会社案内
ごあいさつ
マルヤ水産は、1950年に名取市閖上(ゆりあげ)で創業しました。当時はズワイガニなどのカニが山盛りに水揚げされ、大変活気のある港町だったと言います。
魚を担いで地元の方向けに売り歩いたりもしていましたが、ある時、カニの加工品を開発。関東、北陸の料亭様に評価頂いて供給を開始したことが、カニ製品メーカーとしての原点でした。
その後、様々な時代の移り変わりの中で磨き上げていった缶詰技術により、国内でも数社しかないカニ缶詰製造元となりました。百貨店様や高級中華料理店様に長くご起用頂いているのは、品質についてのご信頼の証だと誇りに思っております。
冷凍カニ製品事業は、単にカニの販売需要期に仕入れて販売するというだけではなく、年間を通してホテル様・飲食店様向けに供給させて頂くことで、厳しい食のプロのご要望にお応えしながら商品の品質を追求しております。
地元の素材と懐石料理人の知見を生かしたCANNEDシリーズ缶詰は、宮城県の銀鮭、牡蠣の缶詰からスタート。初めて出品した宮城県水産加工品品評会で「水産庁長官賞」を連続で受賞するなど嬉しい評価を頂きました。
2011年3月。弊社は未曾有の災害である東日本大震災で被災し、本社・メイン工場・倉庫が壊滅し大切ないのちも失いました。
このような厄災は一生に一度かと思いきや、各地の天災が続いており、またコロナウィルスの感染拡大という人類全体への脅威も発現しました。
この先も様々な困難や世の中の大きな変化が起こると想定されますが、弊社の事業は人間が生きるための最も基本的な行為の一つ、「食」に関係しています。
これまで培ったものづくりの技術と精神を大事にしつつ、新しい時代に対応した新しい取り組みへの挑戦も一層精力的に行います。国内外問わず、既存事業の範疇に囚われず、常にチャンスを探します。
「地方企業革命」とも言うべき、社会や意識の在り方の変化が起き始めていると思います。誇りと楽しさを感じる自社の活動を通じて、地元宮城を盛り上げていきたいです。
これからもマルヤ水産を宜しくお願い致します。
代表取締役社長
千葉 卓也
会社概要
商号 | マルヤ水産株式会社(Maruya Seafoods Co.,Ltd.) |
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代表者 | 代表取締役社長 千葉 卓也 |
創業 | 1950年 4月 |
設立 | 1967年 6月 |
資本金 | 16,000千円 |
従業員数 | 38名 |
取引銀行 | 七十七銀行、仙台銀行 他 |
事業内容 | 水産物等の缶詰(カニ・銀鮭・牡蠣・ホタテ等)の製造・販売 冷凍カニ製品、惣菜製品の製造・販売 |
本社 | 〒981-1213 宮城県名取市閖上五丁目5番6号 ※ 東日本大震災の津波で壊滅しました |
亘理工場 |
※ ご連絡・お問い合わせは亘理工場までお願いいたします ※ 〒989-2301 宮城県亘理郡亘理町逢隈中泉字一里原141番地の1 電話番号:0223-34-8358 FAX番号:0223-34-8359 |
マルヤ水産 亘理工場 地図
沿革
1950年 4月 | 個人経営 「まるや」として創業 |
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1967年 6月 | 「マルヤ水産株式会社」に改組 資本金3百万円 鈴木泰成 代表取締役社長に就任 |
1984年 6月 | 鈴木泰成 代表取締役会長に就任 千葉保男 代表取締役社長に就任 |
1984年 8月 | 資本金 8百万円に増資 |
1992年 8月 | 資本金 16百万円に増資 |
1993年 4月 | 亘理工場 竣工 |
2005年 3月 | 『京の粋 海の幸 花乙女』開店 |
2011年 3月 | 東日本大震災で本社工場・倉庫が壊滅 |
2012年 8月 | 亘理工場を拠点に缶詰製造を再開 |
2016年 2月 | 東北の缶詰『CANNED』シリーズを発売。 第1弾の『南三陸産 銀鮭の醤油煮缶詰』が、第40回宮城県水産加工品品評会にて水産庁長官賞を受賞。 |
2018年 2月 | CANNED『南三陸産 牡蠣のしぐれ煮缶詰』が、第42回宮城県水産加工品品評会にて水産庁長官賞を受賞。 |
2020年 6月 | 千葉保男 代表取締役会長に就任 千葉卓也 代表取締役社長に就任 |
2020年 8月 | HACCP認定(大日本水産会) |
2022年 | CANNED『南三陸産 銀鮭の醤油煮缶詰』が、第35回全国水産加工品総合品質審査会にて農林水産大臣賞を受賞。 |