彼女達が話しているのは、真夜のお世話を任されていた女中が替わった人数だった。

 替わった、と言うが、これは交代の意味ではない。それは前述の7人は、既にこの世にはいない、もしくは重症患者として病棟に入れられているからだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

------------2076年、9月、第四研究所

 

 時間は深夜が妊娠してから四ヶ月程経った頃まで遡る。

 その日、真夜はいつものように第四研究所で魔法師の研究に勤しんでいた。そして偶然、研究所の試料保管室である物を見つけることになる。

 真夜が足を運んでいた試料保管室は冷凍が必要なモノが多く、すなわち、室温は氷点下にまで落ちている為、長居は無用の部屋であった。

 しかしその時は、普段は行かない試料室の奥の方に何故か吸い寄せられるように自然と足を向けていた。いくつも重ねられた保管試料のボックスを横目に奥へ奥へと向かう。足を止めたのは最奥に近い場所の一角だった。

 真夜が前には無数のボックスがギッチリと並べれている。その無数のボックスを、彼女は氷点下の中、一つ一つ確認していった。

 ボックスの表面には試料の中身がラベルに書かれ貼られている。

 

 

 

 『四葉泰夜 2048年6月12日 卵子』

 

 中身は空

 

 『四葉彩夢 2039年11月20日 卵子』

 

 中身は空

 

 『四葉元造 2056年10月7日 精子』

 

 中身は空

 

 『四葉英作 2046年4月28日 精子』

 

 中身は空

 

 

 

 

 おかしい、真夜はそう思った。

 目の前に重ねられたボックスを確認していくに連れて、真夜は一つの疑念が思い浮かんできた。

 

 研究所というのは試料の管理を徹底するのが普通。中身のある物なら保管する意味はあると思うが、中身が無い物を保管しておく意味など無いし、なにより研究の邪魔だ。

 それにボックスの内容はやたらと古い。四十年近くも前の物もある。一番最新のものでも二十年は経っていた。

 

 真夜は不思議に思いながらも確認の手が止まることはなかった。

 五分程経った頃だろうか、特に変化も無いまま時間が過ぎ、体温が奪われ続けていた。

 

 (………次で終わりにして、戻りましょう)

 

 ブルブルと震える体で、真夜はそう判断をする。そして確認していた列の最後のボックス、他の試料よりも奥に仕舞われていた物を取り出した。

 そのラベルを見た途端、真夜の呼吸が止まり、心臓が跳ねた。

 

 

 

 

 『四葉真夜 2062年4月27日 卵子』

 

 

 

 

 そのラベルには自分の名前があった。

 日付けは、あの事件の一週間前。

 あの事件が深夜の魔法によって『経験』から『知識』に変わったとしても、それはその頃の彼女の心のキャパシティを大部分に渡り占めていたため今まで思い出せなかった。

 2062年、この年の四月に真夜と深夜は中学生になった。

 生理自体はもっと前から始まっていたが、卵子の採取は中学生になって間もないこの時が初めてだった。

 そして真夜にとって最後でもあった。

 

 

 

 思い出してからは、更に鼓動が小刻みに、今まで経験したことのない早さで打たれている。呼吸は荒く、し辛いのは室温のせいばかりではないだろう。

 真夜は寒さなど関係なく震える手に力を入れて、ボックスの蓋に手を掛けた。

 

 中には試験管が一本。

 

 それは厳重に保管されていた。

 思考が定まらない。この時の自分が何を考えていたのか、真夜はハッキリと覚えていない。ただ、膝に抱えたボックスを呆然と見つめていた。

 意識だけがボヤーっと戻ってきた後、真夜は試験管の下に一枚の紙を見つけた。

 恐る恐る慎重に取り出した。

 

 『真夜の卵子は実験に使うことを禁ずる

 第四研保管室の奥深くに仕舞い込み、真夜に見つからぬようにせよ

         四葉家当主 四葉元造』

 

 書かれていた文字は、前当主であり真夜の父親である四葉元造の筆跡であった。

 

 (本当に……私の……)

