木原誠二官房副長官妻の元夫の遺族3人(父親、長女、次女)が7月20日、司法記者クラブで会見。17年前の安田種雄さんの死について、遺族は「自殺する動機が見つからない。最後に置いてあったナイフの位置が不自然。12年前に再捜査の話を聞いた時は喜んだが、一年も経たない中で捜査が終わった。7月17日付で大塚署に再捜査の上申書を提出。もう一度捜査をしてほしい」と訴えた。
亡くなった安田種雄さんの父(70歳)
種雄は、2002年5月、種雄とおなじ雑誌モデルの女性と結婚。子宝にも恵まれ夫婦関係は良好だったが、関係悪化し2006年には離婚の話がでてきた。
2006年4月9日、息子の携帯に電話しても出ない。いつもは折り返しがくるはずなのに。その日は折り返しがなく違和感あった。
2時間早く目が覚め、夜中の三時ごろに種夫の自宅へ。玄関が空いており、中に入ることができたが、息子は血まみれで、目を見開いたまま倒れていた。血は天上まで飛び散り、右太ももの2,30センチ先には細長いナイフがきちんと置かれていた。
当時の警察は『事件性はないだろう。自殺だろう』と判断。でも種雄の傷は、のど元から肺ににまで達していた。自分をそんな風に刺した上で、足元にナイフをきちんと置いてから絶命するなどということが果たしてありうるだろうか。
『離婚して自分が子どもを育てていきたい』と、『子どもたちを連れてくるからお父さんお母さん一緒に面倒をみてほしい』と前向きに今後のことを語っていたのに、このまま種雄は犬死になって終わってしまうのか。
種雄が亡くなった時もまともに捜査されず闇に葬られ、諦め生きてきました。それが12年後に再捜査して頂けると連絡があった時は心から喜びました。種雄の無念を晴らしてやると誓いました。しかし、捜査が始まり、1年も経たないで捜査の縮小が告げられ、捜査1課の捜査班は解散、大塚警察署へと管轄がうつった。
警察への不信感があり、捜査一課の刑事さんには最初冷たく当たってしまったこともあったが、私たちの家族の思いに親身になり、いまでは感謝しかない。7月17日付けで大塚警察署長に宛てて、再捜査を希望する上申書を提出した。熱い思いで捜査に当たってくれた方々にもう一度仕事をさせてください。
テレビ局や新聞社の皆さまには、この事件に関心を持っていただきたく、広く報じていただきますよう、心よりお願い申し上げます」
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