道中でシャッター押しまくり載せたい写真がたっぷり出来たので2部作でお届けしてます。
列車は出雲坂根駅に着きここで5分間停まります。
構内踏切から今回乗った列車のDD10を撮りました。
が同じ駅に泊まるこの列車でも復路の木次行きが20分停まりゆっくり駅巡りや
駅舎の写真が撮れるので気持ち的に損したような心境ですが
苦労して指定券とったのにそんなこと言っても仕方ないと言い聞かせ駆け足でシャッターを押し続けました。
反対ホームの待合室もいい味出しており中に長椅子があったのを確認しました。
無人駅で窓口やラッチは一切なく長椅子が設置され左にトイレがあり綺麗な駅舎内でした。
木造駅舎でありながら2010年に建て替えられたもので瓦屋根も木材の材質もきれいですが
ここまで来てこの駅舎を撮らずに今いる区間が廃線になってしまい
あの時撮っとけばよかったとなってからでは後の祭りですので短い時間でサクッと記録しました。
木次駅を出てから1時間半以上経過してますが標高565mに出雲坂根駅は位置し
駅前には延命水が湧き水として流れておりこの日は営業日ではありませんでしたが
焼き鳥を販売していたりとみるポイントもありじっくり見たかったのが本音です。
驚いたのが時刻表でこの駅に発着する定期列車はわずか3往復と悲惨な現実を突きつけられ
奥出雲おろち号が今年度で運転が終わり来年度以降危機的状況に追いやられます。
5分後列車が出ると木次線最大の見どころに向かっていきます。
意図的に柵から撮りましたが名物の三段式スイッチバックを通過している所を撮りましたが
日本でも珍しいこのスイッチバックはZ式に進行方向をジグザグに登っていきます。
更に上ってる最中森の隙間からさっきまでいた出雲坂根駅の駅舎が見えますね。
瓦屋根が印象的な駅舎を見届けさらに登っていきます。
最大の見どころ2つ目は奥出雲おろちループ橋で鮮やかな赤い橋が見えてきました。
登り坂を通過しており森を眺めながら通過してるのがわかる画ですね。
右にちらっと見えるのがループ橋で11の大小の橋で結ばれる日本最大規模でチラッとしかループしてるのが見えませんが
森の中に隠れながらも雰囲気を楽しんで頂ければ嬉しいです。
ゆっくりとしたスピードで通過しながらいくつもある橋を眺めこの辺りが一番眺めがよかったと振り返ります。
民宿のような建物が見えてきて次の駅が近づいてきました。
三井野原駅は標高726mにあり
JR西日本管内で一番高い所にある駅で1年ぶりに帰ってきました。
田んぼの稲は育ち秋の収穫の時期に向かいながら終盤へ。
油木駅はかつて島式ホームでしたがレールがはがされ棒線化されています。
待合室の上に昔の駅名標があって手書きで造られたのでしょうか。
渋く年季が入っており昭和の看板が残ってるように見えました。
車内にポストカードがあり記念に1枚もらってっていきましたがもうすぐこの列車とのお別れを惜しみつつ
過去2度台風や大雨で流れた悔しさと2002年に初めてパンフレットを見てこの列車のことを知り
構想から20年経過しようやく乗車出来た喜びといろんな感情が入り混じっています。
トロッコの車内は森のトンネルの中を走っておりこの勇姿もこのシーンも見納めへと向かってました。
中国山地の中を走る木次線のバラストやレールを見ると物悲しくなってきまして
保線を放置し続け徐行運転を余儀なくされる個所が多々あります。
2時間半の
トロッコ列車の旅も終わりが近づき終点の備後落合駅はもうすぐです。
撮影日:2022年8月17日
カメラ:Nikon D500+AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR
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