 

 そう思った瞬間、ある一筋の希望が彼女を差す。それと同時にチクリと下腹部が痛んだが気にすることはない。

 艶然な笑みを浮かべた真夜は、ソっと元にあった場所にそのボックスを入れ直してから保管室を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

------------同日、四葉本家、深夜

 

 真夜は、四葉本家内の自分の部屋のベッドで(うずくま)っていた。

 

 「………ぐっ、ぅぅ」

 

 就寝途中、突発的に下腹部に感じたことの無い痛みが走った。その痛みは大声を出して緩和することすらできなかった、いや、許されなかった。

 

 「ぁぅ………………ぁぐっ!!」

 

 言葉にならない声だけが時折漏れた。

 

 (熱い!熱い!!熱い!!)

 

 熱を帯びて、火中の真っ只中にいるように全身が焼けるような錯覚に陥る。同時に息もままならなくなった。

 ここまでいくと失神してもおかしくないかもしれないが、真夜の意識はハッキリとそれを捉えて逃さない。受け入れろ、と本能が命令するかのように逃れられなかった。

 今の真夜に助けを求める程の余裕など無かった。只々、襲ってくる痛みに向けて心を整えることで精一杯だ。

 

 「……はぁはぁ……はぁがっ!」

 

 その痛みは、不規則にやってきた。

 長時間ずっと居座り続けることもある。

 どちらも地獄だった。

 

 不規則な時間帯は、止まったと彼女が安心した時を狙ったかのように再開されてどこにも行くことができない。止んでる間に叫ぶことぐらいならできるのでは、と思うだろうが無理だ。喋ろうとすると再度痛みが襲ってきた。

 

 「……ぁ、ぁぁ、ぁぁ、ぁぁ」

 

 長時間ずっと居座られる時は更に地獄だった。痛みに休憩など与えられない。痛みに何度も何度も意識が飛びそうになる。しかし、何故か飛ばない。飛ぼうとする意識は、下から掴まれ引きずり降ろされた。

 

 「ぁぁぁ、ぁぐ………はぁはぁ」

 

 痛みが一時的に治まろうと、安心などは出来ようはずもなく、その間は次に備えるにはあまりにも短い時間だった。

 

 

 

 

 そんなことがとれぐらい続いただろうか。

 

 何度も意識が飛びかけた。

 何度も意識が呼び戻された。

 

 下腹部に現れる痛みは徐々に真夜の心を蝕んでいっていた。いつ完全に治まるかも分からない状態で、正気など保てるはずが無い。

 

 

 重病患者に時々現れる症状。

 

 『殺してくれ』

 

 貴方はこの言葉を聞いたら、どう思うのだろうか。

 

 ある人は言う。

 

 『頑張れ!頑張って生きろ!』

 

 また、ある人は言う。

 

 『今まで、よく頑張った。もうおやすみ』

 

 上記のように貴方が取れる選択肢は、無関心を除けば二つ。

 

 その者の意思を尊重して楽にさせてやる。

 その者の意思を否定して苦を味合わせる。

 

 さあ、答えは出ただろうか?

 一般的な正解はない。

 倫理観、常識、経験、知識。あらゆる要素から、この問に対する貴方の答えが用意されたことだろう。

 

 なら今度はこの重病患者を親族、親友、愛する人などで想像してみて欲しい。大事な人の悲痛に駆られた表情に貴方は耐えられるだろうか。

 

 『殺してくれ』と口にするのは、もう楽になりたい病人の切実な願いであるのだ。

 

 真夜はこの境地に達してもおかしくなかった。目は白目を剥き、口からは泡を吹いている。だが意識はしっかりと保っている。手も足も不自由なく動かせる。自分の手で死のうと思えば出来るのだ。

 

 しかし真夜はそんな姿に成りながらも、決してその選択肢を取ることはしなかった。

 

 彼女を押し留めたのは、彼女にとっての『希望』だった。やっと見えた、掴んだ『希望』に彼女は縋ったのだ。この地獄が、それに対する『代償』であるならば、耐える価値のあるものだった。

 

 

 真夜は夜明けに人知れず治まるまで、尋常では無い下腹部の痛みと戦い続けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

------------2076年10月、四葉本家、英作書斎

 

 真夜が、自身の冷凍卵子を見つけてから一ヶ月が経過したある日のこと。

 

 「最近、真夜の様子がおかしいと思わんか?」

 

 外に見える月は満月。その月光によって照らされている窓際のスペースに備えられた椅子に腰掛ける男性が一人、この屋敷の主にして四葉家当主、四葉英作。

 彼は月を見上げながら、一人の姪の様子について考えていた。上の問い掛けが口から出たのは、自分だけが姪に対して違和感を感じているのではない、というのを確認する意味合いが大きいように思う。

 英作の背後の暗闇に佇む初老の執事がスッと一歩前に出た。執事の足のみが月に照らされ、顔色は読み取れない。

 

 「私も、そのように思われます。真夜様は、一ヶ月程前から顔色が優れていないご様子でいらっしゃいます」

 「側付きのメイドは、何をしている?」

 「その者には先日朝礼で確認したところ、真夜様の体調はすこぶる良いそうにございます。メイド達がお休みを提案致しますと、もの凄く不機嫌になるそうです」

 「ふむ……」

 

 英作は顎に手を当てて、暫しの間考え込んだ。風が吹く外では、羊雲が月を隠したりを繰り返している。

 

 「他には?」

 「紅林によりますと、真夜様は最近、体外生殖遺伝子配合についての論文を読み漁っているようでございます」

 「……真夜は生殖研究にあまり積極的でなかった気がするが」

 「私めもそのように認識しておりましたが、深夜様の妊娠で心替えなされたのでは?」

 「あり得ない話ではない……」

 

 執事の推測に英作は一応の納得を見せた。

 そして一度、頷くと執事の方に向き直った。

 

 「真夜が一歩踏み出したかもしれん。紅林には全力を以って協力するように命じよ。葉山、お前は暫く真夜に付きっきりで支えよ。お前の忠言ならば、真夜でも言うことを聞くはずだ。ワシは別の者で良い」

 「承知致しました」

 「報告もいらん。必要があれば寄越せ。体調だけは崩させるな」

 「御意」

 

 執事はその返事を最後に、闇に姿を消した。

 英作はフッと一息吐き、執事が消えた場所から視線を満月へと戻した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

------------2076年10月、真夜の部屋

 

 英作が葉山に命令を下した翌日の早朝。

 真夜はベッドに蹲っていた体を起こして、ボーと天井を見上げていた。体からは汗がびっしょりと吹き出て、長い髪が肌に貼り付いている。

 この一ヶ月の間に真夜の腹痛は、夜に断続的に続いていたのだ。しかしながら、真夜はこのことを誰にも話していない。側仕えの女中にも口止めしてある。

 

 何故か誰にも話してはいけない気がする。この痛みは一人で乗り越えなければいけない気がする。

 

 根拠の無い対価への野望で真夜は、この一ヶ月を過ごしていた。

 

 『真夜様』

 

 汗をタオルで拭き取っていると、ドアがノックされて、聞き慣れた声が扉から聞こえてきた。

 

 「どうぞ」

 「失礼致します」

 

 真夜の了承に、葉山が入って来た。

 

 「葉山さん、どうかなさって?」

 

 真夜の問い掛けに、葉山は一度恭しくお辞儀した。

 

 「ご当主様の命により、暫くの間、真夜様のお世話を担当させていただくことになりました」

 

 葉山の口上に、真夜は少し驚いた。

 

 「どうして葉山さんが?」

 「旦那様は、最近の真夜様が御心配であらせられるご様子にごさいます」

 

 ピクッと眉を動かし、懸念を抱いく。

 

 「何か良くないことでもあったかしら?」

 

 真夜の質問に葉山は数回首を横に振った。

 

 「いえ、逆にございます。真夜様が何かをなさるかもしれないことは旦那様もお喜ばれておりました。しかし、体調面においてはどうしても気に掛かるようでいらっしゃいます」

 

 真夜はホッと胸を撫で下ろした。

 

 「お目付け役ってこと?」

 「有り体に言えばそうなりますな」

 

 葉山はニッコリと笑って肯定する。少なくとも真夜には、あるかどうかは分からないが、葉山の裏は読み取れなかった。

 真夜は頷くことで了承を葉山に伝えた。

 

 「シャワーを浴びます。朝食はその後で」

 「かしこまりました」

 

 葉山は恭しくお辞儀をして女中を呼びに部屋を出た。

 それを確認すると真夜は視線を右横へと、彼女の伯父の部屋の方へ向けていた。下唇を軽く噛んで、眉が寄っている。

 

 (……勘付かれた?……でも、葉山さんの話からはそんなに詳しく気付かれた風には見えなかった……別に時期的にもおかしくない頃のはずだし、普通に私の体が心配なだけかしら?)

 

 思考の中の真夜はこれまでの自分の行動を振り返っていた。

 

 (……まあ、いいわ。勘付かれたのなら仕方ない……計画を少し早めましょう。気づいた時には止められない所まで行ってればどうにかなるわ……それに、)

 『真夜様、準備が整いました』

 

 だがそれは、メイドに掛けられた声によって思考の中断を余儀なくされた。

 

 

 

 

 

 

 

 浴室でシャワーを浴びながら、昨晩に溢れ出た汗を洗い流す。一晩中続く痛みによってかく汗は、嫌に体にまとわりつく汗だった。運動の時にかく汗のようにサッパリしたものではなく、ジトーっとした心的ストレスからやって来る汗。だから、シャワーでそれを流すのは心が浄化されていくようで心地が良かった。

 お湯に打たれながら考えるのは、これからのことであった。

 

 (精子の選定は既に終わっているから、後は代理母ね……使用人に産ませるわけにはいかないし、一番身近な姉さんも妊娠中だし、どうしようかしら?……一番の難点はここね)

 

 クリアになってくる思考は、大分と冴えていた。

 

 (……それに、私の問題も……そろそろキツくなってきたのよね……)

 

 真夜は視線を自分のお腹へと落とした。

 滴り落ちている水滴が艶めかしく彼女のすべらかな肌を這う。

 真夜は、くっきりとした腰のクビレの中心部にある下腹部に手を持って行った。

 一ヶ月程前から続く原因不明の突発的な腹痛。彼女を悩ませる一番の要素である。

 彼女はシャワーに打たれながら撫でてみたり、押してみたり、摘んだりするが、特に何も痛みや違和感は感じない。

 

 (……でも今は誰にも邪魔されるわけにはいかない)

 

 真夜がこの痛みを誰にも言わないのには女の勘以外にも論理的な理由があった。

 真夜が今、目下で取り組んでいる計画は見つけた自分の卵子で子を成すことである。その為に体外生殖関連のあらゆる事例、技術、配合確率などについて、この一ヶ月の人間的生活、深夜のお見舞い以外の全てをつぎ込んで学んで来た。そのお陰で先日、研究室から最適な精子を選び出せた。

 もし、毎晩のように襲ってくる下腹部の痛みが四葉内に、英作にバレてしまえば治療に専念させられるのは目に見えて明らかだった。それだけで一時的に『希望』からは遠ざかってしまう。治るかもしれないが、治らないかもしれない治療に時間を掛ける。

 それは、彼女の望むところではなかった。

 真夜は自分の命がどうなろうとも、自分の子を成して世に復讐できればそれで良いのだ。深夜から生まれてくる子供に期待など元からしていない。

 

 (…幸いにもまだ完全に勘付かれてはいないようだし、もう少し掛けるつもりだったけれど後一ヶ月したら始めましょう)

 

 真夜は結論付けるとこれ以上考えないようにシャワーの温度を少し上げた。




 なんとか間に合った……短いですが、如何でしたでしょうか?

 if編のご希望も活動報告にて随時受付中です。

 次回のキーポイントは……葉山です

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